【LCC】香港エクスプレスの評判は?荷物規定は厳しい?評判・セール情報・座席や機内食・安全性まで総まとめ

【LCC】香港エクスプレスの評判は?荷物規定は厳しい?評判・セール情報・座席や機内食・安全性まで総まとめ

香港旅行を計画中のみなさん、海外旅行の費用が高騰する中で少しでも移動費を抑えたいですよね。

Lisa

そんなとき強い味方になるのが格安航空会社LCCの香港エクスプレス(HK Express)です

香港エクスプレス(HK Express)の飛行機画像
スチュアート

最近よく耳にする紫の機体のこの航空会社ですが、「荷物の重さチェックが厳しいって本当?」「LCCだけど安全性は大丈夫?」「実際の評判やサービスは?」など、不安や疑問もあるのではないでしょうか。

本記事では、実際に香港エクスプレスを利用した経験や最新情報をもとに、香港エクスプレスのすべてを徹底解説します!

手荷物ルールから座席の広さ、機内食、セール情報、そして安全性や口コミ評判まで、気になるポイントを網羅しました。最後まで読めば、香港エクスプレスを賢く使うコツがきっと見つかるはずです。

関連記事(ココをクリック👇):
目次

香港エクスプレスとは?香港発のLCC航空会社

香港エクスプレスは香港を本拠地とする唯一のLCC(格安航空会社)です。

2004年に設立され、2013年にLCCへ業態転換した比較的新しい航空会社で、現在は大手キャセイパシフィック航空グループの一員です。

香港エクスプレスは大手キャセイパシフィック航空グループ
スチュアート

親会社のキャセイパシフィックは世界的にも評価の高いフルサービス航空会社であり、その厳しい安全基準やサービス品質の一部をHK Expressも受け継いでいます。

そのため「単なるLCC」というより信頼感のあるLCCとして選ばれている背景があります。

受賞歴(2025年)

スクロールできます
Event / OrganisationAwards & Honors
OAGTop 5 Globally for On-Time Performance in June
Employee Experience Awards 2025Best Employer Branding Silver Award
Employee Experience Awards 2025Best Employee Communication Strategy Silver Award
Employee Experience Awards 2025Best Talent Sourcing & Attraction Strategy Bronze Award
SkytraxWorld’s Best Airlines (72nd)
SkytraxWorld’s Most Improved Airlines (3rd)
AirlineRatings.comWorld’s Safest Low-Cost Airline
AirlineRatings.comWorld’s best Low-Cost carrier 2025 (4th)
Airline RatingsNo.1 Safest Low-Cost Airlines

運航拠点は香港国際空港で、使用機材はエアバスA320シリーズのみの単一機材構成(A320ceo/neoおよびA321ceo/neo)です。

保有機数は約40機以上、機体の平均使用年数は7年程度と非常に新しく、最新鋭機を揃えています。

路線はアジア各地に展開しており、日本からは東京(成田・羽田)や大阪(関西)、名古屋(中部)など主要都市に加え、石垣島、宮古島下地島、広島、静岡、福岡、仙台、小松、高松、那覇など地方含め14空港に就航しています。

Lisa

地方在住でも直行便で香港に行ける便利さと、片道3,000円台~という驚きの安さから、近年日本人旅行者にも人気が高まっています。

LCC(ローコストキャリア)ゆえ、安価な運賃が最大の魅力ですが、同時にサービスは必要最低限になります。

スノーベル

たとえば機内サービスの簡素化や人件費の効率化などでコスト削減しており、座席指定や受託手荷物、機内食や飲み物などは基本有料オプションにゃ。

しかし安全面は国際基準に則ってしっかり運航しており、後述するように定時運航率や安全評価は非常に高いです。「移動費を極力抑えたい、機内の過剰なサービスは不要」という方にはピッタリの航空会社でしょう。

※香港エクスプレスには独自のマイレージサービスはありませんが、親会社キャセイのAsia Milesプログラムに提携しており、HK Express搭乗分でアジアマイルを貯めたり、マイルを特典航空券に交換することが可能です。

安全性・運航状況は?高い評価の理由

スチュアート

「格安だけど安全面は大丈夫?」という心配は多いですが、香港エクスプレスの安全性は世界トップクラスと評されています。

航空会社の安全やサービスを格付けする有名サイト「AirlineRatings.com」のLCC安全性ランキングで世界第1位に選ばれた実績があり、同サイトによる安全評価では最高ランクの7つ星(ANAやJALと同等)を獲得しています。

