香港・マカオのゴルフ場ガイド ~ 主要コース情報(各クラブ比較)・料金と予約方法、打ちっぱなしなど香港ゴルフ事情まとめ

香港・マカオのゴルフ場ガイド ~ 主要コース情報(マカオと比較)・料金と予約方法、打ちっぱなしなど香港ゴルフ事情まとめ
Lisa

香港って小さな島に高層ビルを詰め込んだってイメージが強い国だけど、ゴルフなんてやる場所あるの?

スノーベル

実はあるにゃ。というか香港の40%は自然保護区で、ハイキングやマリンアクティビティがとても活発な国なのにゃ。あんな小さな街にいたら頭が狂っちゃうので、みんな引くほど運動しているにゃ

スチュアート

それでは香港のゴルフ事情から、具体的なコースや料金なども見ていきましょう。

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目次

香港のゴルフ事情(プレー環境・シーズン・文化)

香港は土地が狭く、ゴルフコースの数がわずか6か所程度しかありません。

そのためプレー料金や会員権が非常に高額で、ゴルフは香港では贅沢なスポーツとされています。またコース数が少ない分、週末の予約取得は非常に困難です。

特に一般開放されているコースは限られるため、旅行者がプレーする場合は平日利用が基本となります。

スチュアート

駐在員も予約を取るために1週間前の予約開始からPC前に張り付いてますからね(笑)軽いノリではコースまでは辿り着けません。旅行者でも、現地に友人がいれば予約を取ってもらい、プレーは可能です。ただ、香港IDがないため割高になります。

プレーシーズンとしては、香港は亜熱帯気候のため通年でプレー可能です。真夏(6~9月)は高温多湿で気温30℃を超え、午後には雷雨や台風もあり得ます。

スノーベル

マジで熱中症になるので、大量に水を持っていくことにゃ。

一方、10~3月の秋冬〜春は温暖で乾燥しており、ゴルフには最適な季節です(冬場でも15~20℃前後)。日没時間は夏19時頃、冬18時前後なので、季節によっては薄暮プレー(トワイライト)の時間帯設定もあります。

ゴルフ文化・マナーの面では、基本的なルールやマナーは日本と同様です。ただ香港の会員制クラブではドレスコードが厳格に定められており(襟付きシャツ着用など)、ビジターも遵守が必要です。

スチュアート

とはいえ相当格式の高いゴルフクラブ以外は結構ラフでOKです。

またキャディ制度について、香港の公共コース(後述のカウサイチャウなど)には原則キャディはおらずカートまたは手引きカート利用ですが、会員制クラブではキャディを利用できます。

Lisa

手引き地獄〜!

スノーベル

カートなんて甘えにゃ。限界を越えるために手引き一択にゃ。死にかけることでさらに強くなるにゃ。

香港ゴルフクラブではチップ禁止で定額制のキャディフィーとなっているなど独自のルールもあります。

プレーには有効なハンデキャップ証明の提示が求められる場合があります(特に公共コースでは未所持者に講習受講を義務付け)。限られたコースを皆で共有するためスロープレー防止への意識も高く、4時間半以内のラウンドを心掛けるよう案内されています。

スチュアート

ハンディキャップ証明の登録は楽天ゴルフで結構サクッと発行できます。香港在住の方でゴルフを始める方もこれでやれば良いかと。

香港の主要ゴルフコース一覧(公共・会員制・リゾート)

香港にあるゴルフコースは、大きく公共コース会員制プライベートコースに分けられます。

Lisa

ここでは主要なゴルフ場について、アクセス方法や予約方法、料金体系を紹介します。旅行者や非会員でもプレー可能なコースと、会員同伴が必要なコースがあるので注意しましょう。

