【完全ガイド】香港スカイ100(Sky100)展望台入場料・営業時間・アクセス・口コミまとめ(2026年前半に新装オープン予定)

【完全ガイド】香港スカイ100(Sky100)展望台入場料・営業時間・アクセス・口コミまとめ(2026年前半に新装オープン予定)
Lisa

香港といえば「100万ドルの夜景」で知られます。その絶景をなんと地上100階・高さ約393mから360度一望できるスポットがあるのをご存知ですか?

その名も 「スカイ100 (Sky100) 香港展望台」

beautiful view of Hong kong city in reflection in glass at sky100 building

香港で一番高いビル インターナショナル・コマース・センター(ICC) の100階に位置し、足元から天井までの大きなガラス窓から香港の摩天楼とビクトリア湾をぐるりと見渡せる屋内展望台です。

スノーベル

昼は遠くランタオ島の山並みまで望め、夜は宝石を散りばめたような大都会の夜景が広がるにゃ。

本記事では 「香港スカイ100」入場料(チケット料金)営業時間行き方(アクセス)から、併設のレストラン(Cafe 100)情報、さらには口コミ・体験談や他の展望スポットとの比較まで詳しく解説します。お得なチケット購入方法や楽しみ方のコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

最新情報:スカイ100は2025年5月17日より大規模改装のため一時休館中です(2026年前半に新装オープン予定)。訪問計画の際は公式情報を確認してください。

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目次

スカイ100 基本情報まとめ

項目詳細情報
名称スカイ100(Sky100 Hong Kong Observation Deck)
場所香港 九龍(クーロン)西九龍エリア
インターナショナル・コマース・センター(ICC) 100階
高さ海抜約393メートル(ビル全高約484m)
展望360度パノラマビュー(香港唯一の全面屋内型展望台)
営業時間10:00〜20:30(最終入場20:00)
※不定期で貸切イベント等により変更・早閉館日あり
休館情報無休(年中無休)
※2025年5月17日より改装工事のため一時休館中(2026年前半再開予定)
入場料大人 HK$198、子供(3〜11歳)HK$128、シニア(65歳以上)HK$128
※オンライン事前購入で約10%割引(大人HK$178等)、3歳未満は無料
チケット購入オンライン(公式サイト・旅行予約サイト)、現地チケットカウンター(ICC1階)
アクセスMTR(地下鉄)九龍駅から直結
エレメンツ(ELEMENTS)ショッピングモール経由(後述)
付帯施設Cafe 100 by ザ・リッツ・カールトン(カフェ)、ギフトショップ、マルチメディア展示など

では、スカイ100の魅力をさらに詳しく見ていきましょう。

スカイ100とは?香港で一番高い屋内展望台

スカイ100(天際100)は、香港・九龍半島にそびえる超高層ビル「インターナショナル・コマース・センター(ICC)」の100階にある展望台です。

スチュアート

2011年4月に開業した高さ490m・118階建てのICCビルは香港で最も高く、その100階・地上約393m地点にスカイ100があります。

名前の「Sky100」は「空」と「100階」に由来し、その名の通り空に届くような高さの100階から香港を見渡せる展望スポットです。

周囲は香港随一のビジネス地区・西九龍エリア。スカイ100からは東に香港島方面の摩天楼群とビクトリアハーバー、西に青馬大橋方向の海、南に九龍公園方面、北に新界の山並みまで、天気が良ければ遠方まで視界が開けます。

特に360度ガラス張りの室内空間から見る景色は迫力満点で、香港のダイナミックな都市景観を余すところなく楽しめます。

スノーベル

Lisa、ICCって何のことか分かるかにゃ?

Lisa

突然スノーベル?ICCってビルの名前だよね?

スノーベル

そうにゃ。ICCはInternational Commerce Centre(インターナショナル・コマース・センター)の略称だにゃ。2010年に完成した香港一高い超高層ビルで、スカイ100はその100階にある展望台というわけだにゃ。

Lisa

なるほど、ICCビルの100階だからスカイ100なんだね!

