【アート×ショッピング】香港K11MUSEAの見どころは?お土産やレストラン(フードコート)など網羅的に解説!

【アート×ショッピング】香港K11MUSEAの見どころは?お土産やレストラン(フードコート)など網羅的に解説!
Lisa

香港・尖沙咀のウォーターフロントにそびえるK11 MUSEAは、2019年8月オープンの大型ショッピングモールです。

単なる商業施設にとどまらず、「買い物ができる美術館」と称されるほど館内の隅々までアートが溶け込んだ空間で、流線形と直線を組み合わせた有機的な建築デザインはまるで一つの芸術作品のよう。 

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高級ブランドから最新トレンドのショップ、世界各国のグルメ、子供が喜ぶ遊び場までがすべて一つの屋根の下に揃う、香港屈指の新名所です。

ビクトリアハーバーの絶景や夜の光と音の演出も楽しめ、雨の日でも一日中過ごせるK11 MUSEAは、アート好きやグルメな旅行者はもちろん、家族連れにもおすすめ。この記事では、その魅力と見どころをたっぷりご紹介します。

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目次

K11 MUSEAとは?名前の由来と概要

K11 MUSEA(ケイイレブン・ミュゼア)は、香港を代表する開発企業ニュー・ワールド・デベロップメント社が手掛けた大型複合施設で、尖沙咀(チムサーチョイ)の新ランドマーク「Victoria Dockside(ビクトリア・ドックサイド)」内に位置します。

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同社が展開する“K11”シリーズには2009年開業の「K11 Art Mall」もありますが、本記事で紹介するK11 MUSEAは2019年に誕生したフラッグシップで、その規模や豪華さは従来のK11を遥かに凌ぎます。

K11 MUSEAという名称にはどんな意味があるのでしょうか?

スノーベル

実はこの“MUSEA”はギリシャ神話のミューズ(女神)に由来しているのにゃ。さらに“A Muse by the Sea(海辺のミューズ)”というコンセプトも込められていて、ハーバー沿いの立地にふさわしい名前なのにゃ。

Lisa

ただの“Museum”じゃなくて“Musea”なのがオシャレ!名前からして創造性を刺激する感じですね

スノーベル

その名の通り、K11 MUSEAは「日常生活を創造性・文化・イノベーションで豊かにする」ことを目指した「シリコンバレー・オブ・カルチャー」とも称される文化商業施設にゃ。

地上7階・地下2階という巨大な館内には、アート、デザイン、エンタメ、美食が融合し、訪れる人をインスパイアする世界級の体験型ランドマークとなっています。

香港K11

ちなみに“K11”という名称は、創始者エイドリアン・チェン氏が20代で手掛けた最初のアートモール(K11 Art Mall)に由来し、「K」は英語の“Kingdom(王国)”、「11」はローマ数字の“II”=“Art”を象徴していると言われます(諸説あり)。K11 MUSEAでは、そのビジョンがさらに進化しており、施設全体で150点以上のアート作品が展示され、建築からインテリアデザイン、店舗構成に至るまで「アート」が一貫したテーマになっています。

(フロアマップ)K11 MUSEAの見どころ:各フロア徹底紹介

では、K11 MUSEAの見どころをフロアごとに見ていきましょう。地下2階から地上7階まで、それぞれにテーマとハイライトがあります。館内はとても広大で、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。それぞれの階の特徴を押さえておくと、効率よく巡ることができます。

地下2階 (B2)

Food Playgroundと呼ばれるフードコートが中央に広がり、香港グルメから各国料理まで手軽に楽しめます。

10店舗以上のフードスタンドに約250席があり、B2とは思えないお洒落な空間で休憩できます。

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東側にはスイーツや軽食の専門店が並ぶ「Taste Chamber」と高級スーパーのマーケットプレイス(Market Place by Jasons)があり、旅のお土産の食料品探しにも便利です。

