リージェント香港の魅力徹底ガイド|歴史からレストラン(朝食含む)・ラウンジ・アフタヌーンティー・宿泊記も

リージェント香港の魅力徹底ガイド|歴史からレストラン(朝食含む)・ラウンジ・アフタヌーンティー・宿泊記も
Lisa

香港の超高級ホテル「リージェント香港」は、ビクトリアハーバー沿いに位置し、長い歴史と伝説を持つラグジュアリーホテルです。その豪華さと港の眺望で1980年の開業当初から世界中の旅行者を魅了してきました。

一時は他ブランド(インターコンチネンタル香港)となりましたが、2023年に大規模リニューアルを経てリージェントの名で華麗に復活しました。

本記事では、このリージェント香港の歴史、客室体験、レストランやバー、名物のアフタヌーンティー、クラブラウンジ、朝食に至るまで詳しく解説します。

初めての香港旅行で絶景ホテルを探している方、特別な記念日を過ごしたいカップル、ホテルマニアや富裕層トラベラーの皆様に、リージェント香港の唯一無二の魅力をお届けします。

それでは、伝説が息づくリージェント香港の世界へご案内しましょう。

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目次

リージェント香港とは?絶景を誇る伝説のホテル

リージェント香港のロビーラウンジから望むビクトリアハーバーの眺望(昼下がり)
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リージェント香港は、香港・九龍半島尖沙咀(チムサーチョイ)の一等地、サリスベリーロード18番に位置する5つ星ラグジュアリーホテルです。

目前に広がるビクトリアハーバー越しに香港島の超高層ビル群を一望でき、まさに香港を象徴する絶景ロケーションを誇ります。

スチュアート

客室数はスイート129室を含む合計497室と大規模で、リージェント・ホテルズ&リゾーツのフラッグシップ(旗艦)として位置づけられ、IHGホテルズ&リゾーツのラグジュアリー部門を代表するランドマークでもあります。

2020年4月に一時閉館して全館リニューアル工事を行い、2023年11月8日にリージェント香港としてグランドオープンしました。

改装後の館内デザインは香港出身のデザイナー、ロウ・チーウィン(盧志榮、Lo Chi Wing)氏が手がけており、「静けさと刺激の融合」をテーマに、職人技が光る落ち着いたインテリアと窓外に広がる壮大なハーバービューとのコントラストが見事に調和しています。

リージェント香港のデザイン
スノーベル

各所にゲストだけの安息の場「パーソナル・ヘイブン(Personal Haven)」が設けられ、喧騒の香港にありながら静寂と寛ぎを感じられる空間が演出されているにゃ。

ホテルの入口を入るとまず出迎えてくれるのが風水を意識した滝のように流れる噴水。リージェント香港創業当時から残されているもので、その穏やかな水音が非日常の癒し空間の始まりを告げます。

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風水では水は富と繁栄を象徴し、この噴水は「東洋の真珠」香港に宿る九龍の九頭の龍を呼び寄せてホテルからハーバーへと導くとも伝えられる縁起物です。

エントランスの豪奢な大理石階段と重厚なシャンデリア、そして目前に広がるビクトリア湾の眺めに、一歩足を踏み入れた瞬間から心奪われることでしょう。

リージェント香港の長い歴史

リージェント香港の歴史は古く、1980年にニューワールド・デベロップメント社が開発し開業しました。

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当時はRIH(リージェント・インターナショナル・ホテルズ)の旗艦ホテルであり、日本の東急ホテルズと伝説的ホテリエのロバート・H・バーンズによって創設されたリージェントブランドの象徴でした。

1992年にはリージェントホテルズがフォーシーズンズホテルズに買収されます。

その後、2001年にホテルは約3億4600万米ドルでIHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)の前身であるバス・ホテルズ&リゾーツ社へ売却され、名称も「インターコンチネンタル香港」へ変更されました。

インターコンチネンタル香港として約20年営業した後、2015年にオーナー会社が香港の投資家コンソーシアムに替わりましたが、IHGが引き続き経営契約を保持しました。