スクロールできます
コース名ビジター平日料金(HK$)週末料金(HK$)ホール数中環駅から会員同伴予約受付備考公式
Jockey Club Kau Sai Chau Public Golf Course1,130〜1,2801,460〜1,61054約55分(車+フェリー)不要オンライン/14日前〜ハンディ54以内。南コースは平日ハンディ不要サイトへ
Clearwater Bay Golf & Country Club平日午前のみ2,20018約40分(車)不要Webフォーム/30日前〜ハンディ36以下(女性40)。9:30〜11:30スタート限定サイトへ
Hong Kong Golf Club — Fanling平日のみ1,90054約50分(車)不要メール/30日前〜入境45日以内の旅行者限定。ハンディ証明必須サイトへ
Hong Kong Golf Club — Deep Water Bay平日のみ8009(×2で18)約15分(車)不要電話/7日前〜市街地に最も近い海沿いコースサイトへ
Discovery Bay Golf Club枠わずか1,6003,00027約40分(フェリー+バス)必要会員経由/14日前〜ハンディ証明必須。主に火・木にビジター枠サイトへ
Shek O Country Club不可18約40分(車)招待のみメンバー限定の超プライベートクラブ
Macau Golf & Country Club1,7002,20018約85分(フェリー+車)不要電話/平日90日前・週末10日前〜キャディ必須(約MOP470)。リゾート型サイトへ
Macau International Golf Club (Caesars)1,5802,15018約80分(フェリー+車)不要電話/代理店30日前〜カート・キャディ込み。フラットなリンクス風サイトへ

アクセス時間は MTR 中環駅を起点とした最短ドアツードア目安(2025年5月確認)。料金は変更される場合があります。

ジョッキークラブ・カウサイチャウ公共ゴルフコース(Jockey Club Kau Sai Chau Public Golf Course)

香港唯一の公共(パブリック)ゴルフコースで、会員権不要で誰でもプレー可能なため旅行者や駐在員の強い味方です。

スノーベル

日本人駐在員は基本ここにいくにゃ。でも遠いのよにゃ

場所は新界の西貢(サイクン)沖にあるカウサイチャウ島で、行き方は西貢町の埠頭から専用フェリー(20分毎運航、往復HK$75)に乗り15分、島に到着後はゴルフ場送迎バスで5分ほどです。

香港中心部から西貢まではタクシーやバスで約1時間かかります。

コース概要: 18ホールのチャンピオンコースが3コース(東コース・北コース・南コース)あり、計54ホールを擁します。東コースが最も難易度が高く、北・南コースはやや易しめです。南コースは乗用カートまたは手引きカート選択可、北コースは手引きカートのみ、東コースは乗用カート必須となっています。島内には練習場やレストランも完備されています。

スノーベル

北・南コースは優しいといえど初心者は池ぽちゃしまくって心が折れるにゃ。ボールをいっぱい持っていくにゃ

スチュアート

(練習していきなさい、とかじゃないんだ)

料金体系: 公共コースとはいえ予約必須で非常に人気が高く、特に土日枠は早期に埋まります。「香港ゴルフ 料金」で検索される方も多いですが、プレー費用は曜日と利用者区分(香港ID所持か否か)で異なります。目安としてビジター(非HKID保持者)のグリーンフィーは、18ホールで平日約HK$1,150~1,280、土日祝はHK$1,460~1,610ほどです(コースにより東コースが最高額)。

香港在住者(HKID所持者)はこの料金から約20%程度割引が適用されます。9ホールプレーも可能で、南コース9ホールの場合ビジターで約HK$800弱です。なお予約方法は公式サイト(オンライン予約)や電話で行います。ハンデキャップ未取得者は平日に開催される講習を受講し「コース許可証(プレーパス)」を取得することでプレー可能となります。

クリアウォーターベイ ゴルフ&カントリークラブ(Clearwater Bay G&CC)

クリアウォーターベイ ゴルフ&カントリークラブ(Clearwater Bay G&CC) 【クリアウォーターベイ ゴルフ】
Lisa

香港を代表する名門シーサイドコースで、九龍半島の東端、清水湾(クリアウォーターベイ)エリアに位置します。

全ホールから海が望める絶景が特徴で、そのドラマチックな海岸線は「まるでペブルビーチのようだ」と評されアジアトップ10コースにも選ばれました。

付帯施設も充実しており、18ホールのメインコースに加えて9ホールの短いエグゼクティブコース、マリーナ(ヨットハーバー)やプール、キッズルーム、テニスコート、スパ・ジムまで備える総合リゾートクラブです。

スチュアート

香港に住んでいるなら一度は行っておきたいクラブですね!

