香港の美しいビーチ完全ガイド|おすすめの砂浜・リゾートホテルや透明度の高い海を満喫!

香港の美しいビーチ完全ガイド|おすすめの砂浜・リゾートホテルや透明度の高い海を満喫!

香港といえば高層ビルが立ち並ぶ都市のイメージが強いですが、実は美しいビーチがたくさんあることをご存知でしょうか。香港の陸地面積の約40%は手つかずの自然が保護されたカントリーパークとなっており、大小合わせて263もの島々があります。

そのため市街地から少し足を伸ばせば、青い海と白い砂浜が広がる南国のような景色に出会えるのです。年間を通じて温暖な亜熱帯性気候の香港では4月から10月頃が海水浴シーズンで、夏場には多くのローカルや観光客がビーチでリフレッシュしています。

今回は、観光客も在住者も楽しめる香港のビーチをカジュアルなブログスタイルでご紹介します。アクセス情報や周辺の観光スポット、リゾートホテル情報まで盛りだくさんですので、水着の準備をお忘れなく!

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目次

香港の代表的なビーチ紹介

香港には大小さまざまなビーチがありますが、その中でも特に人気のビーチや、在住者イチオシの絶景ビーチを地域ごとにピックアップして紹介します。それぞれのビーチの特徴やアクセス方法、設備、魅力をチェックしてみましょう。

香港島のビーチ

レパルスベイ・ビーチ(淺水湾)【香港島】

香港島南部を代表するビーチといえばレパルスベイ・ビーチです。市中心部の中環からバスで約30分というアクセスの良さで、週末には多くの家族連れや観光客で賑わいます。湾曲した広い砂浜と穏やかな波が特徴で、香港では珍しく遠浅の海なので泳ぎやすく初心者にも安心です。ビーチの長さは約300メートルあり、混雑する日でも十分なスペースがあります。背後には高級住宅が建ち並び、南国リゾートの雰囲気を味わえるのも魅力です。

レパルスベイ・ビーチの空撮。香港島を代表する美しい砂浜が広がる

設備面も充実しており、更衣室やシャワー、公衆トイレが完備されています。ビーチ正面には大型ショッピングセンター「ザ・パルス (The Pulse)」があり、おしゃれなレストランやカフェ、ショップが並んでいるため、水遊びの合間に食事や買い物も楽しめます。

ビーチ脇には海の女神である天后や財神などの像が立ち並ぶユニークな中国風の祠堂もあり、インスタ映えスポットとしても有名です。アクセスはMTRコーズウェイベイ駅近くから出ているミニバス(小巴)で「淺水湾海灘」停留所下車すぐ、または中環から6X系統のバスで「淺水湾」下車でもOKです。

石澳ビーチ&ビッグウェーブベイ(石澳大浪湾)【香港島】

香港島の東南に位置する**石澳(シェックオー)エリアには、ローカルに人気の石澳ビーチと、サーフスポットで有名なビッグウェーブベイ・ビーチがあります。

石澳ビーチは約200メートルほどの砂浜で、周囲を緑の丘に囲まれた景観が魅力です。水質が良く砂もきめ細かいため、市民にとっては「自分たちの庭」と称されるほどお気に入りのビーチです(香港環境保護署による水質ランクでも最高評価の「一級」に指定されています)。ビーチには無料の更衣室・シャワーや公共BBQピットもあり、友人同士でバーベキューを楽しむ地元グループの姿も多く見られます。

隣接する石澳村にはレトロな雰囲気の香港式茶餐廳(チャーチャンテン)**やタイ料理レストランがあり、海遊びの後に新鮮なシーフード料理を味わうこともできます。

一方、石澳ビーチからさらに東へ歩いて行けるビッグウェーブベイ・ビーチ(大浪湾)は、その名の通り大きな波が打ち寄せるサーフィンスポットです。ここは藍塘海峡から入り込むうねりによって一年を通じてサーファーが集まり、初心者から上級者まで波乗りを楽しんでいます。

山側にはドラゴンバックと呼ばれる人気ハイキングコースがあり、ハイキングで汗をかいた後にビーチで海水浴を楽しむコースもおすすめです。アクセスはMTR筲箕湾(シャウケイワン)駅から9番バスで終点の「大浪湾」下車です。

