香港の大仏「天壇大仏」:子連れに優しいランタオ島観光完全ガイド

香港の大仏「天壇大仏」:子連れに優しいランタオ島観光完全ガイド
Lisa

香港といえば高層ビル群やグルメのイメージがありますが、実はランタオ島には大自然の中に巨大な仏像が鎮座しています!

ランタオ島の天壇大仏

その名も「天壇大仏」。

スチュアート

標高約480メートルの丘の上にあるこの香港の大仏は、高さ34メートルもの迫力で訪れる人々を迎えます。

しかも、そこへ向かう道中では海と山を見渡す爽快なケーブルカー旅が待っており、まるで冒険アトラクションのような体験ができるんです。

ランタオ島の天壇大仏へのケーブルカー

若い旅行者はもちろん、小さなお子さん連れの家族でも楽しめる香港・ランタオ島観光の魅力を、本記事でたっぷりご紹介します。

関連記事(ココをクリック👇):
目次

香港最大の島・ランタオ島とは?自然と都市が融合する魅力スポット

Lisa

まず舞台となるランタオ島(大嶼山)について簡単に紹介します。

ランタオ島は香港最大の島で、面積は約147平方キロメートルにも及びます。島の大部分は山や海に囲まれた豊かな自然が広がり、トレッキングコースやビーチなどアウトドアスポットも満載。

スノーベル

一方で島内には香港国際空港や香港ディズニーランドといった近代的な施設もあり、自然の静けさと都市の利便性が同居するユニークなエリアですにゃ。

ランタオ島は香港中心部からのアクセスも良好で、MTR(香港の電車)や高速道路で簡単に行くことができます。

喧騒の都心を離れてゆったり過ごしたい人にとって、自然と都市が調和するランタオ島はきっと心地よい旅行先になるでしょう。特に人気なのが今回の主役である天壇大仏(ティンタン・ブッダ)を中心としたエリアで、雄大な景色と文化体験が待っています。

天壇大仏ってどんなところ?香港の大仏の魅力

天壇大仏は、ランタオ島の山頂近くにある仏教寺院・寶蓮禅寺(ポーリン寺)の前庭に建つ巨大な青銅製の仏像です。

Lisa

1993年に開眼された比較的新しい大仏ですが、高さは台座含め約34メートルもあり、屋外にある仏像としては世界最大級の規模を誇ります。重さは250トン以上ともいわれ、その圧倒的な存在感には思わず息を呑むでしょう。

天壇大仏は仏教の経典に基づく如来像で、その姿や表情には中国・隋唐時代の仏像の特徴が反映されています。

スチュアート

右手を上げたお馴染みのポーズは人々に加護を与えるしぐさであり、穏やかな顔立ちは見る者の心を落ち着かせてくれます。

また、山頂に鎮座していることから香港屈指のパワースポットとも言われ、静寂な雰囲気の中で大仏を仰ぐと心洗われるような気分になります。

天壇大仏はどれくらい大きい?

  • 奈良の東大寺の大仏(約15m)の2倍以上
  • 東京・鎌倉大仏(約13.3m)よりはるかに大きい
  • 屋外で青銅製というのも珍しく、開放感が抜群
スノーベル

