香港旅行(マカオも対応)におすすめのeSIM徹底ガイド|3〜4日間 – 無制限プラン比較!対応機種やうまく使えない場合とは?

香港旅行(マカオも対応)におすすめのeSIM徹底ガイド|3〜4日間 - 無制限プラン比較!対応機種やうまく使えない場合とは?
Lisa

香港旅行へ行くとき、スマホのインターネットをどう確保するか悩みませんか?

スノーベル

僕の友達はahamoでデータローミングオンにしてサクッと使っていたけど、ahamoは日本での通信がかなり微妙なので他のキャリア使っている人も多いよにゃ。

100万ドルの夜景を目の前にして写真をシェアしようと思ったらネットにつながらない…なんて事態は避けたいですよね。

観光で訪れる方もビジネス出張の方も、香港で快適に通信できる環境は旅の満足度を左右する重要ポイントです。

近年、eSIM(イーシム)という新しい選択肢が普及し始め、香港でもポケットWi-FiやSIMカードに代わる便利な手段として注目を集めています。

スチュアート

eSIMは本当に革命!私のスマホは香港のデュアルSIMを使っていたので使えなくて萎えましたが・・・笑 「eSIM」についての解説も記事内にありますのでぜひ。

この記事では香港旅行向けのおすすめeSIMについて網羅的に解説します。3〜4日間など短期旅行から、データ無制限プラン、マカオも使えるプランまで徹底比較します。

最後まで読めば、自分にピッタリのeSIMプランが見つかり、そのまま購入・利用のイメージまで掴めるはずです。では早速始めましょう!

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目次

香港でネットに接続する方法あれこれ比較

香港でスマホをネットにつなぐ方法はいくつかあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

スクロールできます
方法利点欠点
ポケットWi-Fiをレンタル複数人でシェア可能。日本で事前レンタルすれば現地ですぐ使える。持ち運ぶ荷物が増える。充電が必要。紛失・盗難リスクあり。レンタル料金がやや高め(1日数百円以上)。
現地のプリペイドSIMを購入現地キャリアの回線が使えるため通信品質が安定しやすい。現地で購入・開通の手間。2023年以降、購入時にパスポートで実名登録が必要。SIM入れ替え作業が必要。
日本のスマホのローミングSIMを入れ替えずにそのまま使える。日本の電話番号で着信も可能。通信料が非常に高額(定額パックも割高)。プランによってはデータ容量制限が厳しい。
eSIM(旅行者向けプリペイド)Webで事前購入できる。QRコード読み取りだけで簡単設定。安価。SIM入替不要で日本の番号も待受可。eSIM対応スマホが必要。初めて使う場合は設定に戸惑う可能性もある(※本記事で丁寧に解説します!)。

以上のように、それぞれ一長一短はありますが、総合的に見ると香港旅行にはeSIMの利用がもっともおすすめです。

eSIMなら出発前に日本で準備を済ませておけて、現地に着いた瞬間からサクサク通信できます。また、ポケットWi-Fiのように端末をレンタル・返却する手間もなく、SIMカードのように現地で販売店を探す必要もありません。

そもそもeSIMって何?

Lisa

ねえスノーベル、そもそもeSIMって何なの?聞いたことあるけど、SIMカードとどう違うのかピンと来ないんだよね。

スノーベル

eSIMとは“埋め込み型のSIM”のことにゃ。スマホ本体に内蔵された電子SIMカードで、物理的なSIMカードを差し替えなくても通信契約を切り替えられる仕組みにゃ。

Lisa

ふーん、SIMカードを入れ替えなくていいんだ!ってことは、香港用のSIMカードを別に買って入れる必要がないのね?

