アベニュー・オブ・スターズ&香港シンフォニー・オブ・ライツ徹底ガイド:初めての香港旅行・家族連れにも最適

アベニュー・オブ・スターズ&香港シンフォニー・オブ・ライツ徹底ガイド:初めての香港旅行・家族連れにも最適
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香港旅行が初めての方や家族連れの方にぜひ訪れてほしい 「アベニュー・オブ・スターズ(Avenue of Stars)」「香港シンフォニー・オブ・ライツ(Symphony of Lights)」

香港旅行が初めての方や家族連れの方にぜひ訪れてほしい 「アベニュー・オブ・スターズ(Avenue of Stars)」 と 「香港シンフォニー・オブ・ライツ(Symphony of Lights)」。

香港映画の魅力と100万ドルの夜景を同時に楽しめるこのエリアは、子どもから大人まで思い出に残る体験ができる人気スポットです。

昼は海沿いの遊歩道で香港映画スターたちの足跡をたどり、夜は光と音のスペクタクルショーに感動しましょう。

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本記事では、両スポットの概要や見どころ、アクセス(行き方)や最寄り駅情報、周辺施設やフォトスポット、家族向けモデルコース、そして雨天時・混雑時の対策まで網羅的に解説するにゃ。

読み終えれば、初めての香港でも安心して「アベニュー・オブ・スターズ」と「シンフォニー・オブ・ライツ」を満喫できるはずです。

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それでは魅力たっぷりの香港の旅へ出発しましょう!

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目次

アベニュー・オブ・スターズとは?歴史と見どころ

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香港の「アベニュー・オブ・スターズ」は、九龍半島の尖沙咀(チムサーチョイ)地区にある全長約440mの海沿いプロムナード(遊歩道)です。

香港の「アベニュー・オブ・スターズ」は、九龍半島の尖沙咀(チムサーチョイ)地区にある全長約440mの海沿いプロムナード(遊歩道)

2004年にオープンし、香港映画界の発展に貢献したスターたちを称えるために作られました。

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その名の通り香港版ハリウッドの“星の手形通り”とも言える存在で、遊歩道沿いには100以上の映画スターや監督の手形入り記念プレートが並んでいるにゃ。

香港版ハリウッドの“星の手形通り”

また、カンフーの達人で有名なブルース・リー像や香港の歌姫アニタ・ムイ像、映画賞のトロフィーを模した女神像など複数の銅像も設置されており、ファンのみならず多くの観光客が写真撮影を楽しむスポットになっています。

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尖沙咀(チムサーチョイ)って読むんだにゃ。この辺りは九龍半島(本土側)の南端に位置する香港屈指の観光エリアだにゃ。ショッピングモールやホテルが立ち並び、常に観光客でにぎわっている場所にゃ〜。

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「チムサーチョイ」ってカタカナで書くと可愛いけど、香港旅行では超定番の街だよね!海沿いで景色も最高だから、朝から地元の人がお散歩やジョギングしてたりするんだって☆

2015年から3年間の大規模改修を経て、2019年にリニューアル再オープンした現在のアベニュー・オブ・スターズは、ニューヨークのハイラインで知られる著名デザイナー、ジェームズ・コーナー氏らが設計を手掛けました。

改修後は手形プレートが従来の地面から海側の手すり上に移設され、ビクトリアハーバーの景色を背にスターの手形と一緒に写真が撮れるデザインになっています。

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海沿いの手すりは木製で曲線を描いており、腰掛けられるベンチとしても機能します。

所々に日よけや休憩用のシート、売店も新設されているので、景色を眺めながら一息つくこともできます。

もちろん香港映画のレジェンドたちのブロンズ像も健在です。ブルース・リー像アニタ・ムイ像は改修中に他所へ移されていましたが、リニューアルと共に元の海沿いに戻され再び撮影スポットになっています。

リニューアル後のアベニュー・オブ・スターズに復活したブルース・リー像。背後には香港島の高層ビル群とビクトリアハーバーの絶景が広がる(画像)
リニューアル後のアベニュー・オブ・スターズに復活したブルース・リー像。背後には香港島の高層ビル群とビクトリアハーバーの絶景が広がる

訪れたらぜひ同じポーズで記念撮影してみましょう。

見どころポイント

まずはお気に入りのスターの手形プレートを探してみましょう。ジャッキー・チェン(成龍)やミシェル・ヨー、トニー・レオン(梁朝偉)、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督など、香港映画を代表するスターの名を見つけることができます。