利用条件: プライベート会員制クラブですが、平日午前中に限りビジターの受け入れ枠があります。毎週月曜・火曜・木曜・金曜の9:30~11:30スタートに限り、会員でなくてもラウンド可能です(※水曜と土日祝はビジター不可)。事前にクラブへ予約申し込みが必要で、ハンデキャップ証明の提示も求められます。会員権価格はHK$180万以上といわれる超高級クラブで、ビジター料金も高額です。

料金: グリーンフィー(ビジター)は18ホールでHK$2,200前後となっており、香港ID所持者には若干割引料金(HK$1,600程度)が適用されます。料金にはカート代が含まれ、キャディ希望の場合は別途手配となります。プレーには公式ハンデ36以下程度が必要です(要証明)。アクセスは市街地からタクシーで約1時間(Clearwater BayまでMTR坑口駅からタクシー15分ほど)。雄大な南シナ海を眺めながらのプレーは格別で、香港滞在のゴルフ経験として一度は挑戦する価値のあるコースです。

香港ゴルフクラブ(Hong Kong Golf Club)【ファンリング&ディープウォーターベイ】

香港最古の伝統を誇る名門クラブで、1889年創設という歴史があります。香港ゴルフクラブはファンリング(Fanling)ディープウォーターベイ(Deep Water Bay)の2か所にコースを持っています。

スノーベル

Hong Kong Golf Clubは、例えば2025年は「LIV Golf Hong Kong 2025」など大会が開催されるなど、世界的に有名プレイヤーのPlayを見る機会があったりします。

ファンリング本コース(Fanling):

新界の粉嶺地区にある3つの18ホールコース(オールド、ニュー、エデン)を擁します。

毎年プロトーナメント「香港オープン」が開催されてきたチャンピオンシップコースであり、植民地時代からの格式を感じるクラブハウスも魅力です。

Lisa

基本的にメンバー(会員)制ですが、平日に限り非会員ビジターの受け入れがあります。ビジターは1ヶ月前から問い合わせ可能で、プレー当日は観光入境後45日以内であること(短期滞在の旅行者である証明)やハンデ証明の提示が条件となります。

グリーンフィーはビジターの場合18ホールHK$2,200(平日、一組にビジターが含まれる場合は同額を全員適用)で、15時以降の薄暮はHK$1,200に割引されます。

香港ID保有者は割引料金(18H HK$1,300程度)が設定されています。キャディ制度があり、シニアキャディHK$555などランク別定額制(チップ禁止)です。

予約はクラブにメールで打診し枠が空いていれば受け入れてもらえる形です。アクセスは中環から車で約40~50分、またはMTR粉嶺駅からタクシー10分程度。

ディープウォーターベイ9ホール(Deep Water Bay):

香港島南部の深水湾に位置する9ホールコースです。

スチュアート

香港ゴルフクラブのサブコース扱いですが、都会に近く景観も良いことから人気があります。9ホールをティーボックスを変えて2周することで18ホール相当のラウンドが可能です。

平日であれば非会員のみでもプレー可能とされます(要問い合わせ)。グリーンフィーはHKID所持者で18H相当HK$700前後。

ビジター料金は公表されていませんがファンリング同様一組HK$2,000程度になる可能性があります。アクセスは中環からタクシーで20分ほどと利便性が高いです。

※香港ゴルフクラブは近年、ファンリングの一部コースが住宅開発のため政府収用される計画があり話題となりました。今後コース縮小の可能性もありますが、現状ビジター受け入れは継続されています。

ディスカバリー ベイ ゴルフクラブ(Discovery Bay Golf Club)