スノーベル

その通りにゃ。eSIM対応スマホなら、香港用のデータプランをオンラインで購入して、届いたQRコードを読み取るだけでプロファイルが追加されるんだにゃ。そうすれば今使ってるSIMも抜かずに、日本の電話番号を待ち受けしながらデータ通信だけ現地回線に切り替える、なんて使い方もできるにゃ。

Lisa

なるほど~!日本の家族からの電話やSMSも受けつつ、データ通信は安い香港の回線にできるってわけね。それは便利♪

スノーベル

ビジネス出張でも重宝するにゃ。元の番号で着信を逃さないから、取引先からの電話も安心にゃ。それでいて現地のデータ通信料は格安なんだから、使わない手はないにゃ。

eSIMが香港旅行で人気な理由

以上の会話の通り、eSIMはSIMカードの入れ替え不要で手軽に現地の通信プランを利用できる点が大きなメリットです。

特に香港の場合、2023年以降プリペイドSIM購入時に実名登録(本人確認)が法律で義務化されました。

スチュアート

空港やコンビニでSIMカードを買う場合も、パスポート情報の登録手続きをしなければならず少々面倒です。

一方、旅行者向けのeSIMなら、事前にオンラインで購入時に必要情報を登録したり、一部サービスではあらかじめ登録済みのeSIMを提供しているため、現地で追加の手続きをすることなくデータ通信を開始できます。

Lisa

また、香港旅行ではマカオへ足を延ばす方も多いでしょう。香港・マカオ両方で使えるeSIMであれば、2つの地域をまたいでもSIMの差し替え無しでシームレスに通信できます。後述するおすすめeSIMの中には香港とマカオ両対応のものもあるので、日帰りでマカオ観光を予定している方にもピッタリです。

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スチュアート

では具体的に、香港旅行で使えるおすすめのeSIMサービスやプランを比較しながら見ていきましょう!

香港で使えるおすすめeSIMプラン比較【2025年最新】

香港向けの旅行者向けeSIMを提供しているサービスは数多く存在します。

Lisa

その中から、価格・使いやすさ・対応エリアなど総合的に優れたおすすめeSIM5選を紹介します。各サービスの特徴と香港向けプランの例、メリット・デメリットをまとめたので参考にしてください!

1. KKdayの香港・マカオ対応eSIM(中国本土でも利用可)

特徴:旅行予約サイトKKdayが販売する香港・マカオ向けeSIMです。

中国本土も含めた「中港澳」エリア共通プランで、1日~30日まで滞在日数に合わせた豊富なプランが用意されています。

スチュアート

プランによってデータ容量固定型無制限型があり、例えば「3日間で合計3GB」「5日間で合計5GB」などのプランのほか、「3日間データ無制限(1日あたり高速通信2GBまで)」といったプランも選べます。

日数カウントは初回利用から24時間単位なので、たとえば3日プランを朝10時に使い始めた場合は3日後の同じ時間まで有効です。

おすすめポイント: 最大の利点は中国・マカオでもそのまま使えることです。香港とマカオ両方に行く旅行ではこれ1枚で済みますし、中国本土に行く場合もVPN不要でGoogleやLINEが使える仕様になっています(中国移動などのローミング回線経由で通信)。さらにKKday公式アプリを使えば、iPhoneでワンクリックインストールに対応しており、難しい設定なしにeSIMプロファイルを追加可能です(iOS17.4以上限定機能)。テザリング(データ共有)も端末によりますが利用可能なので、PCや他の端末を接続して仕事をすることもできます。

料金:定価自体リーズナブルですが、KKdayではしばしば割引キャンペーンを実施しています。

記事執筆時点でも「30%割引」といったセールが行われており、お得に購入できます。また、KKdayアプリの初回クーポンが使える場合さらに数百円引きになることも。例えば3日間3GBプランは通常約900円程度ですが、割引適用で600円台と非常にお手頃です。

データ無制限プランも数日間の短期なら1,000円前後から購入できます。コストパフォーマンスの高さは群を抜いているでしょう。

注意点:購入前に自分のスマホがeSIM対応かと、SIMロックがかかっていないか確認が必要です(対応機種やSIMロックについては後述)

また、ごく稀に現地で通信が安定しない場合、端末の再起動や手動でキャリアを「CMCC」「CTM」などに選択し直すと繋がるケースがあります。

Lisa

利用開始前に届くQRコードは事前に日本で読み込んでプロファイル追加まで済ませてOKですが、実際の通信開始は香港に到着してから「回線をオン」にするまでカウントは始まりません。

「アクティベート中」「利用不可」と表示されても慌てず、現地到着後に再度オンにすれば大丈夫です。

こんな人におすすめ!