Kowloon Night View from ICC Sky100 f Hong Kong
Kowloon Night View from ICC Sky100 f Hong Kong

展望台フロアはワンフロアまるごと開放的な造りで、床面積も広く吹き抜け感があるのが特徴です。混雑時でも比較的ゆったりしていますし、柱など視界を遮るものがないのでどの方向を向いても眺望を楽しめます。

スチュアート

また全面屋内型なので冷暖房完備で天候に左右されにくく、強い日差しや雨風を気にせず快適に過ごせます(台風や大雨の際は安全上閉館する場合があります)。地上とは気温や風の強さが異なるため、屋内なのは安心ですね。

2011年の開業以来、スカイ100は多くの旅行者・地元客に親しまれてきました。香港返還20周年記念展示や季節ごとのデコレーション、クリスマスや旧正月の特別イベントなど、期間限定の催しや装飾も随時行われています。

年間を通じて飽きさせない工夫が凝らされ、リピーターも多い展望台です(※現在は改装準備中で、新スカイ100での新たな展示が期待されています)。

主なデータと豆知識

  • 所在地:ICCビル(環球貿易廣場)100階(高さ393m)
  • 開業:2011年4月17日(香港返還後に建設された新ランドマーク)
  • 名称由来:公募により決定。「天際100(Sky100)」は「空の際(地平線)」「100階」を意味
  • 香港唯一の360度屋内展望台:他の高所展望スポット(ビクトリアピーク等)は屋外型。スカイ100は天候問わず快適に絶景鑑賞可能
  • 同ビル内:102階以上は高級ホテル「リッツ・カールトン香港」が入居(118階のバー「OZONE」は世界最高所のバーとして有名)
  • 入場時間:以前は30分刻みの入場時間指定制でしたが、現在は緩和され当日随時入場可能です(オンライン予約時に時間枠選択あり)。入場後の滞在時間制限は基本なしで、営業時間内はゆっくり過ごせます。

スカイ100の見どころ・楽しみ方

スカイ100には眺望以外にも訪問者を楽しませる工夫や施設が満載です。ここでは主な見どころを紹介します。

超高速エレベーターであっという間に100階へ

スカイ100への旅は、2階の入口から「飛行船(Flying Lift)」と呼ばれる高速エレベーターに乗ることから始まります。二階建て構造のエレベーターが2階〜100階の約390mをわずか60秒で直通!

上昇中は耳がツーンとするほどの速さで、天井モニターに上昇高度を示す演出もあってワクワクします。世界トップクラスの速さを誇るエレベーター体験も見逃せません。

360度大パノラマビュー

展望台に到着した瞬間、目の前には遮るものなく香港の街並みが広がります。

香港スカイデッキ100の360度大パノラマビュー

南東方向には香港島の高層ビル群とビクトリア湾、北方向には九龙(九龍)と新界の高密度住宅街、西方向には南シナ海と青馬大橋方面の景色が望めます。

それぞれ昼夜で趣が異なり、一周ぐるりと歩けば10分以上かかる広さなので、ぜひ時間をかけて全方向の景色を堪能しましょう。特に夕暮れ時〜夜にかけては、東側に沈む夕日とともに夜景が輝き出す様子を同時に楽しめます。

香港夜景と光のショー

毎晩20時には香港名物の「シンフォニー・オブ・ライツ」(ビルのライトアップ&レーザーショー)が行われます。

スカイ100の高さからは上から見下ろす形になりますが、色とりどりの光が織りなす幻想的な夜景を鑑賞できます。展望フロア自体も照明の明るさが調整されていて夜景が見やすく、ロマンチックな雰囲気です。

インタラクティブな展示

スカイ100には香港の文化や歴史を紹介する様々な展示があり、展望以外の楽しみも充実しています。

入口から展望台へ向かう途中には「メモリー・レーン」というトンネル型ギャラリーがあり、香港の発展の歴史を映像と写真で振り返る展示があります。

Lisa

また展望フロアには「香港を空から体験」できるARアトラクションも!

専用のスマホアプリを使って、まるでパラグライダーで香港上空を飛んでいるかのようなAR映像を楽しめたり、ICCビルの3Dモデルに自分のメッセージを映し出したりできます。家族連れにも人気のコーナーです。

フォトスポット&サービス

フロア内の各所に撮影スポットが設置されています。例えば3Dアート壁画(香港の街角を再現しブルース・リーの絵と一緒に写真が撮れるスポット)や、夜景撮影に便利な「アンチリフレクションブース」(反射防止パネル)があります。

夜景はどうしてもガラスへの映り込みが課題ですが、この反射防止設備を使えばガラスの反射を抑えて撮影可能です。

また無料Wi-Fiが提供されており、スマホから専用QRコードを読み込むと多言語対応の音声ガイド(日本語あり)を聞くこともできます。香港の名所解説などを聞きながら景色を見ると理解が深まります。

お土産&記念品

展望フロアと同じ100階にはギフトショップがあり、香港らしいグッズやスカイ100限定のお土産を購入できます。ICCビルを模したミニチュア模型、おしゃれな香港スカイラインのポスター、ポストカード、Tシャツやマグカップなど豊富です。