Lisa

ランタオ島のディスカバリーベイ地区の山上に広がる27ホール(9ホール×3コース)のゴルフクラブです。

ダイヤモンド、ルビー、ジェイドという特徴ある3コースがあり、雄大なランタオ山と南シナ海、さらには遠く香港島やディズニーランドまで見渡せるパノラマ景観が魅力です。起伏に富んだ丘陵地に作られており、風が強い日にはクラブ選択が難しく戦略性の高いコースです。

利用条件: 会員制クラブのため基本は会員同伴が必要ですが、平日に限りビジターのみでもプレー可とされています(要事前予約かつクラブ承認・ハンデカード提示が条件)。週末(土日)は原則ビジター利用不可です。現在ビジター受け入れを一時停止しているとの情報もあり、最新状況はクラブに問い合わせる必要があります。

料金: ビジターの場合、メンバーの紹介または承認が必要で、グリーンフィーは平日18ホール HK$1,500程度(メンバーゲスト料金)です。週末はビジター不可ですが、仮にプレーできる場合HK$3,000と高額になります。料金にはカート・ロッカー代含む。アクセスは香港島中環フェリー埠頭からディスカバリーベイ行きフェリーで約30分、到着後クラブハウス行きシャトルバスで10分程度です。または香港国際空港からDB行きバス(30分毎、約30分乗車)で直接向かうこともできます。海路でフェリーに揺られて行くゴルフ場というユニークさも香港らしい体験でしょう。

シャーコー ゴルフ&カントリークラブ(Shek O Country Club)

香港島の南東端、石澳(シャーコー)地区の海沿いに位置する18ホールのプライベートコースです。断崖やビーチを望む美しい景観ですが、完全会員制ビジタープレーは会員同伴でも平日含め基本不可という非常にクローズドなクラブです。

スチュアート

排他的で清々しい

そのため一般旅行者がプレーする機会はほとんどありません。

コースは古くからある比較的短い丘陵コースで、クラブハウスも小規模ながら由緒ある佇まいです。アクセスは車で市街地から約40分(公共交通は不便)。

ここでプレーできるのは限られた招待客のみと割り切って、観光としては付近の景勝地「石澳ビーチ」のついでに「ここにゴルフ場がある」程度に留めるのが現実的です。

参考: かつて香港国際空港そばにスカイシティ・ナインイーグルス・ゴルフコース(SkyCity Nine Eagles Golf Course)という9ホールコースが存在しましたが、2015年に営業終了し現在は閉鎖されています。

香港のゴルフ練習場(打ちっぱなし)事情

コース数同様に練習場(打ちっぱなし)の数も香港では非常に少ないのが現状です。市街地にあった練習施設も再開発で次々閉鎖され、現在利用できる主な練習場は以下の通りです。

PGAデベロップメントセンター Waterfall(ウォーターフォール)

– 九龍のオリンピック駅直結の商業施設「オリンピアンシティ」屋上にある大型ゴルフレンジです。

3階建て・合計45打席の近代的な屋外練習場で、トップトレーサー(弾道測定追跡システム)を全席導入しているのが特徴です。距離は100ヤード弱とフルショットはできませんが、弾道データがスクリーン表示されるため実質的にトップゴルフのような体験型レンジになっています。

Lisa

料金は1時間HK$150程度で球打ち放題(ボール補充もスタッフが随時行ってくれる)。市内にあり設備も綺麗で、カフェやパッティング・アプローチ練習エリア(別料金)も併設しています。最近は金額も少々上がってきてるので確認してください。年会員になるともっと安くなります。

MTRオリンピック駅から徒歩1分という利便性もあって、現在香港で最も人気の公共ゴルフレンジです。

スノーベル

ここはマジで便利にゃ、使い勝手も良いし。ここに通うためだけにオリンピックに住むことも検討したにゃ。

屯門(Tuen Mun)ゴルフセンター

– 新界西部の屯門にある政府運営の屋外練習場です。比較的広いレンジで打席数も多く、ボールを遠くまで飛ばせます。

料金は1時間HK$48(昼間、一般)と格安で球も打ち放題。ただし市街地から遠くMTR屯門駅からさらにバスかタクシーで10分以上かかります。車がある地元ゴルファー向けと言えるでしょう。