香港~マカオを周遊する人、中国本土にも立ち寄る人、安く大容量データを使いたい人に最適です。特に短期旅行でデータ使い放題にしたい場合はKKdayの無制限プランが安価でおすすめ。

信頼の大手サイト提供でサポートもしやすく、利用者も多い人気商品なので初めてのeSIM利用でも安心です。実際にKKdayの香港eSIMは累計10万件以上販売され、平均評価も4以上と高評価を得ています。

スノーベル

VPNなしでGoogleやLINE使用可能も可能にゃ。日本とも問題なく引き続き連絡が取れるにゃ。基本的に、変に他と比較しすぎるよりも、KKdayでeSim買えば問題ないと思うにゃ。

2. eSIM-san(イーシムさん) – 1日1GB×日数プランが格安

特徴:eSIM-san(イーシムさん)は日本語で手軽に購入できる旅行者向けeSIMサービスです。香港専用プランとして「1日あたり◯GB利用可」という日次容量タイプのプランを提供しています。

例えば「3日間プラン(1日1GBまで高速通信可能)」であれば、1日1GBまで高速データ通信が可能で、超過後は128kbpsの低速通信に切り替わりますが低速でも無制限に使えます。

スチュアート

128kbpsに耐えられるのならって感じではあります。

この1日1GBプランは3日間で税込729円と非常に安価で、ライトなネット利用なら十分足りる容量でしょう。ネットワークは香港の大手キャリア3HK(ハチソン)を使用しており、市内で安定した通信速度が出るとの利用報告があります。

おすすめポイント:実名登録が不要な点が大きなメリットです。香港ではSIM利用時の本人登録が必要ですが、eSIM-san経由のプランはあらかじめその手続きを代行しているため、ユーザー自身が追加で何か登録する必要はありません。購入するとメールでQRコードが届き、それをスマホで読み取って設定すればすぐに使えます。サイトやサポートも日本語対応なので、英語や中国語が苦手な方でも安心して利用できます。

料金:上述のとおり1日あたり243円程度(729円/3日)の格安価格設定が魅力です。

他にも5日間や7日間など日数に応じたプランが用意されていますが、基本的に1日◯GBという形で容量が増えるため、長くなるほどお得になります。

仮に1日の高速データ上限を超えてしまっても128kbpsに制限されるだけで完全に通信不能にはならないので、地図アプリで現在地を確認する程度なら低速状態でも何とか使えます。

注意点:高速データ容量が1日1GBと決まっているため、動画視聴や大量の画像投稿などヘビーな使い方をすると1日で上限に達する可能性があります。特に移動中にYouTubeで長時間動画を見たりするとすぐ1GBを超えてしまうので注意しましょう(低速化するとSNSの画像表示などもかなり時間がかかります)。もし旅行中にもっと余裕を持って使いたい場合は、eSIM-sanより後述のAiraloやKKdayで上限2~3GB/日のプランを選ぶと安心です。

こんな人におすすめ

とにかく費用を抑えたいバックパッカーや短期旅行者、普段からデータ節約に慣れている人に向いています。地図検索やLINE程度であれば1日1GBで足りますし、日本語で簡単に買えるのでeSIM初心者にも優しいサービスです。

3. Airalo(エアロ) – 定番のグローバルeSIMアプリ

特徴:Airaloは世界各国のプリペイドeSIMを購入できる有名なアプリサービスです。

香港専用のプラン「Hkmobile」は1GB/7日~10GB/30日など複数の容量から選べ、必要に応じてアプリから追加チャージも簡単にできます。

スチュアート

7日間1GBが約5ドル(約600円弱)から、最大10GB/30日で19ドル程度と、比較的リーズナブルな価格設定です(為替レートによります)。

Airaloの香港eSIMは香港のキャリアCSLの回線を利用しており、4G通信で市内なら概ね快適に繋がります。最近は30日間データ無制限プラン(初期高速1GB/日、以降は1Mbps制限)といった大容量利用者向けのプランも追加され、一層選択肢が広がっています。