石澳とビッグウェーブベイは距離が近いので、両方セットで訪れると香港島のビーチを満喫できます。

スタンレー・メイン・ビーチ(赤柱正灘)【香港島】

スタンレー・メイン・ビーチは、香港島南部の古き良き避暑地であるスタンレー(赤柱)地区にあります。スタンレーはオープンテラスのレストランやバーが建ち並ぶ海沿いのプロムナードや、地元の市場スタンレー・マーケットが有名で、観光客にも定番のエリアです。

ビーチ自体は香港島南岸では比較的小規模ですが、海水のきれいさと背後に見える欧風建築(旧英国軍のマレーハウス)など景観の良さで知られています。砂浜の一角にはビーチバレー用のコートも整備されており、夕方には地元の若者がビーチバレーに興じる姿も。スタンレーはリゾート感あふれるゆったりした雰囲気で、観光客も地元民もリラックスした時間を過ごせるスポットです。

スタンレー・ビーチの設備も基本的なものは揃っており、シャワーや更衣室、売店に加え公共のバーベキューエリアも備えられています。家族で砂遊びやピクニックを楽しむのにも適しています。

ビーチのすぐ隣にはスタンレー・マーケットの屋台や、海沿いのレストラン街があるため、泳いだ後はマーケットでお土産探しをしたり、海風に当たりながら食事を楽しむこともできます。アクセスは中環(セントラル)から6、6X、260番のバスで終点のスタンレーまで約40分です。

九龍・新界エリアのビーチ

清水湾ビーチ(清水灣)【新界】

観光で訪れる方にはあまり知られていませんが、清水湾(Clear Water Bay)ビーチは香港屈指の透明度を誇る穴場ビーチです。場所は新界エリアの東側、西貢(Sai Kung)半島の付け根付近にあります。

その名の通り海水の清澄さで有名で、エメラルドグリーンに輝く海と白い砂が美しい中規模のビーチです。周囲は住宅地が少なく自然が多いため、週末でも比較的人が少なく静かな雰囲気を楽しめます。

湾内は波が穏やかで遠浅なので子ども連れにも安心です。ライフガードの監視期間中(4~10月)は遊泳区域がネットで囲まれ、安心して泳げます。

清水湾ビーチは第一ビーチと第二ビーチに分かれていますが、一般的に景色が良いのはより奥にある清水湾第二ビーチです。こちらは駐車場から少し歩く必要がありますが、その分人が少なく隠れ家的な雰囲気があります。

設備はシャワー、更衣室、売店、トイレがあり、のんびり過ごすには十分でしょう。アクセスはMTR将軍澳線の坑口(Hang Hau)駅からミニバスで約20分、「清水灣第二湾」停留所下車すぐです。なお近くにはハイキングコース「高junk Peak Trail」があり、ハイキング好きなら海水浴と合わせてトレッキングも楽しめます。

ゴールドコースト・ビーチ(黄金海岸)【新界】

香港にも人工的に造成されたリゾートビーチがあります。それが新界西部の屯門(Tuen Mun)地区にある黄金海岸(ゴールドコースト)・ビーチです。

黄金色の砂を敷き詰めたことから名付けられたビーチで、全長約500メートルと広々しています。ウォータースポーツ用のエリアやビーチバレーコートも整備され、週末には若者グループがスポーツを楽しむ姿も見られます。

沖合にはヨットハーバーがあり、停泊するヨットを眺めながら南国気分を味わえるスポットです。ビーチ沿いにはヤシの木が立ち並び、リゾートらしい景観が広がっています。

黄金海岸ビーチの目の前には香港ゴールドコースト・ホテルが建ち、ビーチと一体になったリゾートを形成しています。このエリアにはレストランやショップが集まる「ゴールドコースト・ピアッツァ」もあり、食事や買い物にも困りません。

特に夕暮れ時には海に沈む美しい夕日が見られることで有名で、ロマンチックな雰囲気に包まれます。アクセスはMTR屯門(Tuen Mun)駅からタクシーで約10分、または尖沙咀からの直通バスも利用できます。リゾートホテル併設のため観光客の姿も多く、香港でビーチリゾート気分を手軽に味わえるスポットと言えるでしょう。