スノーベル

そしてIHGがリージェントブランドを買収したことで、2018年にインターコンチネンタル香港を改装のうえリージェント香港として復活させる計画が発表されたにゃ。

計画通り2020年4月20日をもって一時休業し約3年間の大改装を実施。2023年11月8日、ついにホテルは元の「リージェント香港」の名でグランドオープンを迎えました。

スチュアート

再オープン当夜にはイタリアから招いたアクロバットダンサーによる香港初の垂直ファサードパフォーマンスが披露され、往年のファンのみならず世界中のゲストがこの伝説的ホテルの新たな船出を祝福しました。

こうしてリージェント香港は創業から40年以上の時を経て伝統と最新ラグジュアリーが融合したホテルとして甦ったのです。長年愛された名前が戻ったことに、香港市民やホテルファンからも大きな注目と期待が寄せられています。

スノーベル

リージェント香港は昔からの伝説的ホテルだにゃ。1980年開業当初からその豪華さと眺望で人気だったにゃ

Lisa

一度は名前が変わってたって本当?どうして戻ったの?

スノーベル

2001年から最近まではインターコンチネンタル香港と呼ばれていたにゃ。IHGがリージェントブランドを買収したことで、改装後に元のリージェント香港として復活したんだにゃ。伝統のブランド名が復活して、往年のファンも大喜びというわけにゃ

客室と宿泊体験:極上のハーバービュー

リージェント香港の客室は「クラシック」から豪華スイートまで12種類以上あり、いずれも“Personal Haven”=自分だけの安らぎの場となるよう設計されています。

Regent Hong Kong launches its elegant Signature Suite Collection
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全室に大きなピクチャーウインドウとデイベッドが備わり、部屋にいながらビクトリア湾と香港島の摩天楼を望む贅沢な景色が楽しめます。内装には天然のオーク材や大理石など穏やかな素材が用いられ、柔らかな絨毯の感触と相まって靴を脱いで寛ぎたくなる居心地の良さです。

まさに「静けさ」と「刺激」が融合したオアシスのような空間で、バスルームも都会のスパのように癒しを追求した造りとなっています。

客室カテゴリーはスタンダードな「クラシックルーム」からビューバスタブ付きの「ハーバービュールーム」、さらに129室ものスイートがあります。中でも最上位のプレジデンシャル・スイート(約650㎡)は2フロア構成で屋上に専用インフィニティプールまで備える超豪華仕様。

リージェント香港のプレジデンシャル・スイート(約650㎡)は2フロア構成で屋上に専用インフィニティプールまで備える超豪華仕様

新設のテラススイート(約510㎡)やCEOスイート(約390㎡)も2階建てで広大なテラスを持ち、いずれも香港随一の広さと眺望を誇ります。もちろんこれらのスイートやクラブフロア宿泊者は専用のリージェントクラブラウンジ利用など数々の特典が付きます(クラブラウンジ詳細は後述)。

リージェント香港に宿泊した人々の感想も、その眺望とサービスを絶賛する声が多く聞かれます。ある旅行者は「今まで滞在した中で一番お気に入りのホテル」と述べており、改装直後の清潔で洗練された館内や行き届いたサービスが期待以上だったといいます。また「部屋に入った瞬間、窓一面の絶景に感動した」「裸足で過ごせる絨毯の心地よさにリラックスできた」といった声もあり、価格に見合う特別な滞在体験ができると評判です。

特筆すべきはやはりハーバービューの圧倒的な美しさです。3度目の滞在という香港在住ブロガーも「このホテルはハーバービューの眺めが命。多少高くてもハーバービューの部屋に泊まるべきで、シティビューに泊まるくらいなら別の安いホテルの方がいい」とまで断言しています。

リージェント香港のハーバービュー

それほどまでにリージェント香港の海景色は唯一無二であり、特に夜になると香港島の摩天楼がきらめく100万ドルの夜景が目前に迫ります。

毎晩8時の光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」を自室から、あるいは後述するクラブラウンジから鑑賞する贅沢もこのホテルならではの醍醐味です。

客室設備も最新で、ベッドサイドのスイッチパネルはUSB-Cやワイヤレス充電に対応し機能的。キーも環境配慮で木製カードキーを採用するなど細部にまでこだわりが感じられます。