自分の手を重ねて記念撮影すれば、映画ファンにはたまらない思い出になります。また遊歩道の両端にある銅像も必見です。中でもブルース・リー像は大人気で、彼の構えを真似て写真を撮る観光客の姿が絶えません。アベニュー・オブ・スターズ全体が屋外映画博物館のようになっており、香港映画の歴史と功績を肌で感じられるでしょう。

さらに、この遊歩道最大の魅力は何と言っても目の前に広がるビクトリアハーバーの景色です。

昼間は香港島側の摩天楼を一望でき、吹き抜ける海風が心地よい散策コースになります。そして日没から夜にかけては、対岸の高層ビル群がきらびやかにライトアップされ、まさに「100万ドルの夜景」と称される絶景に包まれます。

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毎晩8時には香港の夜を彩る光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」も開催されるため、夜景鑑賞スポットとしても一級です。ゆったり座れるベンチに腰掛けて、時間帯によって表情を変える景色を眺めてみてください。

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香港の夜景は『100万ドルの夜景』とも呼ばれているにゃ。100万ドル(約1億円)の価値があるほど美しい夜景って意味だにゃ〜。

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1億円の夜景!?ゴージャスすぎる〜♡ でもホント、ビルがキラキラでめっちゃ映えるよね!夜のお散歩が楽しみになってきた☆

香港シンフォニー・オブ・ライツとは?魅力と楽しみ方

香港旅行の夜のハイライトと言えば、毎晩行われる光と音のエンターテイメントショー「シンフォニー・オブ・ライツ」です。

シンフォニー・オブ・ライツ

香港島および九龍半島の沿岸に立ち並ぶ約40棟以上の高層ビルが参加し、ビルのライトアップやレーザー光線、サーチライトが音楽に合わせてダイナミックに点灯・点滅します。

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わずか10分ほどのショーですが、その間ビクトリアハーバーの夜景が音楽とシンクロした巨大な舞台へと変貌し、訪れた観光客を魅了します。

2005年には「世界最大の常設光と音のショー」としてギネス世界記録にも認定されており、香港を訪れたなら見逃せない一大イベントとなっています。

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『シンフォニー』って交響曲、つまりオーケストラのことにゃ。光と音が奏でるショーだから**“光の交響曲”**ってわけだにゃ〜。

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ただビルが光るだけじゃなくて、音楽にピッタリ合わせてレーザーとかがショーアップするんだ!まさに街全体がステージって感じで超エモい~♡

シンフォニー・オブ・ライツは毎日20:00ちょうどから約10分間開催されます(年中無休、※悪天候時は中止の場合あり)。

ショーの開始に合わせて音楽が流れ出し、香港島側の超高層ビル群の屋上からは色とりどりのレーザービームが夜空に放たれます。

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同時にビルの壁面照明やネオンが点滅し、九龍側のビルからもサーチライトが天空をスキャン。

まさに光のオーケストラが目の前で繰り広げられる感覚です。音楽は日替わりで異なるバージョンが用意されており、曜日によって英語や広東語などでナレーションが入ることもあります。

観賞エリアにはスピーカーが設置されており、迫力ある音響とともにショーを体感できます。

観賞のベストスポット

ショー自体は香港島と九龍の両サイドから見られますが、初めてなら九龍半島側(尖沙咀側)で観るのがおすすめです。特にアベニュー・オブ・スターズを含む尖沙咀プロムナード(Tsim Sha Tsui Promenade)沿いは定番の観賞エリアで、香港島の摩天楼全体を正面に望めます。尖沙咀駅J出口付近から香港文化センター前にかけては音楽とナレーションを流す設備も整っており、ショーをより楽しめるでしょう。アベニュー・オブ・スターズの遊歩道に沿って進めば適度に空いた場所も見つかるので、開始10〜15分前までに場所取りしておくと安心です。

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もちろん別視点での鑑賞もユニークな体験になります。

例えば、スターフェリー(天星碼頭)のナイトクルーズに乗船し、ビクトリアハーバーの水上から360度のパノラマでショーを眺めるプランは大人気です。

移動する船上から見る光の乱舞は迫力満点で、陸上とは一味違う感動があります。ただしフェリーの特等席は予約で満席になることも多いので、事前予約がおすすめです。

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また反対側の香港島ウォーターフロント(湾仔・金紫荊廣場周辺や中環プロムナード)から九龍側のビル群を背景に見るのも趣深いでしょうにゃ。