西側にはお洒落なベーカリーゾーンがあり、有名ホテルで使われていた巨大オーブンがインテリアとして置かれているほか、話題のパン屋が集結しています。

また展示イベントなどが行われるギャラリースペース「Garage」もあり、地下ながらカルチャー要素満載です。

地下1階 (B1)

Beautilicious(ビューティリシャス)ゾーンと称されるフロアで、世界の有名コスメブランドがずらりと揃う美容フロアです。

香港最大級のテスラ(Tesla)ショールームもあり、EV最新モデルの展示や充電設備(56基)も完備されています。

飲食では、シンガポール発の老舗チキンライス店「Chatterbox」、日本の紅茶カフェ「Afternoon Tea TEAROOM」、韓国発のオーガニックアイスクリーム「百味堂(Baekmidang)」、ファッションブランドが手掛けるカフェ「agnès b. CAFÉ」など個性的なラインナップです。

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このフロアからMTR尖東駅(East Tsim Sha Tsui)や隣接するオフィス棟K11 ATELIERへの連絡通路が伸び、雨に濡れずにアクセス可能なのも便利なポイント。

さらにB1には室内型アトラクション「レゴランド・ディスカバリー・センター香港」(LEGOLAND Discovery Centre Hong Kong)の入り口もあります。天候や季節に左右されず遊べる屋内レジャー施設で、子連れ旅行なら要チェックです。

グランドフロア (G/F)

– 愛称はMaison of Fashion。その名の通りシャネル、グッチ、カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペルといったラグジュアリーブランドが軒を連ねるエリアです。

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世界初上陸となった英国王室御用達ブランドフォートナム&メイソン(Fortnum & Mason)のショップもあり、紅茶やビスケットなど優雅なお土産探しに最適。

館内中央の吹き抜け「Opera Theatre(オペラシアター)」には巨大なガラス張りの球体オブジェが鎮座し、その周囲にはArtisan Loungeという終日アフタヌーンティーを提供するラグジュアリーラウンジもあります(買い物の合間に優雅なお茶をどうぞ)。

この階からローズウッド香港(Rosewood Hong Kong)ホテルおよび高級サービスアパートK11 ARTUSにも直結しており、ホテル滞在客の出入りも多いエリアです。

なお、グランドフロアの一角には「MUSE EDITION」というモードな雰囲気のゾーンがあり、オフホワイトやパームエンジェルスなど若者向けのハイエンドストリートファッション店が並んでいます。天井のデザインや床材にもこだわりが感じられるので、ぜひ細部まで観察してみてください。

K11 MUSEAの象徴である吹き抜け「Opera Theatre」。ガラス張りの球体オブジェと波打つような天井装飾が幻想的な空間を演出している。
K11 MUSEAの象徴である吹き抜け「Opera Theatre」。ガラス張りの球体オブジェと波打つような天井装飾が幻想的な空間を演出している。

1階 (1/F)

– 愛称はGentleman Culture(ジェントルマン・カルチャー)で、男性向け高級ファッションとライフスタイルのフロアです。

カルバン・クラインやサントーニなど紳士ブランドの旗艦店が並ぶほか、北欧雑貨ブランド「Georg Jensen(ジョージジェンセン)」のショップや、デンマーク発の高級オーディオBang & Olufsenも出店しています。

ひときわユニークなのがCLUB BODEGAというバー併設の紳士向けシガーショップで、葉巻とカクテルを嗜む大人の男性で賑わいます。

また、イタリアンレストラン「VELO」や和風居酒屋ダイニング「KAIYŌ」など食事処もあり、ショッピングの後に食事や一杯飲みたい時にも便利です。

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さらに1階のMUSE EDITION区画には、アジア最大級のMoMAデザインストア(ニューヨーク近代美術館MoMAの公式ショップ)や、日本人旅行者に人気の老舗鉄板焼「銀座日本料理」(元ニュー・ワールド・センターから移転)といったユニークな店舗も入っています。