スカイデッキ100のお土産&記念品

さらに、展望フロアには「SkyPost」という郵便サービスもあり、その場でポストカードを書いて投函すると「100階展望台」から出された記念スタンプが押されて届くユニークなサービスも!(旅の思い出にぜひ利用してみましょう)

これらの見どころを踏まえて、スカイ100では単に景色を見るだけでなく五感で香港を体験できるようになっています。

実際に訪れた人からは「展示が意外と充実していて博物館のよう」「子どもも大人も楽しめる」といった声もあります。是非ゆっくり時間を取って、香港の街並みと文化を味わってください。

スカイ100の入場料・チケット料金とお得情報

チケット料金

スカイ100の入場料(チケット料金)は以下の通りです(2025年時点):

  • 大人(12〜64歳):HK$198
  • 子供(3〜11歳):HK$128
  • シニア(65歳以上):HK$128
  • 幼児(0〜2歳):無料

※当日の現地窓口で購入する場合の通常料金です。香港ドル建てですが、日本円に換算すると大人約3,000円前後(レートにより変動)で、一般的な超高層展望台の料金としては標準的かやや高めの価格帯でしょう。

オンライン予約で割引

オンライン予約で割引:公式サイトまたは旅行予約サイト経由で事前購入すると、通常料金から約10%割引となります。例えば大人HK$198がHK$178、子供HK$128がHK$115になるなど、多少お得になります。訪問日が決まっている場合は事前にオンラインで購入しておくと良いでしょう(公式サイトは英語・中国語対応、日本語非対応ですが操作はシンプルです)。日付指定のオープンチケットで購入すれば、その日中の好きな時間に入場できます。

その他の割引・プラン

スカイ100では時期によって様々なプロモーションやパッケージチケットが販売されます。例えば過去には以下のようなお得プランがありました。

  • 夜景ペアチケット:18時以降に入場できる大人2名セット券(KKdayなどで販売)。1人あたり通常より割安で、夫婦やカップル旅行に人気。
  • 家族・グループ割:数名分まとめて購入すると割引になるファミリーパス(公式サイトで実施していたことあり)。
  • Cafe100セット券:展望台入場券+Cafe 100のスイーツ/ドリンク引換券がセットになったプラン。例えばケーキセット付きチケットなど、お茶と景色をセットで楽しめる内容。
  • 提携カード割引:旅行会社のクーポンや航空券の半券提示でのディスカウント。以前は空港からのエアポートエクスプレス乗車券や航空会社の搭乗券提示で20%オフといったキャンペーンもありました。
Lisa

チケットって現地で買うのとネットで買うの、どっちがいいんだろ?

スノーベル

オンライン購入がおすすめだにゃ。割引が効くし、事前にQRコードを取得できるから当日は窓口で並ぶ必要もないにゃ。チケットカウンターの行列をスキップして直接エントランスに進めるのでスムーズだにゃ。

Lisa

確かにそれは便利!旅行会社の割引も要チェックだね。

チケット購入方法

現地ではICC1階のチケットセンター(Elementsモール内)で当日券を買えますが、人気の時間帯は窓口が混雑する可能性もあります。オンライン購入の場合、スマホに送られてくる電子バウチャー(QRコード)を入口でかざすだけで入場でき、とても簡単です。

紙のチケット引き換えも不要なので、そのままゲートから高速エレベーターに直行できます。旅行予約サイト(KlookKKday等)でも日本語で購入可能で、割引価格や独自クーポンが出ていることもあるので比較してみてください。支払いはクレジットカード対応、予約完了後はメールですぐ電子チケットが届きます。

キャンセル・有効期限

通常、予約確定後のキャンセル・変更はできない券種が多いです。ただし多くの事前チケットは購入日から数十日〜半年間程度有効なオープンチケットになっています。

指定日の営業時間内であればいつでも使える場合が多いので、天気を見極めて行く日を決められる利点があります(詳細は各チケットの利用条件を確認してください)。

当日券は必要

平常時のスカイ100はビクトリアピークなどに比べると混雑が少なめで、事前予約なしでも入場できることが多いです。当日天気が良ければ直接行って購入でも大丈夫ですが、旅行日程が限られている場合や夕景〜夜景の人気時間に確実に入りたい場合は、事前に押さえておくと安心でしょう。

なお、入場枠が売り切れるほどの満員になるケースは稀ですが、大晦日の花火イベント時など特別営業日は早期完売することもあります。

料金に見合う価値は?