離島エリアのビーチ

長沙ビーチ&貝澳ビーチ【ランタオ島】

香港最大の島、ランタオ島(大嶼山)にも美しいビーチがあります。特に有名なのが島の南岸に位置する長沙(Cheung Sha)ビーチです。上長沙と下長沙の2つのビーチに分かれており、合わせて約3kmにも及ぶ香港最長の砂浜が広がります。

波打ち際まで続く細かな砂と遠浅の海が特徴で、その透明で綺麗な海は常に香港のベストビーチランキング上位に入るほどの評価を得ています。ビーチが広大なため混雑することが少なく、ゆったりとプライベート感を味わえるのも魅力です。周囲には緑豊かな丘陵が迫り、自然の中で思いきり海遊びを楽しめます。

長沙ビーチではマリンスポーツも盛んで、サーフィンやボディボード、スタンドアップパドルボード(SUP)、カヤック、ウィンドサーフィンなど様々なアクティビティに挑戦できます。

砂丘ではサンドボードが体験できるユニークなショップもあります。また下長沙ビーチの近くには海辺のカフェやバーが点在し、ビーチを眺めながら食事やドリンクを楽しむこともできます。アクセスはMTR東涌(Tung Chung)駅から11番または23番のバスで約20分、「下長沙」停留所下車です。

ランタオ島のもう一つの人気ビーチが貝澳(Pui O)ビーチです。長沙からさらに東寄りにあり、こちらは黒砂と白砂が混じり合うユニークな砂浜が特徴です。

海岸線が静かで波も小さめのため、サーフィン初心者の練習や小さなお子さんとの砂遊びにぴったりの穏やかなビーチです。周囲はのどかな湿地帯が広がり、水牛が放牧されている牧歌的な風景にも出会えます。

貝澳ビーチにはキャンプ場も併設されており、テントを張って星空の下で一夜を過ごすこともできます。アクセスは中環フェリーターミナルから梅窩(Mui Wo)行きフェリーで約35分、梅窩からバス1~4番で「貝澳」下車です。

長洲島・南丫島のビーチ

香港の離島では、長洲(Cheung Chau)島南丫(ラマ)島が観光地として有名ですが、これらの島にも地元で愛されるビーチがあります。長洲島のメインビーチは東湾ビーチで、島の東側に広がる弓なりの砂浜です。

比較的波がおだやかで、香港初のオリンピック金メダリストを輩出したウィンドサーフィンの名所としても知られています。海水浴の後は島内でレンタサイクルをしたり、名物の海鮮料理や大きな蒸し饅頭(長洲名物の「平安包」)に舌鼓を打つのも楽しみです。島全体が車のないスローライフな環境なので、日帰りでビーチと島グルメを満喫するのに最適でしょう。

南丫島にはいくつか小さなビーチがありますが、中でも人気なのが洪聖爺(Hung Shing Yeh)ビーチです。島の主要集落である榕樹湾(Yung Shue Wan)から徒歩20分ほどで行ける砂浜で、地元外国人(エクスパット)にも親しまれています。

水質も比較的良好で、週末には家族連れが泳いだり砂遊びをする姿が見られます。背後に発電所の大きな煙突が見えるという少しユニークな景観ですが、海の青さと砂の白さはなかなかのものです。ビーチにはシャワー・トイレの設備もあり、木陰もあるのでのんびり過ごせます。

南丫島といえばシーフードレストランが有名で、もう一つの集落索罟湾(ソククーワン)には海上レストランが軒を連ねています。ビーチで遊んだ後は島内のんびりハイキングをしながら索罟湾へ抜け、新鮮な海鮮料理の夕食を楽しんでフェリーで帰る、というプランもおすすめです。

主要ビーチの比較一覧

香港の主なビーチをいくつかピックアップし、その特徴とアクセスをまとめました。目的に合わせて行きたいビーチを選んでみましょう。

ビーチ名 (所在地)特徴アクセス例(公共交通)
レパルスベイ (香港島)穏やかな遠浅のビーチ。施設充実で家族向け。大型商業施設が隣接。中環からバス6Xで約30分
石澳 (香港島)ローカルに人気。水質良好でBBQも可。隣にサーフスポットの大浪湾あり。筲箕湾駅からバス9で終点下車
スタンレー (香港島)景色良く観光地に隣接。マーケットや飲食店が豊富で便利。中環からバス6・6Xで約40分
長沙ビーチ (ランタオ島)香港最長の砂浜で開放的。透明度が高く水上スポーツも豊富。東涌駅からバス11/23で約20分
西湾ビーチ (西貢半島)人里離れた絶景ビーチ。白砂と透明度抜群の海。 ([〖香港/西貢 〗本気でオススメしたい香港の絶景穴場ビーチ『西灣ビーチ』