MoMAストアではアートな文具や雑貨が揃い、お土産探しにもぴったりです。

2階 (2/F)

– 愛称は**Contemporary Wardrobe(コンテンポラリー・ワードローブ)で、最新トレンドのレディスファッションとビューティがテーマです。

COS、サンドロ、MO&Coといった海外ブランドから、ユナイテッドトウキョウなど日本発ブランドまで、多彩な婦人服ショップが並びます。

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このフロアはグルメも充実しており、日本の人気スイーツ店「幸せのパンケーキ」(ふわふわ食感のスフレパンケーキが有名)や、東京のミシュラン星獲得フレンチ「TIRPSE(ティルプス)」香港店、さらには東京・荻窪の行列ラーメン店「多賀野」の海外初出店など話題の飲食店が目白押しです。

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港区女子も思わず歓喜しそうなラインナップですね!

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海外旅行先で日本の有名店の味に出会えるとホッとしますよね♪ もちろん香港限定メニューも要チェック!

また、吹き抜けに面した2階フロア中央には巨大なゴールデンボール(Golden Ball)のアートオブジェが設置され、定期的にデジタルアート映像が投影されます。

K11のゴールデンボール(Golden Ball)

その隣には大階段「Big Steps」が3階まで続き、腰掛けて休憩したりパフォーマンスイベントが開催されたりする憩いのスポットになっています。

なお2階からローズウッド香港のレストラン階「Bayfare Social」へ直接渡れる連絡通路もあり、高級ホテルの美食を楽しみに行くこともできます。

ローズウッド香港のレストラン階「Bayfare Social」
ローズウッド香港のレストラン階「Bayfare Social」

3階 (3/F)

– 愛称はDesign Republic(デザイン・リパブリック)。ここはストリートアートがテーマで、壁面には9人のストリートアーティストによるグラフィティ作品が展示されています。

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テナントは若者向けカジュアルファッションやスポーツブランドが中心で、エレッセ、Levi’s、パタゴニア、香港初登場のナショナルジオグラフィック公式ストアなど個性的な店が集結。

日本のアイウェア「JINS」や、体幹トレーニングで話題の「SIXPAD」ジムもあり、アクティブ志向の買い物客で賑わいます。

グルメはアメリカ発の人気ハンバーガーショップ「Five Guys」が香港初上陸し、ジューシーなパティが大好評。

スノーベル

Five Guysはマジで行きまくってるにゃ。高いけど、どうしても行ってしまうにゃ

香港発のスペシャルティコーヒー店「The Coffee Academïcs」もあり、買い物の合間に一息つくのに最適です。

以前このフロアには中国発のチーズティー専門店「喜茶」のラボ店舗がありましたが、現在はタイ料理「Greyhound Café」にリニューアルされています。大きな窓からはビクトリアハーバーが望め、特に夕暮れ時には絶景が楽しめるでしょう。

タイ料理「Greyhound Café」

4階 (4/F)

– 愛称はFuture Lab(フューチャー・ラボ)で、最新テクノロジーとライフスタイル雑貨のフロアです。

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ガジェットショップや電子機器の専門店が多く、Appleプレミアムリセラーの「Sunion」や香港のデザイン家電セレクト「J SELECT」などが並びます。

注目はフランスの名門宝飾ブランドカルティエが運営するジュエリーアートの学校「L’ÉCOLE(レコール)」で、4階と5階の二層にわたり一般向け講座や展示を行っています。

ほかにも無農薬にこだわるビーガンスイーツの「DAMA」カフェ、台湾発の辛旨まぜ麺「KiKi麺」、ベトナム料理「BEP」などユニークなレストランも充実。

4階の目玉施設は、香港最大級のシネマコンプレックス「K11 Art House」です。

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全12スクリーン・1,708席を誇り、アイマックス・レーザー(IMAX Laser)対応の次世代シアターも完備。公開予定のハリウッド大作からアート系映画まで幅広いラインナップで、映画好きにはたまりません。