航空会社の安全性やサービスを評価する「Airline Ratings(エアライン レイティングス)」は、2025年版の安全な航空会社ランキングを発表しました。フルサービスキャリア(FSC)部門のほか、格安航空会社(LCC)部門のトップ25も発表されており、1位は香港エクスプレス、2位はジェットスターグループ、3位はライアンエアでした。日系キャリアでは、ZIPAIRが23位にランクインしています。

■安全な航空会社ランキング トップ20
1位:香港エクスプレス
2位:ジェットスターグループ
3位:ライアンエア
4位:イージージェット
5位:フロンティア航空
6位:エアアジア
7位:ウィズ・エア
8位:ベトジェットエア
9位:サウスウエスト航空
10位:ボラリス
11位:フライドバイ
12位:ノルウェー・エアシャトル
13位:ブエリング航空
14位:ジェット・ツー
15位:サンカントリー・エアラインズ
16位:ウエストジェット航空
17位:ジェットブルー
18位:エア・アラビア
19位:インディゴ
20位:ユーロウィングス
21位:アレジアント・エア
22位:セブパシフィック航空
23位:ZIPAIR
24位:スカイ・エアライン
25位:エア・バルティック
(出典:Airline Ratings – Top 25 Safest Airlines For 2025)

創業以来重大事故は一度も起こしていません

さらに、定時運航(オンタイム)実績も優秀です。航空データ分析会社Ciriumのレポートによれば、2023年の定時到着率で世界のLCC中3位、アジアで1位にランクインしました。

スチュアート

実際利用者からも「時間通りに出発・到着した」「欠航や大幅遅延はなかった」という声が多く、運航の信頼性は高いと言えます。親会社キャセイパシフィックの厳格な安全管理や機材整備体制がHK Expressにも共有されており、格安とはいえ安全運航と定時運航をモットーにしているため安心です。

スノーベル

LCCだからって安全性に妥協しているわけではないにゃ。HK Expressは機体も新しく整備もしっかりしているから、心配しすぎなくて大丈夫にゃ。

Lisa

安いから何かあるんじゃ…って思ってたけど、むしろ評価高いんだね!これなら安心して乗れそう~。

もちろんどんな航空会社でも100%絶対安全と言い切ることはできませんが、香港エクスプレスはコストパフォーマンスと安全性を両立した信頼できるLCCの一つです。航空会社選びで安全面を重視する方でも、大きな不安なく利用できるでしょう。

香港エクスプレスは手荷物に厳しい?荷物ルール徹底解説

LCCを利用する際に特に注意したいのが手荷物(荷物)のルールです。

Lisa

香港エクスプレスも例に漏れず、荷物規定はかなり細かく定められており、チェックイン時や搭乗前ゲートで厳しく重量チェックされます。

規定を超過すると高額な追加料金が発生したり、最悪その場で荷物を処分しなければならないケースもあるため、事前にきちんと確認して備えましょう。

機内持ち込み手荷物のサイズ・重量制限

まず、機内に持ち込める荷物のサイズ・重さには明確な制限があります。2024年5月に香港エクスプレスは手荷物ポリシーを改定し、最安運賃の場合は機内持ち込みできる荷物がかなり限定されました。

現在のルールの概要は以下の通りです:

  • 機内持ち込み手荷物:最大1個まで(サイズ56cm×36cm×23cm以内)
  • 身の回り品(ハンドバッグやノートPCなど小型品):最大1個まで(サイズ40cm×25cm×20cm以内)
  • 重量:上記2個の合計で7kg以内

ポイントは、重さ制限が手荷物と身の回り品の合計で7kgまでという点です。以前は7kgの機内手荷物1個+身の回り品程度は別扱いでしたが、現在は合算となり非常にシビアになりました。

スチュアート

また、空港の保安検査後に購入した免税品なども手荷物重量に含まれるルールになっています。つまり、出国エリアで買い物をしすぎて荷物が増えると、その分も計上されてしまうのです。

さらに香港エクスプレスでは料金プランによって持ち込める荷物の範囲が異なります。

運賃タイプは大きく4種類あり、最も安い「ウルトラライト」および次の「エッセンシャル」プランでは機内持ち込み荷物は「身の回り品」1個(7kg以内)のみ許可されます(つまり頭上の収納棚に入れる機内手荷物は持ち込めない)。