※上記以外にも、馬湾島の東湾ビーチ(Tung Wan Beach, Ma Wan)や、銀鑛湾ビーチ(シルバーマイン湾, ランタオ島ムイオ)、哈皮・バレー(Happy Bay, 愉景湾)など、香港には個性的なビーチが点在しています。それぞれアクセス方法が異なるので、旅程に合わせて調べてみてください。

香港のきれいな海が楽しめるスポット

「香港の海って綺麗なの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、実は場所によっては驚くほど透明度の高い海を楽しめます。特に新界東部の西貢(Sai Kung)エリアには、エメラルドグリーンの海が広がる秘境ビーチが数多く存在します。

中でも有名なのが、先ほども少し触れた大浪湾(Tai Long Wan)エリアのビーチです。西貢半島の先端近くに位置し、車では直接行けないため人が少ない穴場になっています。

いくつかビーチがありますが、代表的なのは西湾ビーチと咸田湾ビーチ(Ham Tin Wan)です。山道を1時間ほどハイキングする必要がありますが、その先に待っているのは「まるで沖縄やハワイ!」と表現される絶景の楽園です。白い砂浜とクリアブルーの海水には思わず感嘆してしまいます。

「見てくださいこの綺麗さ!都会のイメージが強い香港にこんな綺麗なビーチがあるなんて…」と、在住5年の日本人でさえ驚いたという声もあるほどです。西湾ではキャンプも可能で、週末になるとテントを張って星空の下で波音に耳を澄ますキャンパーの姿も見られます。

また、西貢沖の離島ビーチも透明度が高いスポットとして知られます。例えば、橋咀洲(Sharp Island)の先端にあるハプムン湾ビーチ(廈門湾 Half Moon Bay)は、三日月形の入り江に真っ白な砂が広がり、その名の通り「ハーフムーンビーチ」とも呼ばれるほどロマンチックな場所です。

緑に囲まれた隠れ家的な入り江で、水質は香港政府の評価でも最高ランクの「一級」に指定されるほど澄み切っています。シュノーケリングやシーカヤックで沖合に出れば、透き通る水中で色とりどりの熱帯魚に出会えることも。ハプムン湾へは西貢の桟橋からカイトフェリー(小型渡船)で約30分でアクセスできます。

さらに、同じく西貢の浪茄湾(Long Ke Wan)も見逃せません。こちらは満潮時には陸路が遮られるほど人跡未踏感のあるビーチで、真っ白な砂とターコイズブルーの海水が織りなす光景は香港とは思えないほどです。

ロンケイ湾へ行くには西貢の東壩(East Dam)まで車かタクシーで行き、そこから山道を15分ほど下る必要がありますが、その価値は十分にあるでしょう。

このように、香港でも場所を選べば透明度抜群のきれいな海に出会えます。休日に少し足を伸ばして、秘境ビーチで南国リゾートさながらの海遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考:An aerial view of a sandy beach and ocean photo – Free Hongkong Image on Unsplash(西貢・浪茄湾(Long Ke Wan)の白砂ビーチ。透明度の高いエメラルドの海が広がる)

ビーチリゾートを満喫できるホテル情報

せっかく美しいビーチに行くなら、近くのホテルに泊まってビーチリゾート気分を存分に味わいたいですよね。香港にはいわゆる「香港 ビーチ ホテル」「香港 ビーチ リゾート ホテル」と呼べるような宿泊施設がいくつかあります。ここではビーチ至近のリゾートホテルやユニークな宿泊スポットをご紹介します。