おすすめポイント専用アプリから購入~インストールまで完結する手軽さが魅力です。スマホにAiraloアプリを入れておけば、香港に限らず世界中の渡航先で使えるeSIMをその場で購入可能。しかもアプリから直接eSIMのインストールができるため、QRコードを別端末で表示する必要すらありません(もちろんQRコード発行でPCメール経由の設定も可能)。日本語表示にも対応しており、サポートも充実しています。クレジットカードだけでなくApple Pay/Google Payで支払いできるのも便利です。

料金:上でも触れた通り、短期少容量プランが格安です。

例えば3GB/30日プランは8.5ドル(約1,200円前後)とお手頃で、旅行日数に合わせた容量を無駄なく選べます。

Airaloでは友人紹介コードやプロモコードによる割引制度もあり、初回利用時に適用すると数ドル~15%程度の割引を受けられます。定期的にキャンペーンも開催されているので、上手く使えばさらにコスパ良く利用できます。

注意点:支払い通貨が基本的に米ドル建てになるため為替レートによっては若干割高に感じる場合もあります。また、使用開始のタイミングに注意が必要です。Airaloではプランの有効化を「購入後○日以内に開始」のように設定できますが、原則として現地で最初に通信を始めた時点で日数カウントがスタートします。裏を返せば、渡航前にプロファイルを入れておいても現地到着までモバイルデータ通信をオフにしておけば大丈夫です。なお香港プランは香港のみ有効でマカオでは使えないため、マカオにも行く場合はAiralo上で別途マカオ用eSIMを購入するか、最初から広域地域プラン(Airaloの「Asialink」プランなど)を検討しましょう。

こんな人におすすめ!

安定した実績のあるサービスを使いたい人、長期で5~10GB程度のまとまったデータ通信が必要な人に適しています。アプリひとつで世界中のeSIM管理ができるので、香港以外にも複数国を回る旅行者や海外出張の多い方にもAiraloは重宝します。

4. Nomad(ノマド) – 日本語対応の格安eSIMサービス

特徴Nomadは近年台頭してきたグローバルeSIMプロバイダで、対応国やプラン数が急増中の注目サービスです。

香港向けには1GB/7日~20GB/45日まで合計6種類のデータ量プランがあり、例えば5GB/30日が12ドル、10GB/30日が18ドル、20GB/45日が25ドルと大容量になるほどGB単価が下がる低価格路線が特徴です。

Lisa

2023年にはアプリ・サイトともに日本語表示に対応し、日本人にも使いやすくなりました。Nomadの香港eSIMはCSLのLTE回線に接続され、速度・安定性ともに良好です。

IPアドレスも香港のものが割り当てられるため、遅延(Ping値)も小さくオンライン会議などにも十分耐えるクオリティとの評価があります。

おすすめポイントとにかく料金が安いことが最大の魅力です。特に5GB以上使う場合のコストパフォーマンスはトップクラスで、プロモコード(例:「ESIMDB3」で3ドルOFFなど)があればさらに割引も可能です。また、Nomadも専用アプリから購入・管理が可能で、データ残量のリアルタイム確認や追加チャージもアプリ上でワンタップですぐ完了します。マカオも香港プランの対象エリアに含まれているため、Nomadの香港eSIMひとつでマカオでも通信OKなのも嬉しいポイントです。

料金:前述の通り非常に安価で、例えば3GB/30日が9ドル(約1,300円)程度、15GB/30日でも20ドル(約2,800円)ほどです。

長期滞在やデジタルノマド的な大量データ消費にも対応できる価格設定と言えます。支払いはクレジットカードの他、Apple/Google Payにも対応しています。

注意点:Nomadを利用する上で一点気を付けたいのは、購入後に自分でアクティベーション(有効化)操作をする必要があることです。他の多くのeSIMはQRコード読み取り=即有効化になりますが、Nomadではアプリ(またはWebサイト)上で「Activate(今すぐ有効化)」ボタンを押してプランを開始する仕組みです。この操作を渡航前に済ませておかないと、現地に着いてもデータ通信が始まらないので注意が必要です(逆に言えば出発直前まで開始時期を自分でコントロールできます)。加えて、香港到着後はeSIM回線の「データローミング」をオンにすることもお忘れなく。これらの手順さえ踏めば難しくはありません。