「ライト」や「マックス」プランの場合は機内持ち込み手荷物1個+身の回り品1個(合計7kg)までOKです。自分がどの運賃プランで予約したかによって、持ち込める荷物の条件が違いますので、予約時の案内を確認しましょう。

もし重量・サイズ超過個数超過した場合は、空港でかなり高額な追加料金を請求されます。

Lisa

香港エクスプレスでは搭乗ゲートで規定を超えている手荷物が発覚した場合、1個あたり800香港ドル(約15,000~16,000円)の「搭乗口荷物料金」を支払ってその荷物を機内預けに切り替える必要があります。

これは痛い出費ですよね…。ゲート前には重量計が用意されており、特に免税店の大きな紙袋を手に持っている乗客などはスタッフがチェックして追加徴収される可能性が十分考えられます。

スノーベル

香港エクスプレスは本当に手荷物チェックが厳しいにゃ。7kgを1gでも超えるとアウトと思ったほうがいいにゃ。

Lisa

えーっ、7kgなんてすぐ行っちゃいそう…。どうすればいいの?

スノーベル

コツは重い物は身に着けることにゃ。着られる服は着込んで、ポケットに財布やモバイルバッテリーなど突っ込んでおけば荷物の重量を減らせるにゃ。もちろん事前に家でスーツケースの重さは測って、余裕を持たせておくことも大事にゃ。

Lisa

なるほど~、空港で慌てて荷物捨てる羽目になったら悲惨だもんね…気をつけよ!

追加のチェックイン荷物(受託手荷物)を預ける場合も有料です。

エッセンシャルプランには最初から20kgまでの預け荷物1個が含まれますが、ウルトラライト等では含まれないため必要なら追加購入します。

スチュアート

予約時にオプションで付けると20kgで3,000~4,000円程度ですが、空港カウンターで直前購入すると約6,000円と割高になります。荷物が多くなりそうな旅行の場合は、予約時に受託手荷物込みのプランにするか事前追加したほうが経済的です。

液体物・禁止物や機内への持ち込み制限

手荷物の中身にも注意が必要です。ライターやモバイルバッテリーなど航空法や安全上制限のある物は他の航空会社と同様に香港エクスプレスでも持ち込み制限があります。

特に液体物は国際線共通のルール(100ml以下の容器に入れて1Lのジッパーバッグにまとめる)が適用されるので、化粧品や飲み物などは事前に対応しておきましょう。

加えて香港エクスプレスでは機内への飲食物の持ち込みは公式に禁止されています。

スチュアート

搭乗前に購入したペットボトル飲料やお弁当、お菓子なども機内では原則飲食できませんので注意してください(機内で食べずに荷物として持っていくだけなら問題ありませんが、入国時の検疫で引っかかる生鮮食品などはNGです)。

LCC各社は機内販売で収益を上げる必要がある背景から、HK Expressも機内での外部飲食は禁止というスタンスを取っています。

Lisa

香港エクスプレスって機内に水とかおやつも持ち込んじゃダメなの?

スノーベル

飲み物や食べ物の持ち込みは遠慮して下さいって公式にも書いてあるにゃ。機内で飲食したいなら事前に有料の機内食を頼むか、搭乗前に済ませておくことにゃ。

Lisa

そっか…安い分、中で買ってねってことね。うーお腹すきそうだから気をつけなきゃ。

空港の保安検査後に買った飲み物も、機内では飲めずに没収される可能性がありますので、搭乗直前に慌てて飲み干す羽目になったとの体験談もあります。

フライト時間は日本–香港間で4~5時間ほどですから、必要なら機内で有料でも水を買う、あるいは出発前に軽く食事を済ませておくなど対策しましょう。

手荷物ルールまとめと対策

以上、香港エクスプレスの手荷物ルールは「個数2個まで・合計7kg以内・サイズ厳守・中身の食料持ち込み不可」とかなり厳しい内容です。

「安く旅行したい!」とウルトラライトプランで手荷物のみを選ぶ方も多いと思いますが、その場合スーツケースは機内持ち込みサイズでも重量に要注意です。

7kgというのは、キャリーケース自体の重さやお土産を詰めると意外とすぐ超えてしまいます。

対策としては、

  • 事前に荷物の重量を計測し、7kg以下に収める。携帯型のラゲッジスケールを利用すると便利です。
  • 重量オーバーしそうな場合はプランを上位にアップグレードするか、受託手荷物を追加購入しておく(空港で超過料金払うより事前購入の方が安い)。
  • 旅先で荷物が増えたら、帰りは香港の郵便や国際宅配便で送るのも一つの手です(2kg程度なら100香港ドル台で郵送可という情報もあります)。
  • 身の回り品は極力軽量コンパクトにする。7kgに含まれるので、女性のハンドバッグなども詰めすぎ注意です。
  • 冬場など服がかさばる時期は、上着のポケットを活用して重い充電器やカメラを入れておくなど機転を利かせる
Lisa