スチュアート

チケット代は決して安くはありませんが、香港全景を一望できる貴重な体験と考えれば「行く価値は十分ある」と感じる方が多いようです。

特に初めて香港を訪れる旅行者にとっては、この街のスケール感を掴むのにスカイ100からの眺めはもってこいでしょう。一方、「ピークの無料展望や他でも夜景は見られるから高い」と感じる方もいるので、後述の他スポット情報も参考に、ご自身の優先度で判断してください。

スカイ100の営業時間・休日とベストな訪問時間

営業時間:スカイ100香港展望台の通常営業時間は毎日10:00〜20:30です(最終入場受付は20:00まで)。基本的に年中無休で営業しており、曜日による時間変動もありません。

ただし、以下の場合には営業時間が変更・短縮されたり休館となることがあります:

  • 貸切イベント:不定期で企業貸切や特別イベントにより一部時間帯で一般客の入場制限が行われることがあります。例えば夕方から早閉館、または午前中貸切で開場が遅れる等。公式サイトのカレンダーや事前告知で確認可能です。旅行前に念のためチェックしましょう。
  • 改装・メンテナンス:2025年には大規模リニューアル工事のため長期休館に入りました(2026年再オープン予定)。このように大掛かりな改装や設備点検で臨時休業となる場合があります。
  • 天候(荒天時):香港では台風シグナル8以上(暴風警報)や黒色暴雨警報(猛烈な豪雨)発令時に、多くの公共施設が安全のため閉鎖されます。スカイ100も暴風雨時には臨時クローズとなります。この場合チケットは別日に振替可能となる措置がとられる場合があります。

以上のような特殊な状況を除けば、スカイ100は基本的に毎日オープンしています。観光プランに組み込みやすいですね。

スカイ100はいつ行くべき?おすすめの時間帯

ベストな訪問時間については、何を重視するかで異なりますが、いくつかポイントがあります。

  • 天気の良い日を狙う:これは大前提です。せっかくの絶景も曇りやスモッグで視界が悪いともったいないです。できれば滞在中の快晴〜晴れ間の日を選びましょう。遠くの景色(山や島まで)がクリアに見えると感動もひとしおです。逆に雨天や低い雲の日は視界数百m程度になってしまうこともあります。また朝〜昼より夕方〜夜のほうが大気汚染の影響が軽減され遠くまで見通せるという声もあります。
  • 昼と夜の両方楽しみたいなら夕方入場:一番人気はやはりサンセットタイムです。目安として日没の30分〜1時間前に入場すると、まず明るい青空と街並みを見渡し、徐々に夕焼けに染まる香港を拝み、さらに暗くなって宝石のような夜景へと移り変わる様子を一度で体験できます。17〜19時台は日によって混み合いますが、広いフロアなので身動き取れないほどではありません。もし三脚を使って写真を撮りたい場合は、この時間帯でもピーク(山頂)ほど混雑しないため、良いポジションを確保しやすいでしょう。
  • 夜景重視なら20時前後:夜景のみを狙う場合、19時〜20時台がおすすめです。19時頃には完全に日が沈み、ビルのイルミネーションが鮮やかに輝いています。20時には先述のシンフォニー・オブ・ライツが始まるので、それに合わせて訪れるのも良いでしょう。音楽は聞こえませんが、ライトアップの動きは上空からでも確認できます。夜遅い時間(閉館間際)は比較的空いていますが、写真を撮るなら三脚使用などの準備を考えると少し余裕を持って入る方が良いです。
  • 朝〜昼にゆっくり派:午前中〜昼間にかけては来場者が少なめで、ほぼ貸切状態ということもあります。空いている環境でのんびり景色を眺めたいなら明るい時間帯も悪くありません。昼の香港はビル群の立体感や遠方の景観がはっきり見えて、夜景とは違う魅力があります。またお子様連れの場合、夜遅くより昼間の方が動きやすいでしょう。
  • 混雑具合:スカイ100はピークトラム乗車待ちのような長蛇の列は通常ありません。特に平日は終日ゆったりしています。土日・祝日でもピーク時以外は大混雑にはなりにくいです。ただしクリスマスや大型連休、花火大会時など特定日は増える可能性があります。極力ストレスなく鑑賞したいなら平日の午後などが狙い目です。

服装・持ち物:屋内とはいえ高層階は空調が効きすぎて肌寒いこともあります。特に夏場でも羽織るものがあると安心です。逆に冬場は暖かい室内なので上着を脱げるよう調節しましょう。