実際に近くで見上げると、その大きさに圧倒されるはずですにゃ。

また、大仏の台座部分は内部が展示館になっていて、仏教美術品や仏舎利などが納められています(有料で拝観可能)。

スチュアート

外から眺めるだけなら無料なので、日程や興味に合わせて選んでみてください。

天壇大仏への行き方【香港 大仏 行き方】

天壇大仏のある昂坪(ゴンピン)エリアへは、香港市内から様々なアクセス方法があります。ここでは代表的な行き方を子連れ目線で解説します。

1. MTR+ケーブルカーで行く方法(定番&景色抜群)

香港市内 → MTR東涌線 → 東涌駅下車 → ゴンピン360ケーブルカー → 昂坪駅

スチュアート

香港市内から最もポピュラーな行き方が、MTR(電車)でランタオ島まで移動し、山頂へはゴンピン360(Ngong Ping 360)ケーブルカーに乗るルート。

東涌駅から徒歩数分の場所にケーブルカー乗り場があり、約25分の空中散歩で山頂の昂坪駅(ゴンピン村)まで直行できます。

メリット:景色が良く、移動自体が観光アトラクションに。子どもも喜ぶ。

デメリット:週末・休日は混雑しやすく、チケット購入や乗車で1時間以上並ぶ場合あり。

2. MTR+路線バスで行く方法(節約派向け)

香港市内 → MTR東涌線 → 東涌駅 → 23番バス → 昂坪バス停

Lisa

東涌駅近くのバスターミナルから23番バスに乗車し、約50分かけて山道を登ります。

ケーブルカーよりリーズナブルで、強風や悪天候でケーブルカーが運休の場合の代替手段としても便利。

メリット:料金が安く、比較的空いている。

デメリット:所要時間が長く、カーブが多いので乗り物酔いに注意。

3. タクシーで直行

香港市内からタクシーでランタオ島の昂坪まで行くことも可能。

所要40分前後、料金300~400HK$程度。荷物が多い場合や時間短縮を重視する場合に有力な手段。ただし公共交通に比べ割高。

4. 香港空港からのアクセス

ランタオ島内にある香港空港からは、バス(S1など)で東涌駅へ行き、そこからケーブルカー・バスへ乗り継ぐルートが一般的。

空港到着後にスーツケースをコインロッカーに預けて観光するのも良いでしょう。またタクシー(ランタオ・タクシー)なら空港から約30分で直行可能です。

アクセス方法まとめ表

スクロールできます
出発地~目的地所要時間(目安)費用(目安)特徴・備考
香港市内~東涌駅~ケーブルカー (MTR+Ngong Ping360)約40~60分 ※乗車25分含むMTR:約20HK$前後 +ケーブルカー往復:大人240HK$・子供120HK$程度景色◎。人気No.1ルート。混雑時は待ち時間長め。
香港市内~東涌駅~路線バス (MTR+23番バス)約90分MTR:約20HK$ +バス:大人片道17.2HK$・子供8.6HK$低コストだが時間長め。強風時や高所恐怖症ならこちら。
香港市内~昂坪までタクシー直行約40分300~400HK$程度ドアトゥドアで楽。子連れ&大荷物なら◎。
香港空港~東涌駅~ケーブルカー約45分バスS1:約3.5HK$ + ケーブルカー:往復大人240HK$程度空港から最寄り駅経由で定番ルートに合流。混雑時は早め行動。
香港空港~昂坪までタクシー直行約30分約250HK$前後空港到着/帰国日に便利。荷物ごと行くなら有力。

天壇大仏周辺の見どころと観光プラン【香港 ランタオ島 観光】

天壇大仏だけでなく、周囲には見逃せないスポットがたくさんあります。子連れでも動きやすいエリアを中心にご紹介します。

1. 天壇大仏(Tin Tan Buddha)

天壇大仏(Tin Tan Buddha)の268段の石段
  • 268段の石段を登ると大仏の台座まで行ける。登りきったら絶景が広がる。
  • 大仏内部は展示館(有料)になっており、仏教美術品や仏舎利が納められている。

2. 寶蓮禅寺(ポーリン寺)

  • 大仏の隣にある由緒ある仏教寺院。きらびやかな本堂や小さなお堂が点在。
  • 精進料理レストランあり。肉を使わないヘルシー料理を味わえる。
  • 本堂の参拝は無料で、線香の香りが漂う厳かな雰囲気が楽しめる。

3. 昂坪ビレッジ(Ngong Ping Village)