荷物ルールを甘く見ていると、搭乗ゲートで思わぬ出費やトラブルになりかねません。せっかく安く旅行するなら、荷物管理もしっかりしてコスパ良く旅を楽しみたいですね!

座席は狭い?シートピッチや快適性をチェック

LCCというと「狭い・窮屈」というイメージを持つ方も多いでしょう。香港エクスプレスの座席について、他社と比較しながら見てみます。

シートピッチと座席の広さ

香港エクスプレスのエコノミー座席のシートピッチ(前の座席との間隔)は約71~76cm程度です。

スノーベル

使用機材の違いで若干変動がありますが、標準的なシートで約71cm、非常口席など足元の広い席では最大76cmほどあります。これは、日本のLCC他社と比べても同等か一部やや広めにゃ。

たとえばPeach航空は約70cm前後、ジェットスター・ジャパンは約73~74cmと言われますので、大差ありません。

一方、JALやANAなどフルサービスキャリアの国際線エコノミーは約84cm前後が多いため、それらに比べると約10cm以上狭いです。要するに「普通のLCCと同程度の広さ」で「大手よりは狭い」と思っておけばよいでしょう。

実際に利用した人の口コミでも「思ったより窮屈ではなかった」「膝が前席に当たらず意外と余裕があった」という声がある一方、「復路の機材は狭くて膝が当たった」といった意見もあります。これは運航便によってA321型機やA320型機などシート配置が異なることがあり、多少の差があるためです。総じて言えば、国内LCCと大差ない座席間隔で短時間なら問題なく許容できるレベルでしょう。

座席の横幅(シート幅)は機材にもよりますが、おおむね17~18インチ前後(43~46cm程度)で、こちらも一般的なエコノミーシート並みです。3-3配列の標準的な狭胴機エコノミーですから、特筆する狭さでも広さでもありません。

座席指定やシートの種類

香港エクスプレスでは基本的に座席指定をしないと、自動で空いている席が割り当てられます。グ

ループや家族でも、安い運賃で予約すると搭乗当日まで座席はわからず、離ればなれの席になる可能性があります。確実に隣同士に座りたい場合や、好みの座席位置がある場合は事前座席指定(有料)を検討しましょう。

スチュアート

座席指定料金は席の種類によって異なりますが、通常席で1席あたり約500~1,500円、足元広めの「スイートシート」では2,000~5,000円程度かかります(時期や路線によって変動)。予約時に選択するか、あとから「予約管理」ページで追加可能です。

香港エクスプレスの座席は大きく以下のタイプがあります:

  • スタンダードシート:一般席。シートピッチ約71cm前後。料金は安め(~数百円~)
  • アップフロントシート:前方の席(2~5列目など)。降機が早くなるメリットあり。料金やや高め(目安1,000円程度~)
  • スイートシート(足元広め席):非常口列や最前列など、足元空間が広い座席。シートピッチ76cm程度で快適性◎。料金高め(2,000~3,000円程度~)

例えば子連れで座席間隔が心配な場合や、長身の方で膝が当たるのが不安な場合は、非常口席のスイートシートを指定すると快適さが段違いです。夜行便(深夜発着便)の場合も、少しでも楽に睡眠をとるために足元広め席を選ぶ価値はあります。

Lisa

座席指定しなくても隣同士にしてくれたりしないのかな?