館内でショッピングや食事を楽しんだあと、最新設備の映画館でゆっくり映画鑑賞…なんて優雅な過ごし方もできるのがK11 MUSEAの魅力です。

5階 (5/F)

– 愛称はChamber of Collectables(チェンバー・オブ・コレクタブルズ)で、時計・宝飾・芸術品などラグジュアリー色の強いフロアです。スイスの高級時計オーデマピゲの旗艦店や老舗ジュエラーのブティックがあり、特別な一品を探す富裕層で賑わいます。

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先述のジュエリーアートスクール「L’ÉCOLE」の上階部分もこのフロアで、宝石や時計愛好家向けの展示が行われています。ユニークなのは、香港初出店のニューヨーク発高級ファッション通販「MODA OPERANDI」の実店舗が入っていること。

ネットとリアルを融合した最先端のショッピング体験が可能です。グルメでは、京都のミシュラン一つ星懐石「富小路やま岸」が香港に期間限定出店して話題を呼びました(※2022年閉店)が、現在は同スペースに香港で人気の創作ダイニング「GLASSHOUSE」の旗艦店が営業しています。

また、職人技が光る江戸前寿司と鉄板焼の「IE Sushi & Teppanyaki」など高級志向のレストランもあり、記念日のディナーにもぴったりです。

6階 (6/F)

– 西側はGourmet Chamber(グルメ・チェンバー)と称され、2020年に新オープンした高級レストラン街です。

台湾発のモダン火鍋「COUCOU Reserve」やお茶カフェ「TeaMiTea」、希少ワイン専門店「Fine Wine Experience」、そして6年連続ミシュラン一つ星に輝く寿司店「鮨わだつみ」など、香港美食界の最先端をいく名店が集結しています。

COUCOU Reserve
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COUCOU Reserveは夜は夜景も観れるので、火鍋×夜景が実現できます。最&高ですね。

フロア中央には著名ギャラリーペロタン(Perrotin)のポップアップスペースが不定期出現し、現代アートの展覧会が無料で楽しめることも。

同じく中央には香港の若手スターシェフによるガストロノミー「COBO HOUSE」も店舗を構え、食とアートが融合した刺激的なフロアです。さらに6階最大の注目は、屋外テラスに広がるK11 Sculpture Park(彫刻公園)

ビクトリアハーバーを望む開放的な空間に国内外アーティストの彫刻作品が点在し、散策するだけで芸術鑑賞になります。

東側エリアには当初K11 Art & Cultural Centreという美術館が計画されていましたが、現在は大型フィットネスジム「PURE Fitness」が入居しています。

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PURE FITNESSは通りかかるといつもグローバルエリート達がバリバリトレーニングしていますね。

館内でグルメを満喫した後は、彫刻公園で海風を感じながら消化散歩…なんて贅沢な過ごし方もいいですね。

7階 (7/F)

– 最上階は緑あふれるBohemian Garden(ボヘミアン・ガーデン)という屋上庭園です。

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K11 MUSEA屋上の「Bohemian Garden」。緑の芝生と流れる水のせせらぎ、奥には巨大な孔雀型すべり台のプレイグラウンドが見える。 広々とした芝生エリアや小川のようなウォーター階段、ウッドデッキの遊歩道があり、市民や旅行者の憩いの場となっています。

中でも目を引くのが、デンマークの有名遊具デザインチームMonstrumが手掛けた「Peacock Playground(孔雀遊び場)」です。

K11のPeacock Playground(孔雀遊び場)

9メートルの高さを誇るカラフルな孔雀像の遊具で、流線型の美しい尾羽部分を子どもたちがよじ登り、6メートルの高さから滑り台で滑り降りるというスリル満点の造り。

噴水やトランポリンも備えた香港随一の屋上プレイグラウンドで、利用は無料ですがウェブ予約制となっています。

7階には他にも、香港の人気カフェ「Elephant Grounds」や老舗飲茶レストラン鏞記(ヨンキー)の新業態「鏞鏞(よんよん)藝嘗館」、上海料理の名店「夜上海(Ye Shanghai)」、ヘルシー志向の韓国精進料理店「Soil to Soul(土生花)」などユニークな飲食店が揃い、夜景を眺めながらのディナーやお酒も楽しめます。