スチュアート

写真撮影をするならカメラと充電器、三脚があると良いです。スカイ100では三脚の持ち込み・使用が許可されています(空いている時にほかの客の迷惑にならない範囲で)。夜景撮影には欠かせないので、カメラ好きは持参してください。

スカイ100へのアクセス・行き方

スカイ100は九龍駅(Kowloon Station)直結の複合施設内に位置しています。アクセスは公共交通機関が便利で、特にMTR(香港の地下鉄)利用が一般的です。

最寄り駅:MTR九龍駅

  • 路線:東涌線(Tung Chung Line)およびエアポート・エクスプレス線(機場快線)が停車します。中環(香港島側)から東涌線で約10分、香港国際空港からエアポートエクスプレスで約20分とアクセス抜群です。
  • 駅からの道順:九龍駅で下車し、改札を出たらE出口方面または「Elements(エレメンツ)モール」方面への案内に従います。駅と直結して大型ショッピングモール「エレメンツ」に入れるようになっています。

エレメンツからスカイ100入口まで

エレメンツ(ELEMENTS)は5つのゾーンに分かれた広いモールですが、スカイ100へは「Metal Zone(メタルゾーン)」の2階に入口があります。九龍駅方面からモールに入ったらメタルゾーンを目指して2階へ向かいましょう。館内には「sky100 Observation Deck →」という表示看板が随所に出ていますので、それに沿って歩けば迷わず辿り着けます。

入口付近にスカイ100専用のエスカレーターがあり、そこを上がるとチケットカウンター(1階)とゲート(2階)が見えてきます。チケットを事前購入済みなら直接2階のゲートへ、当日券を買う場合は1階の窓口へ降りて購入してください。スタッフも多数いて案内してくれます。

スノーベル

九龍駅からは建物続きだにゃ。雨に濡れずに行けるから安心だにゃ

Lisa

駅ナカのショッピングモールを通るんだね。案内もあるなら迷わなそう!

スノーベル

エレメンツの中は広いから少し歩くけど、C出口から入れば比較的近いにゃ。Austin駅からも歩けるけど、九龍駅経由がわかりやすいにゃ。

他のアクセス手段

タクシーなら「ICCビルの1階入口」まで直接乗り付け可能です(香港国際金融中心と間違えないよう注意)。バス路線は近隣を通るものが少ないですが、尖沙咀エリアからならタクシーでも10分程度で着きます。尖沙咀からスターフェリーで中環へ→中環で東涌線乗車し九龍駅へというルートも景色を楽しみながら行けるでしょう。

周辺情報

スカイ100訪問と合わせて、西九龍エリアの他スポット観光もおすすめです。ICC下層には高級商業施設「エレメンツ」でのショッピングや食事ができますし、徒歩圏内に西九文化区(West Kowloon Cultural District)があり「M+美術館」や海沿いの公園も見どころです。展望台で景色を堪能した後、夜はICC118階の「OZONEバー」でカクテルを楽しむといった大人の過ごし方も素敵ですね。

スカイ100のレストラン&カフェ「Cafe 100」の楽しみ

スカイ100の展望フロア内には、おしゃれなカフェ 「Cafe 100 by The Ritz-Carlton, Hong Kong」 があります。名前の通りリッツ・カールトン香港が運営するカフェで、絶景を眺めながら軽食やティータイムを楽しむことができます。

メニューと名物

Cafe 100では主に西洋風のライトミールやスイーツ、ドリンクを提供しています。人気メニューはアフタヌーンティーセットで、色とりどりのプチケーキやサンドウィッチ、スコーンなどが2人用ティースタンドに盛り付けられ、優雅なお茶の時間を演出してくれます。

香港風のスイーツや季節限定デザートが登場することもあり、スカイ100ならではの味を楽しめます。また、フレンチトーストやワッフル、パスタ類、カクテル・ワインなどもあり、「空の上のカフェレストラン」として充実したメニューです。

雰囲気

カフェは展望フロアの西側隅に位置し、大きなガラス窓に面したカウンター席やテーブル席があります。窓側の席は大人気で、特に夕暮れ時〜夜景タイムは常に埋まっていることが多いです。

運良く座れれば、テーブル越しに沈む夕日を眺めたり、夜景を眼下に見下ろしながら食事ができます。店内のインテリアはリッツ・カールトンの上品さを感じさせる落ち着いた雰囲気で、ちょっとした高級ラウンジ気分を味わえます。

席数は多くないため、満席時は店頭で順番待ちになりますが、展望台自体が定員制限しているので長時間待つケースは少なめです。

料金

やはりリッツ・カールトン系列だけあって、価格は一般的なカフェより高めです。コーヒー1杯でも50〜60HKD(約800〜900円)、ケーキセットや軽食は100HKD超えも珍しくありません。