スノーベル

チェックイン時に空席があれば考慮してくれることもあるけど、基本LCCは有料サービスだから指定しないとバラバラになる可能性大にゃ。特に繁忙期や満席時はまず離れると思ったほうがいいにゃ。

Lisa

うち子どもいるから離れると困るし、安全のためにも家族は一緒の席がいいね。ケチらず指定しよ…。

なお、口コミには「当日カウンターでお願いしたら無料である程度希望を聞いてもらえた」というラッキーな報告もありますが、これは空席に余裕がある場合など稀でしょう。繁忙期は難しいので、確実に希望の席に座りたいなら事前にお金を払って指定するのが安心です。

座席の快適性や設備

機内設備に関しては、香港エクスプレスの機材には個人用モニター(シートバックスクリーン)はありません

また、機内Wi-Fiサービスも提供されていません。退屈しのぎに映画を見たりインターネットを使いたい方は、事前にスマホやタブレットに動画をダウンロードしたり、本を持ち込むなど各自で準備しましょう。

Lisa

電源コンセントやUSBポートも基本的には装備されていないようです。LCCらしく機内エンタメや付帯設備は削られていると考えてください。

シート自体はLCC向けの薄型リクライニングシートですが、「思ったより座り心地が悪くない」「機内は清潔で綺麗だった」という感想が多数あります。CAさん(客室乗務員)のサービスについても、「必要最低限だが感じは良い」との声が多く、大手のような手厚いサービスは無いものの不満を感じるケースは少ないようです。むしろ「格安航空なのにCAさんがテキパキ荷物収納を手伝って定時出発に努めていた」「スタッフは英語対応だが親切だった」とポジティブな口コミも見られます。

スノーベル

総合すると、香港エクスプレスの座席・機内環境はLCCとして標準的で、「快適」とまではいかないまでも短距離フライトなら問題なく過ごせるレベルです。座席に関して不安な場合は、多少の追加料金で足元広め席を確保するなど工夫してみましょう。

機内サービスと機内食:水や食事はどうする?

前述の通り、香港エクスプレスでは飲み物や機内食はすべて有料です。

スチュアート

無料の機内サービス(毛布やドリンク提供など)は基本ありません。ただし有料ではありますが、香港ならではの特色あるメニューも用意されており、楽しみに購入する乗客もいます。

機内食・ドリンクの内容と価格

香港エクスプレスの機内食は事前予約制のメインミール当日機内販売の軽食・飲料に分かれます。公式サイトで事前に「機内食」を予約しておくと、搭乗中に温かいお食事が提供されます。

スチュアート

例えば2025年夏のメニューでは、海南チキンライスや麻辣味のカップ麺、香港風フレンチトースト、シュウマイと魚蛋(フィッシュボール)のセットなどユニークなメニューがラインナップされています。

事前予約が必要なものには締切(出発48~24時間前まで)がありますので、旅行前にプランと合わせて注文しておきましょう。

料金の目安は、主菜メニューがだいたいHK$60~100(日本円で約1,000~2,000円弱)程度です。機内購入の場合は若干割高になるため、事前予約すると10~20%ほど安く設定されています。軽食類(カップ麺やお菓子など)は当日機内販売のみですが、価格は例えばカップ麺がHK$30前後(500円ほど)、ソフトドリンクがHK$15~25(250~400円)、アルコール類(ビール等)がHK$40~50(700~900円)程度です。水もペットボトルは有料で、250円程度と案外高めなので、出発前に空港で飲んでおくか機内で購入するか考えておきましょう。

メニュー内容は季節によって変わりますが、「香港エクスプレス×◯◯コラボ」メニューなど期間限定の地元グルメが登場することもあります。過去には香港名物のカレーフィッシュボールや鴛鴦茶(ミルクティー)などが提供されたこともあり、香港旅行気分を盛り上げてくれます。

スチュアート

デザートにハーゲンダッツアイスがセットになったメニューなどもあり、LCCながら工夫されています。

Lisa

機内食おいしいのかな?口コミではどう?

スノーベル

“意外と美味しかった”という声もあるにゃ。所詮機内食って期待しない人が多いから、予想より良ければ満足度高いんだろうにゃ。特に香港ローカルフード系は人気みたいだにゃ。

Lisa

なんだかんだ気になるから私もカップ麺とか頼んじゃいそう~。香りでお腹すきそうだし…。

機内販売の支払いは基本的にクレジットカードまたはデビットカードが推奨されています。

香港のキャッシュレス事情を反映してか、最近では香港の交通IC「オクトパスカード」での決済にも対応しており、一部プロモーションで割引を受けられることもあるようです(日本発着便では現金は円・香港ドルのどちらも使えない可能性があるので注意しましょう)。