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また2022年以降、この屋上庭園はペットフレンドリーな「Pets Garden」としても開放されており、週末には犬連れで芝生を散策する地元の人々の姿も見られます。都会の真ん中にいながら自然と触れ合える7階ガーデンは、旅行者にとってもホッと一息つける穴場スポットです。

以上がK11 MUSEAの主なフロア構成と見どころです。どの階も「ここだけでしか体験できない」仕掛けが満載で、単なるショッピング以上の発見があります。豪華絢爛な内装に圧倒されつつも、美術館のように館内マップを片手に「次はどんなアートやショップがあるかな?」と宝探し気分で歩き回れるのが魅力です。迷路のように広い館内ですが、迷子になる過程ですら新しい店や作品と出会う楽しみに変えてしまう——それがK11 MUSEAという空間なのです。

K11 MUSEAのレストラン・フードコート情報 🍴

K11 MUSEAはグルメスポットとして訪れる価値があるほどレストランの充実度も抜群です。

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高級ダイニングからB級グルメ、スイーツまでバラエティ豊かで、その数はなんと70以上。地下2階のフードコート「Food Playground」ではローカル飯や軽食をカジュアルに味わえ、各レストランフロアには香港初上陸やミシュラン級の名店も揃います。

K11地下2階のフードコート「Food Playground」
K11地下2階のフードコート「Food Playground」

ここでは特に注目のレストラン&カフェをピックアップしてご紹介します。

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店名(所在フロア)ジャンル・特徴備考・トピックス
Chatterbox Cafe(B1階)海南チキンライス専門店(シンガポール発)名門ホテル発祥の元祖チキンライス。行列必至
幸せのパンケーキ(2階)(※2024年12月閉業済み)スフレパンケーキ・カフェ(日本・原宿発)口の中でしゅわっと溶ける食感が人気。香港限定トッピングも♪
多賀野(Tagano)(2階)中華そば・ラーメン(日本・東京荻窪)ミシュランも獲得した醤油ラーメンの名店。開店前から行列も
TIRPSE(2階)フレンチレストラン(東京・白金台の姉妹店)パリの名店で研鑽を積んだシェフが奏でる創作フレンチ。星付きの味を香港で
Five Guys(3階)ハンバーガーショップ(米国ワシントンD.C.発)自分好みにカスタムできるバーガーが人気。ピーナッツ食べ放題もユニーク
The Coffee Academïcs(3階)(※閉業済み)カフェ&焙煎コーヒー(香港発)世界トップクラスのバリスタ在籍。季節限定の創作ラテもフォトジェニック
ヤムミー(YumMee)(1階)ヌードルバー(香港・旅行テーマ)世界の麺料理を旅するように味わえる新感覚店。店内にスーツケースの装飾
KAIYŌ(1階)モダン和風居酒屋(香港)創作和食とカクテルが評判。天井一面の浮世絵アートが雰囲気抜群
ELEPHANT GROUNDS(7階)スペシャルティコーヒー&ブランチカフェ7階庭園に面した開放的カフェ。週末のブランチにおすすめ
夜上海 (Ye Shanghai)(7階)上海料理レストラン(香港・老舗ブランド)アールデコ調の洗練空間で本格上海料理。名物「紅焼肉」は必食
181 at Fortnum & Mason(G/F)アフタヌーンティー&ダイニング(英・老舗デパート)フォートナム初の海外レストラン。英国式紅茶と絶景を堪能
Artisan Lounge(G/F)ラウンジ&カフェ(国際)オペラシアター内の優雅なラウンジ。高級ホテル顔負けのアフタヌーンティー