例えば紅茶とパン(ペストリー)を頼んで2000円超になったという利用者の声もありました。ただ、それも絶景代込みと思えば納得のプライスかもしれません。アフタヌーンティーセットは2名分でHK$500前後(サービス料別)とかなり贅沢ですが、「せっかくなので記念に」というカップルや女子旅グループには好評です。

利用方法

カフェ100は基本的に予約不可・当日順番待ちです。席が空いていればすぐ案内されますが、窓側希望の場合はしばらく店内で待つ必要があるかもしれません。展望台入場客のみ利用できるため、カフェのみの目的で入場することはできません(必ず展望台チケットが必要)。

営業時間は展望台と同じく20:30までで、ラストオーダーは少し早めに締め切られます。夜景を見ながらゆっくりしたい場合、19時頃までに入店するのが良いでしょう。

季節のイベント

リッツ・カールトンならではの季節メニューも魅力です。秋にはハロウィンや月餅スイーツ、春には桜やイースターテーマのセットなど、定期的に限定メニューが登場します。

クリスマスシーズンには特別メニュー+展望台入場券のホリデープランが発売されることもあります。公式サイトやホテルの情報をチェックすると、タイミング合えば面白い体験ができるでしょう。

まとめ:Cafe 100は「展望台で疲れたら一息つける」だけでなく、「景色を眺める目的で長居する」のにも最適なスポットです。高層階のため耳が少し疲れたり歩き回って小腹が空いた時、ここで優雅にティーブレイクすれば旅の思い出も一層深まるはず。リッツ・カールトン品質のおもてなしで、空の上の贅沢時間を味わってみてください。

スカイ100の口コミ・評価まとめ

実際にスカイ100を訪れた人たちの声も気になるところですよね。日本人旅行者や海外の観光客から寄せられた口コミを総合すると、概ね高評価が多い印象です。ただし中には辛口な意見もあり、良い点・悪い点が見えてきます。ここでは主な口コミ傾向をまとめます。

良い口コミ・メリット

  • 眺めが素晴らしい」:何と言っても360度の景色に感動する人が圧倒的。「香港の街並みがジオラマのよう」「写真より実物の迫力がすごい」と大満足の声が多いです。特に夜景は「さすが100万ドルの夜景、言葉を失う美しさ」とのコメントも。高層ビル群や港だけでなく、遠くの山や島まで見渡せる広大なビューに驚く人が多いです。
  • 混雑しておらず快適」:ピーク(山頂展望台)や尖沙咀プロムナードなどと比べて、人混みが少なくゆったりできる点も好評です。平日昼間は「ほとんど貸切状態だった」という声も。写真撮影時も周囲を気にせず三脚を立てられた、座って休憩できた、という体験談が見られます。
  • アクセスが便利」:MTR駅直結で行きやすいことを評価する声も。雨の日でも濡れずに行け、移動時間も短くて済むので「限られた日程でも組み込みやすかった」といったコメントがあります。特に空港到着日の午後に立ち寄ったり、帰国前日に訪れる人も多いようです。
  • 天候に左右されない」:屋内型の利点として「暑さ寒さを気にせず快適に夜景鑑賞できた」という意見が多いです。真夏や真冬の香港は屋外だと厳しいですが、スカイ100なら空調の効いた室内でゆっくり夜景を楽しめ、「子連れでも安心だった」と家族旅行客からも支持されています。
  • 展示や設備が充実」:単なる展望台以上のエンタメ性がある点もプラスに挙げられます。「香港の歴史紹介コーナーが面白かった」「無料Wi-Fiが助かった」「AR体験で盛り上がった」など、景色以外も含め満足したという声があります。またトイレもきれいで清潔、段差が少なくバリアフリー対応(車椅子で一周可能)な点も評価されています。