機内で購入予定の方はカードを用意しておくとスムーズです。

機内の過ごし方とサービス

スチュアート

繰り返しになりますが、香港エクスプレスでは無料サービスはほとんどありません。ブランケットやスリッパの貸し出しもありませんし、CAさんが頻繁にドリンクサービスに回ってくることもありません。

搭乗後は静かに過ごしていると、離陸後に機内販売カートが来る程度です。欲しいものがある場合はこちらから声をかけましょう。

トイレなど基本的な設備はありますが、LCCなので必要最小限です。長距離路線ではないのでそれほど問題にはなりませんが、搭乗前に空港で歯磨き等済ませ、飲み物もある程度取っておくと良いでしょう。

機内エンターテイメントが無い分、退屈しないようにスマホで音楽や動画を楽しむ方が多いです。機内モードでのスマホ・タブレット利用は認められていますので、イヤホンを持参すると良いでしょう(機内販売でイヤホン等の販売はおそらくありません)。照明が落とされている間は読書灯で手元を照らせますので、本や雑誌を読むのもいいですね。

スノーベル

総じて、機内サービス面は「自分から積極的に利用する」スタイルになります。フルサービスキャリアのようなおもてなしはありませんが、その分自由に休んだり自分の世界に浸れるとも言えるにゃ。

自分でできる準備はしっかりして、足りない部分だけ有料サービスをうまく活用することで、余計なお金をかけず快適に過ごせるでしょう。

香港エクスプレスの口コミ評判:良い点・悪い点まとめ

実際に香港エクスプレスを利用した人々の評判や感想を見てみましょう。安さゆえに心配されがちなLCCですが、利用者からは概ね以下のような声が聞かれます。

良い評判:安いのに快適・意外と高評価

  • 「LCCだけど想像より全然良かった!」
    「機内持ち込み7kgで皆ゲート前で荷物詰め直してて大変そうだったけど、CAさんたちがテキパキ手伝って定刻出発させようと努力していた。格安なのにオペレーションがしっかりしていて感心した。」という声があります。乗務員の手際や乗客誘導など、運航のスムーズさに感動したという口コミです。
  • 「座席も思ったより広く感じた」
    「A321機だったからか、膝が前席に付かずゆったり座れた」との感想も。使用機材によって差はありますが、国内LCCより若干シートピッチに余裕がある場合もあり、「そこまで窮屈ではない」という評価も見られます。特に普段LCC利用に慣れている人からは、**「国内某LCCよりマシ」「機内清潔だし快適」**との意見もあり、良い意味で期待を裏切られるようです。
  • 「定時運航でストレスなし」
    「行きも帰りも時間通りに運航してくれた。仕事終わりにそのまま空港へ行って搭乗できるスケジュールで効率的だった」と、スケジュール遵守と利便性を評価する声もあります。格安航空会社は遅延しやすい印象を持つ人もいますが、HK Expressは比較的オンタイムで信頼できたという体験談が多いようです。

悪い評判:追加料金で割高に感じることも

  • 「結局トータルでは高くつく場合も」
    一番多いネガティブな口コミは「安く表示されているが、結局オプション加えると割高になった」というものです。例えば「比較サイトでは最安運賃が出てくるが、機内持込手荷物が料金に含まれず、荷物を追加したら他社より高くなった」という意見があります。荷物や座席指定を足すと、フルサービス航空並みの料金になってしまったと感じる人もいるようです。特に往復で受託手荷物を足したりすると数千円×2区間でそれなりの額になります。短期間・荷物少なめの旅行なら安さ爆発ですが、長期旅行で荷物多めだとあまり安さを実感できないケースもあります。
  • 「最安運賃は注意が必要」
    上にも関連しますが、「最安値の運賃タイプ(ウルトラライト)は受託手荷物不可な上、頭上の棚も使えず前の座席下に置ける小さなバッグ1つだけと知らずに予約した。私は小型リュック1つで済むから良かったが、大荷物の人は要注意」という指摘も。要は運賃タイプごとのサービス内容を把握せずに予約すると不便を感じるということです。LCC初心者には分かりにくい部分なので、不満につながりやすいのでしょう。
  • 「日本語対応が限定的」
    いくつか見られたのは「カウンターで日本語が通じなかった」「問い合わせ対応が英語だった」といった言語面の指摘です。香港エクスプレスでは日本発着路線でも、必ずしも日本語堪能なスタッフがいるとは限りません。大都市空港では日本語スタッフが配置されている可能性もありますが、基本は英語か広東語・中国語での案内が中心です。英語が全くできない方だと不安かもしれません。ただ、チェックイン機や事前ウェブチェックインを活用すれば手続き自体は問題なくできるでしょう。機内アナウンスも英語・広東語がメインで、日本語案内は簡単なもののみということもあります。この辺りは「国際線だから仕方ない」と割り切るか、事前に知っておくことでストレスを減らせます。
スチュアート