無料Wi-Fiや55インチ以上の大型テレビ、ネスプレッソマシンなどアメニティも万全。バスアメニティはイギリスの高級ブランド「Ormonde Jayne」で統一され、深く上品な香りが旅の疲れを癒してくれます。

ターンダウンサービス時にはウェルカムスイーツや香港らしいお茶菓子のサービスがある日もあり、痒い所に手が届くおもてなしに心が温まるでしょう。

レストラン&バー:美食家を唸らせる充実のダイニング

リージェント香港はグルメ面でも香港屈指の評価を受けています。館内には6つのレストラン&バーがあり、そのラインナップはミシュラン星付きの広東料理から国際色豊かな料理まで多彩です。

宿泊者でなくとも食事目当てに訪れる価値があるとされ、まさに「食の宝庫」と言えるでしょう。以下に主なレストランをご紹介します。

  • 麗晶軒(Lai Ching Heen) – ホテル自慢の広東料理レストラン。インターコンチネンタル時代は「欣圖軒(ヤントーヒン)」として長年ミシュラン星を守り続けてきましたが、リージェント復活に伴い元の名前「麗晶軒」へ戻りました。その実力は折り紙付きで、再オープン直後の2024年版ミシュランガイドにおいて早くも二つ星を獲得しています。招牌料理の北京ダックや繊細な点心類は香港随一との呼び声が高く、ハーバービューを望むエレガントな空間で伝統と革新が融合した広東料理を堪能できます。
  • Nobu Hong Kong(NOBU香港) – 世界的な和食シェフ、松久信幸氏が手がける「NOBU」の香港店。2006年に香港初上陸し話題をさらいましたが、ホテル改装中は一時閉店。2023年11月、リージェント香港の再開業とともに同ホテル内に華麗に復帰しました。創造性あふれる和食とペルー料理のフュージョンは健在で、新鮮なシーフードを使ったシグネチャーメニュー(ブラックコードの味噌漬け焼きなど)も昔と変わらぬ人気です。港を望むスタイリッシュな店内で、美しい盛り付けと抜群のサービスと共に極上のダイニングが楽しめます。
  • ザ・ステーキハウス(The Steak House) – 創業当時からの名物レストラン。上質な肉を完璧にグリルする技術に定評があり、イタリア、スペイン、米国、和牛など世界各国から厳選したプレミアムビーフが揃います。お好みの熟成肉や部位を選び、旨みを閉じ込める高温グリルで焼き上げてもらえる贅沢は肉好きにはたまりません。付け合わせのヒマラヤ岩塩を含む多彩な塩やソースで味の変化を楽しめるのも特徴です(インターコンチ時代からの名物サービス)。ワインセラーも充実しており、ステーキに合うボルドーやカリフォルニアの銘柄をソムリエが提案してくれるでしょう。ミシュランガイドにも長年掲載される名店で、大人の落ち着いた雰囲気も人気です。
  • ハーバーサイド(Harbourside) – オールデイダイニングのレストランで、朝食ビュッフェからディナービュッフェまで終日利用できます。壁一面のガラス窓から海景を望む開放的な空間でいただくビュッフェは「香港随一の品数」と評判です。朝食ビュッフェでは洋食・中華・和食まで揃い、フレッシュジュースバーやエッグステーション、点心や麺類のライブキッチンもあり選びきれないほど。特に人気なのは海鮮粥や魚のスープなど香港ローカルの朝食メニューで、大きなホタテがごろごろ入ったお粥は絶品と宿泊客から好評です。週末のディナービュッフェではロブスターや生牡蠣、握り寿司にデザートまで高級食材が並び、地元の富裕層も集うほど。朝食付きプランで宿泊の場合はこのハーバーサイドでのビュッフェが基本となります。
  • ザ・ロビーラウンジ(The Lobby Lounge) – ロビー階にある吹き抜け空間のラウンジ。昼間は名物のアフタヌーンティー(後述)を提供し、夜は生演奏のピアノをBGMにシャンパンやカクテルが楽しめるバーラウンジとなります。天井高と大きな窓から臨む夜景がドラマティックで、香港の夜景スポットとしても有名です。実際、宿泊しなくてもこのラウンジ目当てに訪れる旅行者も多く、「香港一景色がいいバー」のひとつに数えられます。毎晩8時からのライトショー「シンフォニー・オブ・ライツ」鑑賞にも絶好のポジションで、照明が落とされたラウンジ内からゆったり眺める夜景は格別の思い出となるでしょう。
  • クラ・バー(Qura Bar) – 2023年12月に新設オープンしたバーで、世界各国の希少なスピリッツ類を揃えた隠れ家的バーです。店名の「KURA(蔵)」が示す通りヴィンテージウイスキーやラム酒などのコレクションが自慢で、趣向を凝らしたカクテルも提供。バー内にはシガーラウンジやプライベート個室も用意され、葉巻を嗜みながら静かに語らう大人の社交場となっています。インテリアは和のテイストも感じるシックなデザインで、喧騒から離れてゆったりとグラスを傾けるのに最適です。