スチュアート

ちょっと遠いけど、ドライバーが好きな人は大自然に打ち込める感じが気持ち良いと思います。というかマジで安いのでグループでピクニック気分で行くのが良さそうですね。

併設の天然芝アプローチエリアは2023年から改修工事中です。

和宜合道(Wo Yi Hop Road)練習場

– 新界葵涌エリアにある公共レンジ。15打席と規模は小さいですが、60ヤードほどの距離でショートゲーム中心の練習ができます。料金体系は屯門と同様で1時間HK$48程度です。

カウサイチャウ ゴルフ場練習場

– 前述のカウサイチャウ島のコースには250ヤードのレンジがあります。

フェリー代を払ってでも一般利用する価値があるほど景色が良い練習場ですが、基本的にはコース利用者向けです。島内の練習場だけを目的に訪れる人もいますが、アクセスの手間を考えると効率的ではありません。

スノーベル

コースに出る前に練習するところだにゃ

室内シミュレーションゴルフ施設

– 上記以外に、香港市内にはインドアのゴルフシミュレーター施設が数多くあります。

例えば「Shots Factory(上環/湾仔)」「7Iron(太古)」「Golfzon(銅鑼湾 等)」「Golftec」などがあり、1時間HK$200~500前後で個室シミュレーター打席をレンタルできます。

雨天や夜間でも気軽に練習できるため、駐在員を含め利用者も多いです。特にゴルフゾン(Golfzon)は中環や旺角など複数店舗を展開し人気です。

室内とはいえ本格的なシミュレーションでスイング解析やコーチレッスンを受けられる施設もあります。自宅にクラブを持ち帰れない旅行者でも、これら室内施設ならクラブレンタルも可能なので手ぶらでOKです。

総じて香港で打ちっぱなし練習をするには選択肢が限られます。できれば平日日中の空いている時間帯を狙うか、最新設備の整った市内インドアレンジを活用すると良いでしょう。

スノーベル

ぶっちゃけシミュレーターゴルフは打ってて気持ち良くないので自分の中では完全に却下

スチュアート

(だから説明に気持ち入ってないんだ)

香港のゴルフショップ情報

香港でゴルフ用品を購入したい場合、知っておくべきエリアがあります。

特に尖沙咀(チムサーチョイ)・漢口道(Hankow Road)周辺は、ゴルフショップが密集する“香港のゴルフ街”です。漢口道沿いには「Hankow Golf」「Golf Island」「Super Golf」など6~7軒ものショップが並んでおり、クラブからボール、アクセサリまで一通り揃います。

Lisa

これらの店は観光客向けの要素も強く、価格は総じて高めで新品クラブが日本国内より割高なこともあります。

スノーベル

場合によっては型落ちモデルや並行輸入品を安く買えることもありますが、掘り出し物を期待して訪れるよりは「緊急で必要な用品を現地調達する」際に利用するのが良いにゃ。日本人は日本で買ってガッツで香港に持ってくるのをおすすめするにゃ、高すぎるにゃ。

香港島側では、銅鑼湾(コーズウェイベイ)や中環・金鐘エリアにゴルフ用品店があります。

たとえば日本メーカーの本間ゴルフは銅鑼湾のリーシアターに直営店を構えています。また大手ショップチェーンでは「Golf House」がタイクーや尖沙咀パークレーンなど複数のショッピングモール内に店舗を展開していました。

他にもゴルフパートナー(中古クラブ取扱)や、カスタムシャフトで有名なBGTショップ(銅鑼湾)など専門店も点在しています。

香港のゴルフショップは日本ほど数は多くありませんが、尖沙咀に行けば一通り揃うと言われるほど集中しています。

スチュアート

ただしブログ報告にもあるように「最近は日本人ゴルファーの姿も減り、店員は北京語や韓国語で話しかけてくる」との声もあり、日本語対応は期待せず英語または中国語でのコミュニケーションになるでしょう。