以上のように、香港エクスプレスの評判は「安さ相応(あるいは安さ以上)によい」「ただし仕組みを理解していないと不満にもなる」とまとめられます。

要はLCCの特性を理解した上で利用すれば満足度が高く、逆に普通の航空会社と思っていると「え、そこも別料金なの?」と戸惑うことになるということです。

スノーベル

メリットとして挙げられるのは、なんと言っても「運賃が安い」「路線・便が便利」「安全性も含め安心できる」点です。反対にデメリットは「追加料金で割高になる場合がある」「手荷物など規定がシビア」「サービスや言語対応が限定」という点にゃ。

しかし総合的には、「サービスがない以外はごく普通の飛行機」「価格を考えれば十分満足」という声が多く、香港に行くならベストの選択肢という評価も見受けられます。

自分の旅のスタイルと照らし合わせて、上手に使えばとても強い味方になる航空会社と言えます。

セール情報とお得な利用方法:格安チケットを手に入れるコツ

Lisa

香港エクスプレスはセールを頻繁に開催しています。上手く活用すれば、信じられないような格安運賃で航空券をゲットすることも可能です。

「往復◯◯円セール」「片道◯円~」といったキャンペーンが年間を通して次々と打ち出されるため、狙い目を逃さないようにしましょう。

セールの傾向と例

過去の傾向では、5~6月10~11月など大型連休前の時期に大規模セールが行われることが多いです。

スチュアート

例えば「往復航空券が合計3,000円から(燃油・諸税込別)」という超破格のキャンペーンや、特定路線で「片道100HKDセール」(香港ドルで格安設定)など、思わず二度見するようなセールも登場しました。

2025年夏には「日本発着全路線往復3,000円~ウルトラオファーセール」などが短期間開催され、大きな話題となりました。

ただし、セール運賃には座席数に限りがあります。人気路線や休日便は開始数日で売り切れてしまうこともしばしばです。そのため、セール情報をいち早くキャッチして即予約することが重要です。

Lisa

「安いチケットを見つけたらすぐ買う、高い時は次のセールまで待つ」というのが格安旅行の鉄則ですね。

セール情報を逃さない方法

香港エクスプレスのセール情報を得るには、以下の公式チャネルの活用がおすすめです:

  • 公式サイトのニュース:最新セール告知が掲載されます。定期的にサイトのプロモーション情報をチェック。
  • 公式スマホアプリ:プッシュ通知でセール開始をリアルタイム受信できます。スマホにインストールして通知ONにしておきましょう。
  • メールマガジン登録:公式メルマガに登録すると、会員限定の先行セール情報が届く場合があります。他より早くセール予約できるチャンスもあるので登録必須です。
  • 公式SNS(TwitterやFacebook):セール開始の告知やキャンペーン情報が投稿されます。SNSを利用している方はフォローしておくと良いでしょう。
  • 旅行予約サイトのセール特集:Expediaなどの予約サイトが複数LCCのセールをまとめて紹介していることもあります。他社と比較検討するのに便利です。

特に公式アプリ&メルマガの組み合わせは鉄板です。セールは突然発表され、期間も短い(数日~1週間程度)ことが多いので、「気づいたら終わってた…」を防ぐには通知を活用するのがベストです。

Lisa

セールっていつも気づいたら終わってるんだよね…。どうしたら取れるかな?

スノーベル

公式アプリのプッシュ通知はマジで使えるにゃ。あとメルマガ登録しておけば、場合によっては一般公開前に先行予約できるセールもあるにゃ。チャンスを逃さないことが大事にゃ!