以上が主なダイニング施設です。この他にもプールサイドで軽食とカクテルが楽しめる「プールテラス」があり、昼はリゾート気分でトロピカルドリンク、夜は夜景を見ながらバータイムを過ごせます。

リージェント香港では館内だけで完結する美食の旅ができるほど充実しており、「ホテルから一歩も出ずに世界トップクラスの食体験ができる」とTravel+Leisure誌も称賛しています。

優雅な午後を彩るリージェント香港のアフタヌーンティー

香港の高級ホテル文化といえばアフタヌーンティーは欠かせません。リージェント香港でも伝統のアフタヌーンティーが復活し、多くのスイーツ愛好家を魅了しています。

優雅な午後を彩るリージェント香港のアフタヌーンティー
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アフタヌーンティーは基本的に1階ロビーラウンジで提供され、180度に広がるビクトリア湾を眺めながら優雅なティータイムを過ごせます。

提供されるティーセットは三段トレイ(三段スタンド)に美しく盛り付けられた9種前後のセイボリー&スイーツ。例えば過去のセット内容では、ホテル伝統の「麗晶サンドイッチ4種」が目玉でした。彩り豊かなフィンガーサンドには、ゴマブレッドに赤ピーマンとトマト、ディル、ナスを挟んだものや、トマトブレッドにトリュフ入りブリーチーズとビーツを合わせたもの、レモン風味パンにアボカドを挟んだもの、和風だし巻き卵をはさんだもの等、創造的な4種類が揃います。一口サイズながらそれぞれ風味が異なり、まるで食べるアート作品のようだと評判です。

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スコーンも注文を受けてから焼き上げる焼き立てにこだわっており、自家製ジャムやクロテッドクリームとともに提供されます。さらに季節替わりのプティフール(小菓子)も3品ほど並び、過去には宝石を模したチョコレートムースや旬のフルーツタルトなど目にも楽しいスイーツが登場し下にゃ。

メニュー内容はシーズンごとに変わるため、訪れるたび新しい味に出会えます。お茶はイギリス高級紅茶ブランドのブレンドティーや中国茶、オリジナルコーヒーも選択可能で、お代わり自由となっています。

料金は2名用セットで約HK$888(サービス料別)と高級ホテルらしい価格ですが、「景色・料理・雰囲気の三拍子が揃った最高のアフタヌーンティーだった」と絶賛する声もあります。特にロビーラウンジの開放的な雰囲気と絶景は何ものにも代えがたく、まさに「最高でした!」と感激する利用者もいました。実際に提供時間帯の夕暮れ時には窓の外で陽が傾き、オレンジ色に染まる空ときらめく海が三段トレイを一層ロマンティックに彩ります。

アフタヌーンティーは平日15:00~18:00、土日祝12:00~18:00に提供されています。非常に人気のため、予約は2か月先まで受付ており、毎月1日の午前10時にその先の月の予約枠が開放される仕組みです。特に窓際席は競争率が高いため、香港到着前にオンライン予約しておくことをおすすめします。当日空席があればウォークイン(予約なし来店)も利用可能ですが、週末はほぼ満席になるので事前予約が無難です。服装はスマートカジュアルが求められ、水着やビーチサンダルでの入場はNGなので注意しましょう。

Lisa

ねぇスノーベル、リージェント香港のアフタヌーンティーってそんなに有名なの?すごく豪華そう!