こんな人におすすめ

とにかく大容量データを安く使いたい人、香港とマカオをまたぐ長めの旅行をする人にピッタリです。日本語対応の格安サービスなので、Airalo等と比較検討して料金重視ならNomadを選ぶ価値は高いでしょう。

5. Holafly(ホラフライ) – データ使い放題プランが魅力

特徴Holaflyは欧州発の旅行者向けeSIMプロバイダで、完全データ使い放題を謳うプランを各国向けに提供しています。

香港向けeSIMも日数指定で無制限データが使えるプランになっており、例えば3日間・5日間・7日間…といったプランすべて高速データ無制限です(利用キャリアのフェアユースにより極端な大容量消費時は速度制限の可能性あり)。

スチュアート

追加でSNS使い放題オプションなどはありませんが、純粋に通信量を気にせず使える点で他社とは一線を画します。Holaflyの香港eSIMは主にSmarToneなどの5G/4Gネットワークに接続され、高速通信が可能です。

おすすめポイント:何と言ってもデータ残量を気にしなくて良い安心感です。旅行中に動画やライブ配信を楽しみたい、仕事で大容量ファイルを送受信する必要がある、といったヘビーユーザーでも安心の大容量プランといえます。設定もQRコードを読み込んで有効化するだけと簡単で、アプリも提供されています。利用開始から日数カウントが始まり、プラン日数内であれば毎日どれだけ使っても追加料金は一切かかりません。またHolaflyは万一旅程変更で使わなくなった場合に6ヶ月以内なら返金保証があるのも独自のサービスです。

料金:無制限ゆえに価格は他の従量プランより高めで、例として5日間プランは約19ドル(2,500円前後)となっています。

ですが「データ容量追加の心配が不要」という価値を考えると妥当とも言えます。Holaflyでは随時割引プロモーションも行われており、公式サイトでクーポンコードを適用すると数%オフになることがあります。タイミングが合えばさらにお得に利用できるでしょう。

注意点テザリング利用時には1日あたり500MBまでといった内部仕様があります。スマホ単体での利用は無制限ですが、ポケットWi-Fi代わりにノートPCなど複数端末を繋いで大量通信すると制限される可能性があるので注意してください。またHolaflyは香港単体のほか「中国+香港+マカオ」など地域統合プランもありますが、中国本土での利用時は別途VPNを用意しないとGoogle等が使えないケースも考えられます(プランによって挙動が異なるため、公式情報を確認の上でご利用ください)。

こんな人におすすめ!

「通信量を一切気にせず存分にネットを使いたい!」という人に最適です。多少料金が高くても、ストレスフリーで動画視聴やリモートワークをしたい方にはHolaflyの無制限プランが心強いでしょう。逆に言えばライトユーザーにはオーバースペック気味なので、普段のデータ使用量と旅行日程を照らし合わせて必要か判断すると良いです。

滞在日数別・香港eSIMプランの選び方

旅行の日数に合ったプラン選びも重要です。日数ごとに適切なプラン選択のポイントを解説します。

香港 eSIM 2日間

現状、多くのeSIMサービスでは最短プランが3日間~となっています。2日間だけの滞在の場合でも3日プランを購入し、実質2日間使って帰国する形になります(期間内に使い切れなくても仕方ないと割り切る)。

Lisa

料金的には3日プランでも数百円程度なので、大きな無駄にはなりません。逆に1日単位のHolaflyなどを除き2日専用は少ないため、迷ったら3日間プランを選んでOKです。

香港 eSIM 3日間

2泊3日の旅行は需要が高く、各社3日プランを用意しています。おすすめはKKdayの3日間データ無制限プランです。

スチュアート

1日あたり2GBの高速通信ができますので、3日間たっぷりネットを使いたい方にピッタリでしょう。または前述のeSIM-sanの1日1GB×3日プラン(計3GB)も価格重視なら魅力です。