※上記は一部抜粋。他にもベトナムフォーの「BEP」(4階)、台湾麺の「KiKi麺」(4階)、ヴィーガン料理の「Soil to Soul」(7階)、香港式バーガーの「Honbo」(B2階)など多彩なグルメが揃っています。

ワンポイント: 地下2階「Food Playground」のフードコートは、内装がとても凝っているので要注目です。香港の他のフードコートとは一線を画すデザインで、まるでテーマパークのような雰囲気!オープンキッチンから立ち昇る香りに誘われて、ついつい食べ過ぎてしまうかも? 色々なメニューを少しずつシェアして味わうのも楽しいでしょう。

K11 MUSEAで買いたいおすすめお土産 🎁

せっかくK11 MUSEAに来たなら、ここでしか手に入らないユニークなお土産をぜひゲットしましょう。

美術館のミュージアムショップでグッズを買いたくなるように、K11 MUSEAにもクリエイティブなアイテムが盛りだくさんです。アート好きの友人や家族へのプレゼント、自分への記念にもぴったりなおすすめ商品・ショップをリストアップします。

お土産アイテム・ショップ特徴・おすすめポイントここでしか買えない?
MoMAデザインストア(1階)MoMA公式グッズ(文具・雑貨)◎ 世界最大級の品揃え
Donut Playhouse グッズ(B1階)香港発キャラクター《咚咚仔&咕咕喵》グッズ◎ K11限定デザイン多数
フォートナム&メイソン(G/F)英国王室御用達の紅茶・ビスケット◯ 香港初の直営店
ペロタンギャラリー ポップアップ(6階)現代アートの限定コラボアイテム◎ 展覧会限定グッズ
レゴランド・ディスカバリー(B1階)レゴ限定セット&香港モデルのレゴ◎ アジア限定品も
agnès b. CAFÉ FLEURISTE(B1階)(※閉業済み)花束&チョコレートなどお洒落スイーツ◯ 香港限定パッケージ
HAY ポップアップ(各所)北欧デザイン雑貨・家具◎ 期間限定レアアイテム
V&A × 周生生(B1階)英国ヴィクトリア&アルバート博物館コラボ宝飾品◎ ミュージアムコラボ限定
Gift & Take by Nobletime(3階)香港デザインの玩具・文具セレクトショップ◎ クリエイター作品多数
K11 MUSEA公式グッズ(館内各所)ロゴ入りトートバッグ、ステーショナリー等◎ 記念にぜひどうぞ

※店舗や商品は訪問時期によって入れ替わる可能性があります。

お土産選びTIP: K11 MUSEA内のショップでは、期間限定のポップアップストアもしばしば登場します。運が良ければ、有名ブランド×アーティストの限定コラボ商品やその場で名入れできるサービスなどに出会えるかもしれません。訪れた際はぜひ館内をぐるっと周遊して、掘り出し物を探してみてください。

K11 MUSEAのフロアマップと出口情報

広大なK11 MUSEAではフロアマップを駆使して効率よく回るのがポイントです。

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館内各所に設置されたインフォメーションスタンドや電子ディレクトリで店舗検索ができますし、迷ったら近くのスタッフに声をかければ丁寧に教えてくれます(館内スタッフは「Koncierge(コンシェルジュ)」と呼ばれます)。

フロアごとにテーマカラーやデザインが異なるため、「自分が今何階にいるのか?」を意識しながら歩くと把握しやすいでしょう。それでも迷子になってしまったら…それもまた旅の思い出!焦らず未知のエリアを探索してみるのも一興です。

アクセス&出口情報: K11 MUSEAへは香港MTR(地下鉄)利用がとても便利です。尖東駅(East Tsim Sha Tsui)J出口を出ると地下通路で直結しており、雨天でも濡れずに入館できます。J出口までの道順は駅構内の案内表示に従って進めばOKです。また尖沙咀駅(Tsim Sha Tsui)からも徒歩5分程度で、地下街を経由してアクセス可能です。