スノーベル

もちろんにゃ。三段重ねのティースタンドに美しいスイーツとセイボリーが並んで、窓の外は香港一の景色…まさに夢見心地のティータイムだにゃ。味だけでなく見た目も凝っていて、例えば4種類のサンドイッチなんか芸術作品みたいだにゃ。料金はそれなりにするけど、それでも連日満席になる人気ぶりにゃ。予約は2か月前から可能だから、行きたい人は早めにおさえるといいにゃ

Lisa

窓際席からあの景色を見ながらなんて、想像するだけで贅沢…!絶対行ってみたい!

リージェントクラブ(クラブラウンジ)で過ごす至福のひととき

リージェント香港に宿泊するなら、ぜひ体験したいのが専用クラブラウンジ「リージェントクラブ」での時間です。

リージェントクラブ(クラブラウンジ)で過ごす至福のひととき
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リージェントクラブはスイートルームまたは「クラブアクセス付き」客室の宿泊客、およびIHG One Rewardsの上級会員など一部ゲストのみが利用できる特別ラウンジです。

最上階(17階相当)に位置し、大きな窓からビクトリアハーバーを見下ろす絶景リビングルームのような空間となっています。

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改装でインターコンチ時代から一新された内装は居心地の良い高級リビングのようで、ソファに腰掛けるとまるで空に浮かぶオアシスにいるかのような感覚に浸れます。

クラブラウンジではチェックイン/チェックアウト手続きも行われ、専任スタッフが丁寧にもてなしてくれます。ラウンジ利用時間は朝7:00~夜22:00までで、以下のようなフードプレゼンテーションが1日を通して提供されます。

  • 朝食(7:00~10:30、土日祝~11:00):クラブ専用朝食を提供。卵料理や点心・お粥・和朝食セット・ヘルシー朝食セットなど、豊富なオーダーメニューが用意されています。さらにフルーツやペストリー、サラダ、ヨーグルトなどのミニビュッフェコーナーもあり、本館ハーバーサイドでのビュッフェに負けず劣らず充実しています。例えばある日のメニューには中華粥やエッグベネディクト、新鮮フルーツワッフルなどが並び、注文すると出来立てを持ってきてくれます。ビュッフェにはフレッシュジュースやシリアル、点心、炒飯まで揃い「ラウンジ朝食だけでも十分豪華」との声もあります。
  • アフタヌーンティータイム(14:30~16:30):クラブラウンジでも午後になると軽食とスイーツが提供されます。内容は日によって変わりますが、マカロンやプチケーキ、サンドイッチ、スコーンなどがビュッフェ形式で並び、紅茶やコーヒーと共に自由に楽しめます。ホテル1階のロビーラウンジで提供される有料アフタヌーンティーセットとは異なり、クラブラウンジではセルフサービス形式で気軽につまめるのが特徴です。利用者の中には「ラウンジのアフタヌーンティーでも十分満足」と感じる人も多く、特に観光で歩き疲れた午後にソファで休みながら甘い物をいただくひとときは至福です。先述の通り、ラウンジ利用権があれば無料で楽しめるのも嬉しいポイントです。
  • イブニングカクテル(カクテルアワー)(17:30~19:30):こちらがクラブラウンジ最大の魅力とも言われます。時間になるとアルコール各種(シャンパン、ワイン、ビール、スピリッツ、カクテルなど)が解禁となり、さらに充実したオードブルや温製料理がビュッフェに並びます。日替わりで提供される料理は軽食の域を超えており、利用者からは「毎晩ラウンジだけで夕食になる」と驚きの声も上がるほどです。実際に提供例を見ると、ミニステーキやラムチョップ、海老のグリル、点心、チーズプラッター、寿司ロール、各種サラダなど、ディナービュッフェさながらのラインナップでした。デザートも充実しており、チョコレートファウンテンやフルーツタルトが出る日も。もちろん追加料金は不要で、宿泊料金に含まれています。お酒を片手に窓の外の夜景を眺めれば、まさに「これ以上望むものはない」というほど贅沢な時間が過ごせます。