香港 eSIM 4日間

微妙に中途半端な4日間の場合、選択が分かれます。KKdayには5日間プランがありますので余裕を見て5日プランを購入するのが無難です。

実際に3泊4日でKKdayの3日プランを使った方は「4日目の朝に通信期限が切れてしまった」との報告もありました。そのため4日滞在なら5日プランで丸ごとカバーする方が安心です。

Lisa

AiraloやNomadなら30日有効プランなので4日程度は問題なく、必要容量を見積もって3GBや5GBプランを選ぶと良いでしょう。

香港 eSIM 5日間

5日以上になると各社1週間(7日)プランやKKdayの5日プランが活躍します。

旅行中のネット利用量にもよりますが、5日間で使うデータはだいたい4~6GB程度という人が多いです。例えばホテルWi-Fiを併用しつつ観光中にマップやSNS中心なら5GBで足ります。

スチュアート

一方、常に動画視聴やテレワーク的にPC接続するなら無制限プランか10GB以上が安心です。5日間滞在ならKKdayの5日データプラン(総容量5GB)が手頃でおすすめですが、不安ならNomadの10GBプランなどを検討しましょう。

1週間~10日間

1週間や8日間滞在の場合、KKdayでは7日プラン8日プランが選べます。

8日プランがあるのは珍しく、1週間超の旅行者に配慮されていますね。7日前後では合計8~10GB程度あると余裕を持って過ごせます。Nomadの10GB/30日プランやAiraloの10GB/30日プランがちょうどよいサイズです。

スチュアート

Holaflyで7日間無制限にしてしまう手もあります。

2週間~1か月

Lisa

14日や30日など長期滞在では、KKdayの14日プラン・30日プランが用意されています。

長期ほど総データ容量も大きくなるので、Nomadの20GB/45日プランやAiraloの20GB/30日プランなど大容量を検討しましょう。30日で20GBあれば1日あたり0.66GBペースですが、動画さえ控えめにすれば意外と収まる人も多いです。

もし足りなくなってもこれらサービスは追加チャージ可能です。

以上をまとめると、「滞在日数が短いほどデータ無制限系プランで快適さ優先、長くなるほど容量単価の安い大容量プランで経済性優先」という選び方がおすすめです。自分の旅のスタイル(ネット依存度)に合わせて、最適なプランを選びましょう。

eSIM利用時の注意点・よくある質問

最後に、香港でeSIMを利用する際に知っておきたい注意事項やQ&Aをまとめます。初めてeSIMを使う方も、ここを押さえておけばトラブルなく快適に利用できるはずです。

Q1. 自分のスマホがeSIM対応機種かどうか確認する方法は?
A: iPhoneの場合、XS以降のモデル(XR含む)および第2世代SE以降がeSIM対応です。Androidの場合、Google Pixelシリーズは3以降、Samsung GalaxyはS20以降の多くのモデル、その他XperiaやOPPO、HUAWEIの上位機種など2020年頃以降のスマホには搭載が増えています。確認方法としては、スマホの「設定」から「モバイル通信」や「通信プランを追加」といった項目があるか探してみてください。もし表示があればeSIM対応機種です。また各サービスの公式サイトに対応機種一覧が載っているので、購入前にチェックすると確実です。

Q2. SIMロックがかかっている端末でも使えますか?
A: 基本的にSIMフリー(SIMロック解除済み)の端末でないと海外のeSIMは利用できません。日本のキャリアで購入したスマホは購入後100日経過でSIMロック解除可能ですので、マイページやショップで手続きをしておきましょう(最近のモデルや楽天モバイル端末等は最初からSIMフリーのものもあります)。ロック状態だと他社回線を受け付けないため、せっかくeSIMを入れても通信できません。出発前に必ず確認を!