九龍半島側の主要観光スポットからも近く、例えばスターフェリー乗り場からプロムナード(海濱長廊)沿いに歩けば約10分で到着します。館内から直接出られるビクトリア・ドックサイドの海沿い出口を使えば、外に出てすぐ目前が香港星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)というロケーションです。昼間は港の青い海と香港島の高層ビル群、夜はライトアップされた摩天楼とシンフォニー・オブ・ライツの光SHOW、時間帯ごとに表情を変える景色を楽しめます。

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複数の出入口がありますが、メインエントランスは尖沙咀側(梳士巴利道沿い)にある円筒形の特徴的な建物です。入口付近では巨大な少女のオブジェがお出迎えしてくれますよ。

車で訪れる場合は地下2階に乗用車の送迎エリアと駐車場が完備されています。タクシーやUberで向かう際は「K11 MUSEA正門(K11 MUSEA Main Entrance)」と言えばスムーズでしょう。

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館内からの出口は、尖東駅・K11 ATELIER連絡口(B1階)、プロムナード側出入口(G階)、ローズウッドホテル連絡口(2階)など行き先によって使い分けられます。初めて訪れる際はまず総合案内カウンターで館内マップを入手しておくと安心です。

アートモールK11 MUSEAならではの楽しみ方

K11 MUSEA最大の特徴は、何と言ってもアートとショッピングの融合にあります。

「人文購物藝術館」(人文ショッピングアートホール)という中国語名が示す通り、館内は美術館さながらの作品展示と演出が散りばめられています。

例えば、入口付近に展示されているオーストリア人アーティスト、アーウィン・ヴルム作の「ホットドッグバス」は、ユーモラスな形状の実物大バスの彫刻作品。

アーウィン・ヴルム作の「ホットドッグバス」
アーウィン・ヴルム作の「ホットドッグバス」

一見すると「なぜホットドッグのバスがここに…?」と不思議に思いますが、これも立派なアート鑑賞の一コマです。館内中央の球体オブジェ内部では、時間帯によってプロジェクションマッピングの音と光のインスタレーションが行われ、買い物客の足を止めます。

壁や通路脇にも現代アート作品がさりげなく配置され、「ショッピングしながらアート巡り」が楽しめるのがK11 MUSEA流です。

スノーベル

すまん、これはもうないにゃ。トレンドの移り変わりが早すぎて毎日確認しないとすぐになくなるにゃ

Lisa

こういうオブジェは行った時のお楽しみと考えた方がよさそうね!

スノーベル

例えば、日本の現代美術作家・草間彌生さんの代表的なカボチャ作品も期間限定で展示されたことがあるんだ。ポップでカラフルな彫刻が突然目に飛び込んできて、思わず写真を撮りたくなるよ

Lisa

館内はどこを切り取ってもインスタ映えしますね!アート好きじゃなくてもテンション上がっちゃう♪

スチュアート

その通り、K11 MUSEAではスマホ片手にフォトジェニックな空間を探して歩くのも醍醐味です。吹き抜けの天井装飾や巨大熊のオブジェ、ネオンサインの壁アートなど、SNSで人気の撮影スポットも数多く存在します。

また、定期的に館内各所で無料のアートイベントやライブパフォーマンスが開催されるのも魅力です。著名なキュレーターを招いた企画展や、地元アーティストによるミニコンサート、ファッションブランドとコラボした期間限定ギャラリーなど、訪れるたび新しい文化体験に出会えます。

「買い物」「食事」に「芸術鑑賞」と「エンタメ」が加わった究極の体験型モール——それがK11 MUSEAなのです。

スノーベル

さらに環境への配慮もK11 MUSEAの重要なテーマです。館内には50,000平方フィートにも及ぶ植物のグリーンウォール(垂直庭園)が設置され、空気を浄化しながら癒やしの景観を提供しているにゃ。