以上のように、リージェントクラブでは1日を通じて食事や飲み物が無料で提供されます。さらにラウンジ内には専任のリージェント・エクスペリエンス・エージェント(コンシェルジュ)が常駐しており、レストラン予約や観光手配などゲストの要望に24時間対応してくれます。

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チェックインからチェックアウトまでパーソナルなお世話をしてくれるため、「ホテル内のどんな些細な希望も即座に叶えてくれた」「痒いところに手が届くサービス」とゲストから高評価です。

クラブラウンジの利用権は上述のように対象客室の宿泊者に付帯しますが、対象でない一般客室でも追加料金を支払ってアクセス権を付けることが可能です。

その場合の料金は1泊1名あたりHK$1,100となっています。例えば2名で2泊する場合はHK$1,100×2名×2泊=HK$4,400(約8万円強)となり決して安くはありません。

スノーベル

しかし前述のように朝食・ティータイム・夕刻カクテルと1日3回の食事と飲み物が付くこと、さらに専用チェックインやコンシェルジュサービス、レイトチェックアウト優遇など多くの特典を考慮すると、その価値は高いでしょう。特に夕食代わりになるイブニングカクテルの内容を考えれば、「むしろ夕食代が浮いてお得」と感じるゲストもいるにゃ。

なお、リージェントクラブはお子様(12歳以下)は17:30以降入場不可とのルールがあります(夕刻のアルコール提供時間帯は大人の雰囲気保持のため)。また服装もスマートカジュアルが推奨されています。

利用の際は受付で名前と部屋番号を伝えればOKで、チェックイン日からチェックアウト日の夜まで利用できます。クラブラウンジでのチェックインも可能なので、対象客室に泊まる方はフロントに並ばず直接ラウンジへ案内される場合もあります。

Lisa

クラブラウンジって憧れるけど、実際どうなの?追加料金の価値あるのかな?

スノーベル

リージェントクラブは絶対体験して損はないにゃ。朝食から夕食代わりのカクテルタイムまで全部無料で楽しめるし、あの夜景を見ながらシャンパン飲み放題なんて最高だにゃ。1泊1人HK$1,100と聞くと高く感じるかもしれないけど、夕食代・飲み代込みと考えればむしろお得なくらいにゃ。特にカップルや記念日なら、静かなラウンジでゆったり二人の時間を過ごせるからおすすめだにゃ

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夕飯もいらないくらい充実って…すごい!それなら奮発してクラブラウンジ付きを選んじゃおうかな。

朝食情報:ハーバービュービュッフェとラウンジ朝食

最後に朝食について触れておきましょう。リージェント香港の朝食は、その充実ぶりが旅行者の間でも話題です。宿泊プランに朝食が含まれる場合、多くの方は前述のオールデイダイニング「ハーバーサイド」でのビュッフェ朝食を利用します。

リージェント香港の朝食
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ハーバーサイドの朝食ビュッフェは品数豊富で、洋食(卵料理、パン、シリアル、サラダ、ハムチーズ等)から中華(点心、お粥、麺)、和食(焼き魚や味噌汁、ご飯のお供)まで揃います。オムレツやヌードルスープはその場で作ってもらえるライブキッチン形式で、特に香港らしいメニューとして牛肉麺や海鮮粥が人気です。

実際に海鮮粥には大ぶりのホタテ貝がゴロッと入っていて「朝から贅沢!」と感激する声もありました。

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また、フルーツやヨーグルト、ペストリー類も新鮮で種類が多く、特製クロワッサンは香ばしい焼きたてで好評です。ドリンクは各種ジュースや中国茶、コーヒー、さらにデトックスウォーターまで用意され、健康志向のゲストも満足できる内容です。

席は大きな窓側が人気で、朝日を浴びながら香港島を眺めつつ朝食をとる時間は、旅先の爽快なスタートとなるでしょう。混雑状況ですが、朝8時前後が比較的空いており、9時を過ぎると土日を中心に込み合う傾向です。ただ、座席数も多いため多少待てば案内される場合がほとんどです。