悪い口コミ・デメリット

  • チケット代が高め」:いくら素晴らしくても価格に見合うかは人それぞれ。中には「夜景を見るだけにこの料金は高い」という意見もあります。特に家族4人などだと出費がかさむため、「他の無料スポットで十分かも」と感じる方もいるようです。ただ、「高いけど価値ある景色」という肯定的な声も同時にあり、価値判断は分かれます。
  • ガラスの反射で写真が難しい」:夜景撮影を期待して行ったカメラ好きからは、「室内ゆえガラスへの映り込みが避けられず、写真映えしにくい」との不満も。フロア照明は落としてあるものの、自分や周囲の光が写り込んでしまうことがあります。対策としてはレンズをガラスに密着させる、先述の反射防止ボードを使う、フードや黒い布で覆う等が有効ですが、「そこまでするのは面倒」と感じる人もいるでしょう。
  • 高さゆえの臨場感の薄さ」:興味深い意見として、「高すぎてビル群が小さく見える」「迫力はピークから見た方が上」という声が一部あります。確かに標高約393mの高さからだと、下界のビルが模型のように感じられ、人によっては「写真で見たようなダイナミックな夜景ではない」と思うかもしれません。特に、ビクトリアピーク(標高約428m)から見る景色に慣れた人は「ピークの方が香港らしい夜景が楽しめる」という感想を持つこともあるようです。
  • 天候リスク」:これはスカイ100に限りませんが、「当日曇っていて遠方が全く見えず残念だった」「雨で視界が悪く夜景もくすんで見えた」という口コミもあります。展望台ゆえ天気の影響は避けられず、運が悪いと期待はずれに感じてしまうことも…。こればかりは運次第ですが、できれば晴れの日まで待つのが吉です。
  • 思ったよりシンプル?」:少数意見ですが、「予想以上に見どころが少なかった」「展望フロア1つだけで飽きた」という声もありました。エンタメ要素はあるものの、やはりメインは景色鑑賞なので、風景に興味が薄い人には退屈に映るかもしれません。また、ピークのように外を歩いたりする楽しみは無いため、「屋外じゃないと物足りない」という方もいるでしょう。
スノーベル

当日曇っていて遠方が全く見えず残念だったとかはもう香港の天気が悪いにゃ、どうしようもないにゃ

総合すると、「一度は訪れる価値あり」「香港旅行で行って良かったスポット」として満足度は高めです。4Travelなど旅行サイトの評価でも5点満点中3.5〜4.5点前後と概ね上位に位置しています。特に初香港の方や高所好き、写真愛好家には大好評。一方でピークの夜景を知っているリピーター価格重視派には評価が割れる傾向も見られます。

体験談ハイブリッド:筆者も夕方から夜にかけて訪れましたが、刻一刻と移ろう空と街の表情に息を呑みました。幸運にも天気が良く、遠く中国本土の山々まで見通せたのには感激しました。夜景はもちろん美しかったのですが、ガラス越しゆえに星空が映り込んでしまったり写真には苦労も…。それでも空いていたおかげで三脚を構えてじっくり撮影でき、スタッフの方が「いい写真撮れましたか?」と声をかけてくれるなど親切だったのが印象的です。友人は「ピークの方がやっぱり迫力あるね」と話していましたが、私は静かな環境でゆったり夜景を独占できたスカイ100もまた違う魅力があると感じました。

他の香港展望スポットと比較:スカイ100 vs ビクトリアピーク ほか

香港にはスカイ100以外にも夜景や眺望を楽しめるスポットがいくつかあります。中でも有名なのがヴィクトリアピーク(山頂)ですよね。ここでは主要な展望スポットとスカイ100を簡単に比較してみましょう。

ビクトリアピーク(山頂・スカイテラス428)

香港観光不動の定番がピーク(太平山頂)からの夜景鑑賞です。標高約552mの山の上にあり、観光用展望台「スカイテラス428」(標高428m)が有料開放されています。

  • 眺望範囲:ピークからは香港島側から九龍半島方面を一方向に見下ろす形になります。視界は180度程度ですが、高さがある上に適度に街に近いため、高層ビル群が迫ってくるような臨場感は随一です。対してスカイ100は360度見渡せますが、上から俯瞰するため見下ろす角度がきつく、ビルの側面より屋根が見える感じになります。
  • 雰囲気:ピークは屋外で風を感じながら夜景を楽しめます。オープンスペースなので「夜風に当たりながら観賞できて開放感がある」という良さがあります。一方スカイ100は屋内のため天候関係なく快適ですが、屋外の開放感や自然の音などはありません。
  • 混雑:ピークは非常に混み合います。人気の夜景スポットなので展望デッキで人越しに写真を撮るのも大変なことも。ピークトラム(登山鉄道)乗り場の長蛇の列は有名です。それに比べスカイ100は混雑が緩やかで、並ぶストレスは少なめです。
  • アクセス:ピークへは中環からピークトラム、またはバスやタクシー。ピークトラムは風情がありますが長時間待ちになる場合もあります。スカイ100は上記の通り地下鉄でサクッと行けます。
  • 料金:ピークのスカイテラス428は大人HK$50程度と安価です(ピークトラム往復とセットでHK$100前後)。スカイ100の方が数倍高いですが、その分快適性や他サービスがあるとも言えます。
  • 総評:**「迷ったら両方行くのがおすすめ!」**というのが正直なところです。それぞれ違う角度・趣の夜景なので、甲乙つけがたい魅力があります。時間が許せば昼〜夕方にピーク、夜にスカイ100と訪れれば完璧でしょう。どちらか一方なら、アウトドアな雰囲気や香港らしい活気を求めるならピーク、ゆっくり快適に全景を味わいたいならスカイ100といった選び方になるでしょう。
Lisa

結局ピークとスカイ100、どっちがいいの?