Lisa

了解!スマホにアプリ入れて通知オンにしとく~。

セール運賃の注意点

セールで安くチケットを手に入れても、前述の通り**最安運賃は基本ウルトラライト(手荷物なし)の場合が多いです。

そのため、旅行日数が長かったり荷物が多い場合、結局有料オプションを足して「思ったほど安くなかった」ということもありえます。例えば家族旅行で各人分の受託手荷物や座席指定を追加すると、セール価格の魅力が半減…なんてことも。

トータル費用を抑えるコツとしては、自分の旅程に照らして必要なオプションだけを付け、それ以外は割り切ることです。泊数や旅の目的によって荷物量は変わります。

Lisa

短期出張や週末旅行なら手荷物だけで十分ですが、お土産たくさん買いたい旅行なら最初から受託荷物込みプランの方が安心です。「安さ重視」か「荷物重視」かバランスを考えてプランを選びましょう。

また、予約時の画面ではデフォルトで追加オプションが選択済みになっている項目もあります。例えば「優先搭乗サービス」などが自動チェックされて料金に加算されている場合があるので、不要なら外しましょう。

LCCではこうした不要なものは省いて自分で安く利用する姿勢が大切です。

その他お得に利用するポイント

  • ウェブチェックインを活用:香港エクスプレスは出発48時間前からオンラインチェックイン可能です。空港のカウンターが混雑していても、事前チェックイン済み&手荷物なしならそのまま保安検査に進めます。行列を避けてスムーズに搭乗したい方はウェブチェックインしておきましょう。10人以上の団体や他サイト経由予約だと使えないケースもありますが、その場合でも早めに空港に行けば問題ありません。
  • 空港アクセス割引:香港到着後、市内への移動に便利なエアポートエクスプレス(鉄道)のチケット割引が、機内で配布されることがあります。過去には「到着日に限り格安で乗車券購入できた」という情報も。機内アナウンスや到着時に案内があればぜひ利用しましょう。
  • キャンペーンに注目:香港エクスプレスは時折ユニークなキャンペーンも実施します。SNS投稿キャンペーンや就航記念イベントで航空券が当たる企画なども過去にありました。見逃さないようSNS情報をチェックすると思わぬプレゼントがあるかもしれません。

まとめ:香港エクスプレスを上手に利用しよう

最後に、香港エクスプレスの特徴と活用ポイントをまとめます。

  • 価格重視なら最高の選択肢:片道数千円から香港に行けるチャンスがあり、旅費を大幅に節約できます。その分、浮いたお金を現地でのグルメやショッピングに回せます。
  • 安全面の不安は少ない:グループ会社のサポートや高い安全評価があり、LCC初心者でも安心して利用できます。定時運航率も高く、旅程が乱れにくいのも◎。
  • 荷物ルールは要チェック:7kg制限やサイズ制限が厳しいので、予約プランと荷物量を見極めて対策を。規定を守れば追加料金なしで快適に過ごせます。
  • サービスは割り切る:無料サービスが無い代わりに自由度が高いとも言えます。必要なものだけ購入し、自分にとって不要なものにはお金を払わない割り切りが肝心です。
  • 情報収集が吉:セール情報や各種ルールを事前に把握することで、当日慌てずに済みます。本記事の内容や参考資料を活用して、ぜひ準備万端で臨んでください。

香港エクスプレスは「旅費は抑えつつ、ある程度快適に移動したい」という願いを叶えてくれる航空会社です。うまく使いこなせば、香港がぐっと身近でリーズナブルな旅先になるでしょう。

Lisa

ぜひ次回の香港旅行では、コストパフォーマンス抜群で安全・便利な香港エクスプレスを検討してみてくださいね。安さのその先に、美味しい香港グルメや楽しい観光があなたを待っています! 旅の計画のお役に立ちますように。では、良い旅を!

関連記事(ココをクリック👇):

帰国後「知らなかった」と後悔しない?

せっかく我々のメディアに訪問してくれた読者の皆様に、香港旅行で後悔だけはしてほしくありません。ただ、限られた時間の中で申し込むツアーを失敗し、「あのツアーは参加しなければよかった・・・」という声はとてもよく聞きます。

現役駐在員であり、年に何度も出張者や友達をアテンドしている我々だからこそ、どの観光地やツアーに本当に価値があるのかがわかります。ぜひ、以下の記事で我々がおすすめするツアーを確認してみてください!効率よく、確実に素晴らしい体験を。

現役香港駐在員も大絶賛の【香港観光ツアー】ランキングTOP5!!格安プラン・添乗員付きありなども

✔️ 香港居住者がリピートしてしまうツアーを紹介
✔️ 本サイト限定クーポンで最安値チャレンジ
✔️ 所要時間と料金をチェック → そのまま日本語で予約完了
✔️ 24h 前まで無料キャンセル/クレカ手数料ゼロ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次