一方、クラブラウンジアクセス付きの方やIHGダイヤモンド会員特典で朝食が付いている方は、クラブラウンジで朝食を取るという選択肢もあります(前述の通りラウンジ朝食も充実)。

実際に両方試したゲストによれば、「初めて泊まるなら品数豊富なハーバーサイドのビュッフェがおすすめだが、ラウンジ朝食は静かでオーダーメニュー中心なので落ち着いて楽しめる」とのこと。つまり、にぎやかに色々つまみたいならハーバーサイド、落ち着いた環境で質を楽しみたいならラウンジと使い分けると良いでしょう。

なお、朝食ビュッフェを単独で利用する場合の料金は1人HK$400前後(++別)です。IHG上級会員(ダイヤモンド)の場合、ウェルカム特典で2名分の朝食を無料にできるプランもあり、会員の方はチェックイン時に確認してみてください。朝食無しプランで宿泊した場合でも、当日ハーバーサイド入口で料金を支払えば朝食ビュッフェを利用できます。せっかくリージェント香港に泊まるなら、その朝食の評判の高さも味わってみる価値大です。

リージェント香港はこんな人におすすめ

以上、リージェント香港の魅力を余すところなくご紹介しました。最後に、どんな方にリージェント香港がマッチするかまとめておきます。

  • 初めての香港旅行・観光重視の方:尖沙咀という立地はスターフェリー乗り場やショッピングモール(K11 MUSEAなど)、文化施設(香港藝術館、香港文化中心など)へのアクセスも抜群。空港からも車で30分程度と便利です。何より部屋やラウンジから見える景色そのものが香港観光のハイライトになります。限られた日程でもホテル滞在自体が観光になるため、「効率よく香港らしさを味わいたい初心者」に最適でしょう。
  • カップル・記念日旅行の方:リージェント香港はロマンティックな演出に事欠きません。夕暮れ時のラウンジや部屋からの夜景、窓辺のデイベッドでの乾杯、そして歴史あるホテルならではの重厚な雰囲気。特にプロポーズや結婚記念日にはスタッフが協力して花束やケーキを用意してくれるサービスもあります。2人だけの特別な時間を演出したいカップルにはうってつけです。
  • ホテルマニア・グルメ志向の方:もともとホテル好きな方にとって、復活したリージェント香港は「一度は泊まりたい伝説のホテル」。最新ラグジュアリーと往年のブランドストーリーが融合した稀有な存在です。さらに館内で完結するグルメ体験(ミシュラン2つ星の広東料理やNOBUなど)も楽しめ、ホテル内で飽きることがありません。クラブラウンジで他のホテルとは一線を画すサービスを満喫できるのも、ホテルマニアには嬉しいポイントでしょう。
  • 富裕層トラベラー・ビジネスエグゼクティブの方:リージェント香港は全方位で上質なサービスを提供するため、ビジネスで訪れるVIPや富裕層の常連客も多いです。24時間対応のエクスペリエンスエージェントによるきめ細かなサポートや、ライフスタイルに合わせたウェルネス設備(24Hジム、スパ施設準備中)など、長期滞在や要望の多いゲストにも十分応えられます。羽田・成田からの深夜便で早朝到着してもラウンジで朝食をとりつつ部屋準備を待てるなど、フレキシブルな運用も好評です。「価格よりクオリティを重視」するトラベラーにはまさに打ってつけと言えます。

リージェント香港は1泊あたりの料金も決して安くはありませんが、その価値に見合った極上の体験ができるホテルです。再オープン後も各種の国際的アワードを受賞し、2024年コンデナスト・トラベラー読者投票で香港・マカオエリア第3位、Travel+Leisure誌アジア都市ホテル部門第1位に輝くなど評価も上々です。

リージェント香港はこれからも世界のラグジュアリーホテルシーンを牽引していくことでしょう。

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香港旅行を計画されている方は、ぜひ一度リージェント香港でしか味わえない特別な滞在を体験してみてください。窓一面の絶景と行き届いたおもてなしが、旅の思い出を最高に輝かせてくれるはずです。

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