  • 香港ゴールドコースト・ホテル(Hong Kong Gold Coast Hotel) – 新界の屯門にある大型リゾートホテル。目の前がゴールドコースト・ビーチで、徒歩ですぐ砂浜へ行けます。敷地内に大きなガーデンプールやキッズ向けの遊具施設があり、ファミリー向けの充実したサービスが魅力です。南シナ海に沈む夕日を眺めながらホテル内のレストランで食事をすれば、まさにバカンス気分を満喫できます。
  • シルバーマイン・ビーチリゾート(Silvermine Beach Resort) – ランタオ島の梅窩(ムイオ)にある老舗ホテル。フェリーで梅窩に到着すると目の前に銀鑛湾ビーチが広がり、その一角に建つリゾートホテルです。派手さはありませんが、島時間が流れるのんびりした雰囲気が魅力。自転車を借りて島内を散策したり、近くの滝までハイキングしたりと、自然派に嬉しいロケーションです。
  • オーベルジュ・ディスカバリーベイ(Auberge Discovery Bay) – ランタオ島のディスカバリーベイに位置するリゾートホテル。こちらも目の前に小さなプライベート感覚のビーチがあり、ヨットハーバーに面した絶好のロケーションです。25mプールやスパ、シーサイドチャペルまで備えた本格リゾートで、香港ディズニーランドへもフェリーで20分ほどと近いため、テーマパークとビーチ両方楽しみたい方に人気です。
  • ワーウィック・ホテル 長洲(Warwick Hotel Cheung Chau) – レトロな離島ステイを楽しみたいなら長洲島のワーウィックホテルがおすすめです。長洲島の東湾ビーチ沿いに建つ島唯一のホテルで、客室のバルコニーからはビーチと海を一望できます。施設自体は年季が入っていますが、それがかえって昭和の海の家のような趣を感じさせてくれます。島の新鮮な海鮮を味わった後は、波音を聞きながら島に一泊…なんていう贅沢な時間が過ごせます。
  • ノアズアーク・リゾート(Noah’s Ark Resort) – 香港らしいユニークな宿泊先として外せないのが馬湾(Ma Wan)島にあるノアの方舟を模したテーマパーク併設のリゾートです。ホテルの眼前には東湾ビーチが広がり、壮大なつり橋(Tsing Ma大橋)を背景にした景色はここでしか味わえません。敷地内にはノアの箱舟博物館や自然庭園、子供向けアスレチックなどが揃い、ファミリーに大人気。「方舟」の船内に泊まるという他にはない体験も魅力です。
  • WM Hotel Sai Kung – 2021年に西貢にオープンした香港初の本格的ビーチリゾートホテル。建物の形状がアルファベットのWやMに見えるモダンなデザインで、客室からは目前のビーチと西貢の穏やかな海を一望できます。ホテルではビーチグランピング施設が併設されており、テントでキャンプ気分を楽しむことも可能。日中はビーチで遊んだりボートで周辺の離島ビーチに繰り出し、夜は西貢市街のシーフードレストラン街で海鮮三昧…といった贅沢な滞在が叶います。海外旅行が難しかったコロナ禍以降、香港市民の間でもステイケーション先として話題のスポットです。
  • ロイヤルビューホテル(Royal View Hotel) – 新界の荃湾(Tsuen Wan)近く、汀九湾という入り江に位置するホテルです。こちらは厳密には「ビーチ直結」ではないものの、徒歩圏に小さな砂浜(麗都湾ビーチや汀九ビーチ)があり、客室から海が望めるオーシャンビューホテルとして人気です。市街地から離れている分静かで、価格も比較的手頃なので週末にちょっと海辺でのんびりしたい時に利用されています。屋外プールやスパも完備され、リゾートホテルとしての設備は申し分ありません。

このように、香港にはビーチを思いきり楽しめるホテルやユニークな宿泊施設が点在しています。泊まる場所にもこだわれば、旅の満足度もさらにアップすることでしょう。

ビーチで楽しめるアクティビティあれこれ

香港のビーチでは単に泳ぐだけでなく、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。ここでは定番から意外な楽しみ方までいくつかご紹介します。