昂坪ビレッジ(Ngong Ping Village)
  • ケーブルカー降車駅から大仏へ向かうまでの道沿いにあるテーマパーク風の村落。
  • お土産屋や茶館、カフェが並び、フォトスポットも多数。
  • 巨大な仏鐘レプリカなどユニークな見どころも。家族での記念撮影におすすめ。

4. 心経の道(Wisdom Path)

心経の道(Wisdom Path)
  • 大仏から徒歩10分ほど奥に進んだ場所。
  • 般若心経が彫られた木柱が並ぶ静かな散策スポット。神秘的な雰囲気が漂う。
  • 未舗装路なのでベビーカーには要注意。抱っこできるお子さんならOK。

子連れ旅行に嬉しいポイント&注意点

ベビーカー移動はどうなる?

  • ケーブルカー(ゴンピン360)**はベビーカーごと乗車可能。混雑時は折りたたみ要。
  • 昂坪ビレッジ内や大仏参道は大半が舗装されており、ベビーカーOK。
  • ただし大仏の階段(268段)はベビーカー不可。下に止めておく、もしくは抱っこ紐など利用推奨。

トイレ・おむつ替え

  • 昂坪ビレッジ内と大仏近くに公衆トイレあり。おむつ替えシートも簡易設置。
  • 衛生面や混雑状況によっては携帯おむつ替えマットがあった方が安心。
  • ベビールームは東涌駅周辺や商業施設にある。

食事・休憩

  • 寶蓮寺の精進料理やビレッジ内のカフェ・フードコートで食事が可能。
  • スタバや軽食スタンドもあり、子どもの好き嫌いにも対応しやすい。
  • 水や日よけ対策を忘れずに。夏場は非常に暑いためこまめな休憩を。

天気・服装

  • 高所&海沿いなので風が強い、天候の変化が激しい
  • 夏は日差しが強いので帽子&日焼け止め。冬は市街地より肌寒い場合もあり上着必須。
  • ケーブルカーは強風・落雷時に運休となる可能性があるので、事前に公式サイトや天気予報をチェック。

ランタオ島観光でもっと楽しもう!周辺のグルメ&スポット紹介

精進料理レストラン(寶蓮禅寺)

肉不使用の香港式ベジ料理。豆腐や野菜炒め、麺類、点心など豊富。セットメニューやデザートの豆腐花も人気。

大澳漁村(タイオー)

天壇大仏近くからバス(21番)で約20分。水上家屋や漁村の風情が残る。小舟で水路を巡ればピンクイルカに出会える可能性も。

香港ディズニーランド

ランタオ島内で大人気のテーマパーク。東涌駅から乗り換え約30分、タクシーで20分。大仏観光と合わせて充実のファミリープランが楽しめる。

島南部のビーチ(長沙ビーチ、貝澳ビーチ)

白い砂浜が続く穏やかなビーチ。シャワーや更衣室あり。ゆったり海水浴やサンセット観賞もおすすめ。

まとめ:香港の天壇大仏で特別な思い出を作ろう

Lisa

香港・ランタオ島の天壇大仏と周辺観光は、若者にも子連れファミリーにも大満足の旅先です。高さ34メートルの大仏を仰ぎ見る圧倒的なパワーと、ケーブルカーでの爽快な空中散歩。寶蓮寺や心経の道などの伝統文化・自然散策。

スノーベル

さらにランタオ島はディズニーランドや美しいビーチなど、バラエティ豊かな楽しみ方がそろっているにゃ。

「ショッピングや都会的な観光だけじゃ物足りない…」と感じる香港旅には、ぜひランタオ島での時間をプラスしてみてください。

子どもとの旅でも移動が比較的しやすく、ベビーカーやトイレ設備などもしっかり整備されています。雄大な景色と穏やかな空気の中で見る大仏の表情は、一生の思い出に残るはず。

スチュアート

次の香港旅行では、天壇大仏のエネルギーを受け取りに、ぜひ家族みんなで足を運んでみませんか?

関連記事(ココをクリック👇):
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次