スノーベル

どちらも一長一短だにゃ。ピークは自然の中で風を感じる開放感、スカイ100は空調の効いた静かな環境で視界も広い。両方体験すれば香港夜景マスターになれるにゃ!

Lisa

欲張って両方行っちゃうのもアリってことね〜。

その他の無料・穴場展望スポット

香港には他にもいくつか夜景穴場があります。以下に代表的なものを紹介します。

  • 公共の高層ビル展望ロビー:例えば中環にある中国銀行タワー43階や、IFC2(国際金融中心第二期)55階の展望ロビーは無料で公開されています。平日昼間のみですが、高層ビル群を見下ろす景色がタダで楽しめます。ただし高さは200m前後でスカイ100ほどではなく、開放時間も限られます。
  • 尖沙咀プロムナード(星光大道):ビクトリアハーバー越しに香港島の摩天楼を眺める定番スポット。高さはないですが、水際からの夜景は迫力満点でしかも無料です。シンフォニー・オブ・ライツの鑑賞にも最適。ただし常に観光客で賑わい、週末夜は混雑します。
  • 観覧車(香港摩天輪):中環の大観覧車に乗れば、高さ60mほどから湾岸の景色を楽しめます。夜景デートスポットとして人気です。料金もHK$20程度と手頃。
  • 高層ホテルのバー/レストラン:ICCの118階「OZONEバー」をはじめ、高層ホテルのルーフトップバーから夜景を楽しむという手もあります。OZONEはスカイ100よりさらに高い場所(約474m)にあり、屋外テラスからの眺めは格別です(ドリンク1杯HK$150程度〜必要)。他にもアイランドシャングリラやコーディス香港など夜景で有名なバーがあります。お酒代で展望台代わりにする通な楽しみ方ですが、ドレスコードや年齢制限(基本18歳以上)に注意が必要です。
スチュアート

それぞれ特色がありますので、旅程や予算に合わせて選ぶと良いでしょう。「香港の夜景」は一度見たら終わりではなく、場所によって見え方がまったく異なる奥深い観光テーマです。スカイ100で全方位の景色を把握した上で、他スポットからの眺めを比較してみると、新たな発見があるかもしれません。

まとめ:香港スカイ100はこんな人におすすめ!

最後に、スカイ100香港展望台のポイントをまとめます。

  • 香港随一の眺望:360度パノラマビューで、香港島から九龍、新界まで丸ごと見渡せるのはスカイ100だけ。昼の景色も夜景も両方格別です。「香港を俯瞰したい!」という方には外せないスポットです。
  • 快適&便利:屋内で冷暖房完備、トイレや休憩設備も整い、混雑も比較的少ないのでゆっくりできます。駅直結で行きやすく、天気以外のストレス要素が少ないのも魅力。子連れやご年配連れの旅行でも安心して楽しめます。
  • 写真・夜景好きに:高層からの都会夜景は撮りごたえがあります。三脚OKでカメラマンにも優しい環境です。人混みが嫌でピークの夜景撮影を諦めていた方も、ここなら落ち着いてシャッターを切れるでしょう。
  • 時間に余裕のない旅でも:香港滞在が短くても、スカイ100なら短時間で香港の主要景色を網羅できます。到着日や最終日のすき間時間に訪れて「香港の景色総ざらい」しておくと、旅の全体像が掴めて充実感があります。
  • 一方で…:屋外の開放感や香港夜景の迫力重視なら、ピークやハーバーフロントの方が向いているかもしれません。また料金面をシビアに考える方や、超高層からの眺めに興味が薄い方には優先度は下がるでしょう。

現在リニューアル工事中とのことで、再オープン後はどんな新設備や演出が加わるのか楽しみですね。新しいスカイ100ではさらに進化した体験ができることでしょう。香港の超高層展望台、ぜひあなたも旅のプランに組み込んでみてください。地上100階から眺める香港の姿は、一生の思い出になるに違いありません。

香港スカイ100からの絶景と共に、素敵な香港旅行をお楽しみください!

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