屋上のNature Discovery Parkでは都市における生物多様性を学べる工夫が凝らされており、園内の屋外水族槽や蝶が舞うハーブガーデンは子どもだけでなく大人にとっても新鮮な驚きです。

サステナブルな技術も積極導入されており、建物自体は米国グリーンビルディング認証LEEDゴールドランクを取得しています。近未来的でありながら環境との共生も目指す姿勢に、香港の新時代のランドマークとしての気概が感じられます。

日本人旅行者向けモデルプラン&過ごし方アイデア

Lisa

最後に、日本から旅行で訪れる方向けにK11 MUSEAの楽しみ方モデルプランを提案します。限られた滞在時間でも効率よく満喫できるよう、半日コースの一例をご紹介しましょう。

◎午前~正午: まず朝は尖沙咀プロムナードを散策し、アベニュー・オブ・スターズで香港スターの手形やビクトリア湾の景色を楽しみます。開館時間の10時頃に合わせてK11 MUSEAへ移動(尖東駅J出口から直結)し、館内に入ったら1階総合案内でフロアマップを入手しましょう。まずは地下2階のFood Playgroundで香港式朝ごはんやドリンクをテイクアウトし、館内探索スタート!美しい吹き抜けや各階のアートを眺めつつ、興味のあるショップをぶらぶら覗いてみてください。モール内は午前中比較的空いているので写真撮影にも最適です。

◎午後: 12時を過ぎたら2階のレストラン街でランチタイム。飲茶や麺類、洋食など好みに合わせてお店を選びましょう(迷ったら香港ローカルに人気の上海料理「夜上海」や、話題のラーメン「多賀野」もおすすめです)。食後はレゴランド・ディスカバリー・センター(所要2~3時間)で遊ぶも良し、ショップでお土産探しをするも良し。お子様連れならB1階のDonut Playhouseの巨大すべり台(要有料)にも挑戦! 大人だけなら4階の「K11 Art House」で映画鑑賞という贅沢も。ショッピング好きなら1〜3階のファッションフロアをゆっくり見て回り、お目当てのブランドで掘り出し物をゲットしましょう。

◎夕方~夜: 17時頃になったら、ぜひ7階屋上庭園のBohemian Gardenへ。芝生で一休みしながら、夕暮れに染まる香港島のビル群を眺めるひとときは格別です。お腹が空いてきたら6階・7階のレストランでディナー。ハーバービューを楽しみたいなら屋上のElephant Groundsで軽食とコーヒーを、しっかり食事するなら6階の寿司「鮨わだつみ」や創作ダイニング「COBO HOUSE」で香港グルメの締め括りはいかがでしょう。20時には外に出てプロムナードから**シンフォニー・オブ・ライツ(光と音のショー)**と、8時10分に噴水ショー「Water of Stars」を鑑賞。昼とは違う夜のK11 MUSEAの姿を目に焼き付けてください。最後に地下1階から尖東駅へ直結通路で戻れば、移動もスムーズです。

プランアレンジ: 雨天の場合でも、K11 MUSEAなら屋内で十分楽しめます。博物館代わりにアート作品巡りをしたり、KLUB11会員限定ラウンジ(Black Vantage会員向け)でまったり過ごすのも大人の贅沢です。また時間が許せば、隣接する香港美術館や文化センターと組み合わせて尖沙咀エリアの文化スポット巡りにするのもおすすめ。K11 MUSEAは周辺観光とセットで計画しやすい立地なので、旅の行程に合わせて柔軟に楽しんでください。

訪れる度に新しい発見があるK11 MUSEA。香港旅行の定番スポットとして、今後さらに注目度が高まること間違いなしです。

Lisa

アートに触れて感性を刺激し、美味しいものを味わい尽くし、唯一無二の空間デザインに酔いしれる——。ぜひあなたも次回の香港旅で、この「究極のアートモール」を体感してみてください。きっと旅の思い出が何倍にもカラフルに彩られることでしょう。

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