Q3. eSIMをインストールするタイミングはいつが良いですか?
A: 事前に日本でインストール(QRコード読み取りによるプロファイル追加)を済ませておくことを推奨します。空港や機内などネットのある環境であらかじめ設定だけ完了させておけば、香港到着後はそのeSIM回線を「オン」にするだけで接続できます。インストールだけでは日数カウントは始まりませんので安心してください(多くのサービスは現地で通信開始した時点を起点に有効期間がカウントされます)。ただしNomadのように手動で有効化が必要なケースもあるため、サービスごとの指示に従いましょう。

Q4. 香港に着いたのにeSIMが「圏外」や「アクティベート中」で繋がりません!
A: 落ち着いて、以下を順に確認してください。1) スマホのモバイルデータ通信の設定でeSIM側の回線がオンになっているか。2) その回線の「データローミング」が有効になっているか(海外ではローミング許可しないと繋がりません)。3) 再起動を試す。それでもダメなら4) 手動でネットワーク検索を行い、現地キャリア(CMHK/CSL/3HKなど契約に応じた名前)を選択してみる。多くの場合、これで改善します。まれに香港では実名登録未完了だと通信不可の状態が続く場合があります。この場合、SMS等で届いたリンクからパスポート情報登録を行えば解除されます(KKday等の最新プランでは不要なケースが増えています)。それでも使えなければ購入元のカスタマーサポートに連絡しましょう。

Q5. LINEやGoogleマップ、YouTubeなどは普通に使えますか?
A: 香港ではこれら主要サービスは規制なく使えますので、eSIM経由でも日本と同じように利用可能です。速度も4G/5G回線ですので動画も問題なく視聴できます。ただし中国本土に入るとLINEやGoogleは通常は使えなくなります。KKdayのeSIMのように「VPNなしでGoogle利用可」と明記されているものは、中国本土でも香港経由のローミングで繋がるため特別に使えるケースがあります(貴重な機能です)。TikTokやWechatなど一部アプリは、中国系とグローバル版の違いで利用に制限が出る場合もありますが、香港内の使用であれば概ね心配いりません。

Q6. eSIMを使い終わった後、日本に帰ったら何か設定は必要ですか?
A: 帰国後はモバイルデータ通信を元の日本のSIM(主回線)に戻せばOKです。使い終わったeSIMプロファイルは残っていても害はありませんが、不要なら端末の設定から削除できます(次の海外旅行まで取っておくことも可能です)。なおeSIMは基本使い回しできず使い捨てなので、プラン期限が切れたらそのプロファイルは通信できなくなります。また別の端末に移すこともできません。同じサービスで再度使う場合は、新しくプランを購入して追加する形になります。

まとめ:香港旅行はeSIMで快適ネット利用を!最後に

香港・マカオ旅行向けのeSIMについて、メリットや各サービスの比較、選び方のポイントを詳しく解説してきました。最後にもう一度ポイントを振り返ります。

  • eSIMならSIMカード不要で現地回線に接続可能。香港旅行では実名登録の手間も省けて便利です。
  • KKdayの香港・マカオeSIMは中国本土でも使える柔軟さとリーズナブルな無制限プランでイチオシ。割引を利用すればさらにお得です。
  • そのほかeSIM-san(安価で1GB/日プラン)Airalo(定番で信頼性高い)Nomad(大容量が安い)、Holafly(完全データ無制限)といった選択肢があり、自分の用途に合わせて選べます。
  • 旅行日数に応じた最適プランを選び、短期なら快適さ優先、長期なら容量単価を重視して計画的にデータを使いましょう。
  • 事前準備(対応機種確認・SIMロック解除・設定)を怠らず、現地では焦らず設定を確認すれば、「繋がらない!」というトラブルも防げます。

スマホの通信環境が整えば、香港の旅はより安心で充実したものになります。美しい夜景をSNSにアップしたり、グルメ情報を検索したり、仕事のメールチェックまで、ストレスなくこなせるでしょう。

ぜひ本記事を参考に、ご自身にベストな香港eSIMプランを見つけてみてください。

Lisa

香港の空の下、快適なネット環境で楽しい旅となることを願っています!樂旅~(ラッフォー、楽しい旅を!)

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