  • 海水浴・日光浴: 真夏の香港の日差しは強烈ですが、ビーチで日光浴を楽しむ欧米系の人々の姿も多いです。パラソルやビーチチェアのレンタルができるビーチもあるので、木陰が少ないビーチでは利用すると良いでしょう。夏季にはライフセーバー(救助監視員)が配置されるビーチが多く、遊泳区域も設けられているので安全に泳げます。ただしビーチによっては潮の流れが速い場所もあるため、注意看板を確認してください。
  • マリンスポーツ:香港のビーチは規模こそ小さいものの、実はマリンスポーツがとても盛んです。波乗りを楽しみたいなら石澳のビッグウェーブベイや大浪湾(Sai Kungの方)でサーフィンに挑戦できますし、風を捉えて進むウィンドサーフィンは長洲島やスタンレーで体験スクールがあります。また、比較的波が穏やかなビーチではスタンドアップパドルボード(SUP)やシーカヤックでクルージングを楽しめます。透明度の高い西貢エリアの海ではシュノーケリングもおすすめです。日本ではあまり見かけないサンドボード(砂丘を滑るアクティビティ)を体験できるビーチもあります。道具のレンタルやレッスンを提供しているショップがビーチ近くにあるので、初心者でも気軽にトライできます。
  • ビーチピクニック&BBQ: ビーチでゆっくり過ごしたいなら、ピクニックシートを広げて海風に吹かれながらのんびりお弁当タイムはいかがでしょう。香港の公営ビーチには無料で使えるバーベキュー施設(固定式のグリル)が設置されている所も多く、週末になると家族や友人グループが食材を持ち寄ってBBQを楽しむ姿が定番です。例えばスタンレーや清水湾第二ビーチ、石澳ビーチなどには公共BBQピットがあり、炭や食材さえ持参すれば誰でも利用可能です。夕暮れ時、波音をBGMにバーベキューを囲むのは最高の思い出になるでしょう。
  • ハイキング+ビーチ: 香港ならではの楽しみ方として、ハイキングとビーチ遊びのコラボがおすすめです。香港には山と海が近接している地形を活かしたハイキングコースが多数あります。例えば香港島のドラゴンバックコースを歩いてビッグウェーブベイに下山し、そのまま海に飛び込む!という爽快なプランが人気です。また西貢半島では先述のようにハイキングでしか行けない秘境ビーチ巡りが冒険気分を味わわせてくれます。ランタオ島でもムイオからシルバーマイン滝へのトレイルや、貝澳から大東山方面へのトレッキングなど、汗を流した後のビーチが格別に感じられるルートがあります。
  • アイランドホッピング: 多島海である香港ならではの遊びとして、小型船やフェリーで島巡りしながらプライベートビーチ探しをするのも一興です。西貢では地元の船乗りが自前のスピードボートで離島の無人ビーチまで連れて行ってくれるツアーがあり、まさに「香港の秘島クルーズ」を体験できます。またビクトリア港周辺では**ジャンボ遊覧船(ジャンケット)**をチャーターして、湾内の景色を眺めつつ船上パーティーや海上でのんびり泳ぐという楽しみ方も在住者に人気です。島ごとに雰囲気の異なる香港だからこそ、一日で複数のビーチを巡る贅沢も可能なのです。