スノーベル

駐在員ならそれくらい楽勝にゃ

品揃えは最新クラブから中古まで幅広いので、香港滞在中にゴルフショップ巡りをしてみるのも面白いかもしれません。

マカオのゴルフ場と料金

香港から日帰りや週末旅行でマカオへ渡り、ゴルフをプレーするのも人気の選択肢です。

マカオには現在18ホールのゴルフコースが2か所あります。香港のコースと比較すると予約が取りやすく、リゾート感あふれる環境でプレーできるのが魅力です。

シーザース・ゴルフ・クラブ(Caesars Golf Macau / Macau International Golf)

コタイ地区南端、マカオのカジノホテル群のすぐ近くに位置するリンクス風コースです。

スチュアート

もともと「オリエントゴルフクラブ」として開場し、一時期米カジノ企業シーザーズが運営していたためこの名称で呼ばれます。現在は「マカオ国際ゴルフクラブ」とも称され、ビジターに開放されたセミプライベートコースです。

ほぼフラットな地形で池やバンカーが点在し、初心者~中級者が楽しめるレイアウトになっています。18ホールPar71。

料金: ビジターは平日HK$1,500前後、週末HK$2,100前後でラウンドできます。ゴルフ代理店経由の予約パッケージ(送迎付きなど)では平日HK$1,580、週末HK$2,150といった料金設定も見られます。料金にはカート代・キャディフィーが含まれることが多く、セルフでの歩行プレーは基本ありません。クラブハウス施設も充実しており、更衣室やレストラン、練習場も完備しています。

スノーベル

朝ゴルフ、昼エッグタルト、夜ポルトガル料理からのカジノで完璧にゃ。全ての欲望を解放するにゃ

マカオゴルフ&カントリークラブ(Macau Golf & Country Club)

スチュアート

コロアン島南端にあり、1990年代から続くマカオ屈指の名門コースです。毎年アジアンツアーの「マカオオープン」が開催されるチャンピオンシップコースで、隣接するリゾートホテル(旧ウェスティン、現グランドコロアン)と一体になっています。

丘陵地帯に作られた起伏あるレイアウトで、特に450ヤード超えの名物ホール(パー4の5番)は挑戦しがいがあります。全体的に景観が素晴らしく、広大な南シナ海を望みながらのプレーは爽快です。

設備面ではキャディサービスがあり、日本食も提供するレストランやスパ、プールまで完備した豪華なクラブです。

料金: 会員制ではありますがビジター受け入れにも積極的で、隣のホテルに宿泊すると割引料金が適用されます。ビジターグリーンフィーは平日HK$1,200前後、週末HK$1,700前後が目安です。キャディ付きプレーが基本で、1組に1キャディ(フィー別途HK$250程度)が付随します。宿泊者向けゴルフパッケージもあり、ホテル最上階からクラブハウスへ直接アクセスできる利便性も抜群です。

アクセス: 香港からマカオへのアクセスはフェリーまたは高速バスです。フェリーの場合、中港碼頭や上環ターミナルから約1時間でマカオ外港フェリーターミナルに到着し、そこからタクシーで各ゴルフ場へ20~30分です。陸路では港珠澳大橋経由の直行バスで約1時間も可能です。日帰りプレーもできますが、早朝出発・夜戻りとなるため、余裕があれば1泊してホテル滞在とセットでゴルフを楽しむのがおすすめです。

香港とマカオのゴルフ場はいずれもリゾート的な魅力があります。

香港滞在中、「どうしても週末にゴルフがしたいが香港で枠が取れない」という場合は、思い切ってマカオ遠征を計画するのも一案でしょう。

Lisa

マカオのゴルフ料金は香港と同等かそれ以上ですが、その分カジノや観光と組み合わせたゴルフ+観光旅行として満喫できます。

以上

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