このように、香港のビーチは小さいながらも遊び方は無限大です。日本では味わえないようなユニークなアクティビティもあるので、ぜひ色々チャレンジしてみてください。

ビーチ周辺の観光&グルメ情報

最後に、ビーチに行ったついでに立ち寄りたい周辺の観光スポットやグルメ情報をエリア別にご紹介します。海遊びとあわせて香港のローカル文化や美食も楽しみましょう。

  • スタンレー周辺: スタンレー・ビーチで遊んだ後は、すぐ近くのスタンレー・マーケット(赤柱市場)を散策しましょう。お土産にぴったりの雑貨や衣類が並ぶ市場で、ぶらぶらウィンドウショッピングするだけでも楽しいですよ。マーケットを抜けると海沿いのプロムナードに出ます。そこに建つ19世紀の英国建築マレーハウス(美利樓)には博物館やレストランが入っており、ノスタルジックな雰囲気を味わえます。プロムナード沿いのオープンテラスのレストランやパブでシーフードや洋食を楽しめば、まるで欧米のビーチリゾートにいるかのような気分に。夕暮れ時には海風が心地よく、昼間とは違った顔を見せるスタンレーの魅力に浸れます。
  • レパルスベイ周辺: レパルスベイではビーチに隣接するショッピングモール「The Pulse」でのグルメ&買い物が便利です。海を望むおしゃれなカフェで南国フルーツジュースを飲んだり、人気レストランでシーフード料理を味わったりできます。特にタイ料理やイタリアンなど各国料理の選択肢が豊富で、海辺の景色とともにグルメを堪能できます。また、レパルスベイの東端に位置する天后廟(Tin Hau Temple)とガジュマルの巨木が茂る麗海堤岸公園はフォトスポットとしても有名です。高さ10メートル近い巨大な女神像や龍のオブジェがあり、香港らしいエキゾチックな雰囲気を体験できます。
  • 西貢タウン周辺: 西貢の秘境ビーチへ行く際の拠点となる西貢タウンは、香港随一のシーフード天国です。桟橋沿いの海鮮マーケットでは、生け簀から獲れたての魚介類をその場で値段交渉して購入し、近くのレストランで調理してもらうことができます。ロブスター、シャコ、大ガニなど豪快な海鮮の醤油炒めやチリソース蒸しはぜひ味わいたい一品。ビーチ帰りに新鮮な海の幸でお腹を満たせば、海遊びの疲れも吹き飛びます。また西貢タウンから出航するアイランドホッピングツアーに参加すれば、一度に複数の離島ビーチや奇岩スポット(岩窟地質公園内の奇石など)を巡ることもできます。西貢は中心部からは少し遠いですが、それだけに自然が豊かでゆったりした時間が流れる素敵なエリアですよ。
  • ランタオ島周辺: ランタオ島のビーチを訪れた際は、島内の他の観光スポットもぜひチェックしてみてください。例えば東涌側に戻れば世界最長級のロープウェイ昂坪360(Ngong Ping 360)に乗って、山頂の巨大仏像天壇大仏や仏教寺院を観光することができます。また、島西部の漁村**大澳(Tai O)**まで足を延ばせば、水上高床式の伝統集落やジャンボタクシー船でのピンクイルカ探しツアーなどユニークな体験ができます。ムイオや貝澳に宿泊するなら、早起きして砂浜の朝焼けを見に行くのも素敵です。ランタオ島は広いため移動に時間はかかりますが、自然も文化も見どころ満載なので、余裕があれば一日かけて巡ってみてください。
  • ゴールドコースト周辺: ゴールドコースト・ビーチのある屯門エリアには、「ゴールドコースト・マリーナ」という高級ヨットハーバーがあります。異国情緒あふれる地中海風の建物とヨットが浮かぶ光景は、香港にいることを忘れさせてくれます。ハーバー沿いにはカフェやバーもあり、夜になるとライトアップされたヨットを眺めながらカクテルを楽しむ大人の時間も過ごせます。また、少し足を延ばせば旧屏山署(警察署の歴史博物館)や紅楼(孫文ゆかりの建物)といった文化スポットもあります。ゴールドコーストは比較的新しい開発地区ですが、屯門の街中に行けばローカルフードの老麺店糖水(スイーツ)ショップもたくさんありますので、地元グルメもぜひ味わってみてください。
  • 長洲&南丫島周辺: ビーチ以外にも島ならではの観光が盛りだくさんです。長洲島では毎年初夏に開催される「饅頭祭り(長洲太平清醮)」が有名で、その際にはビーチにも巨大な饅頭タワーが設置されイベントで盛り上がります。普段でも島内には歴史ある關帝廟(関帝廟)や海賊の隠れ家と伝わる張保仔洞(海賊洞穴)など、小さい島ながら探検しがいのあるスポットが点在します。南丫島では島内を縦断するハイキングコース「家楽径」が人気で、榕樹湾から索罟湾まで1~2時間ほどのんびり歩けます。途中、風力発電の大風車や山頂展望台など見所もあり、自然を感じながらの散策が気持ち良いです。ゴールの索罟湾で新鮮な海鮮料理を味わい、フェリーで市街地に戻れば、一日の締めくくりもばっちりですね。

このように、香港のビーチ周辺には魅力적인観光スポットや美味しいグルメが充実しています。せっかくビーチに行くなら、海遊びだけでなく周辺散策もセットで楽しんで、香港ならではの多彩な魅力を堪能してください。

いかがでしたか?香港には都会のイメージとは裏腹に、実は数え切れないほどの美しいビーチが存在します。青い海と白い砂浜、そして美味しい海鮮やリゾートホテルまで揃った香港は、身近に南国リゾートを味わえる旅行先と言えるでしょう。

今年の夏休みや週末は、水着をスーツケースに入れて香港へ出かけてみませんか?きっと新たな香港の魅力に出会えるはずです。泳いで、遊んで、食べて、泊まって──香港のビーチで心も体もリフレッシュしましょう!

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