どの角度からでも香港の夜景美を堪能できますが、初回はやはり尖沙咀側から香港島のスカイラインを一望する構図が王道と言えます。

アベニュー・オブ・スターズとシンフォニー・オブ・ライツのアクセス(行き方・最寄り駅)

初めて行く方にとって気になるのがアクセス方法ですよね。

アベニュー・オブ・スターズもシンフォニー・オブ・ライツ観賞エリアも、尖沙咀エリアにありますので比較的同じ経路で行くことができます。以下に最寄り駅や行き方を比較できるよう表にまとめました。

スクロールできます
スポット名最寄り駅(アクセス)行き方の目安
アベニュー・オブ・スターズMTR尖沙咀駅(J出口)または尖東駅(L5出口)駅から徒歩約5分。海沿い「尖沙咀プロムナード」を香港文化センター方向へ東に進み、遊歩道に入る
シンフォニー・オブ・ライツ(尖沙咀側観賞エリア)MTR尖沙咀駅(J出口)駅から徒歩約3~5分。香港文化センター前~アベニュー・オブ・スターズ周辺の海沿いに出れば観賞スポット

※MTR=香港の地下鉄、尖沙咀駅=チムサーチョイ駅、尖東駅=イーストチムサーチョイ駅です。

アベニュー・オブ・スターズの行き方・最寄り駅

アベニュー・オブ・スターズへはMTR(地下鉄)利用が便利です。

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最寄り駅は尖沙咀駅(チムサーチョイ駅)J出口または尖東駅(イーストチムサーチョイ駅)L5出口です。

尖沙咀駅J出口を出ると地下道で海沿い方面へ向かう出口に繋がっており、地上に出てから3分ほど歩けばビクトリアハーバー沿いに出ます。

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案内表示に従い香港文化中心(文化センター)方面へ進めば、すぐに尖沙咀プロムナード(海浜花園)の遊歩道に入ります。そこがアベニュー・オブ・スターズの西端付近で、女神像が出迎えてくれるでしょう。

そこがアベニュー・オブ・スターズの西端付近で、女神像が出迎えてくれる

尖東駅から向かう場合も、L5出口を出て海沿いに出れば合流できます。どちらの駅も徒歩圏なので、宿泊場所や乗車路線に合わせて利用してください。

別ルートのおすすめ

香港らしい移動体験をしたいなら、香港島側からスターフェリー(天星フェリー)で尖沙咀まで渡る方法もあります。中環(セントラル)または湾仔(ワンチャイ)フェリー埠頭から出航し、尖沙咀フェリーターミナルに到着する船旅は約10分程度ですが、わずかな運賃でビクトリアハーバーの景色を楽しめて一石二鳥です。

フェリー乗り場からアベニュー・オブ・スターズへは徒歩10分ほど(海沿いを東方向に進む)で到着します。初日の夜景鑑賞後に香港島側ホテルへ戻る際などにも、夜景を眺めながらフェリーに乗るのはロマンチックで家族にも好評でしょう。

シンフォニー・オブ・ライツ観賞スポットへの行き方

シンフォニー・オブ・ライツを尖沙咀側で見る場合、行き方はアベニュー・オブ・スターズとほぼ同じです。

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尖沙咀駅J出口から海沿いに出たら、あとは音楽が聞こえる場所付近で待機するだけです。

香港文化センター前の広場や時計塔周辺、アベニュー・オブ・スターズ沿いなどがメインの観賞エリアになります。20時開始に間に合うよう、少し早めに現地に着いておきましょう。

先述の通り、尖沙咀プロムナード一帯にスピーカーがあり音楽が流れるので、駅から出て人が集まっている方向へ歩けば迷う心配はありません

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もし香港島側で鑑賞する場合は、MTR湾仔駅A5出口や金鐘駅E2出口からゴールデン・バウヒニア広場(金紫荊広場)方面へ徒歩5~10分程度で出られるにゃ。

こちらは対岸の九龍方面のビル群を見る形になり、観光客は尖沙咀側より少なめでゆったり鑑賞できます。

ただし音楽が聞こえづらい点と、レーザー演出は香港島側のビルに多いので若干ショーの見え方が異なります。初回は尖沙咀側、その後余裕があれば別視点で、と旅程に合わせて選ぶと良いでしょう。

アベニュー・オブ・スターズ周辺のおすすめ施設(飲食店・トイレ・ショッピング)

アベニュー・オブ・スターズの周辺には、観光の合間に立ち寄れるグルメスポットやショッピング施設、休憩に便利な場所が充実しています。

家族連れでも安心して過ごせるよう、飲食・トイレ・買い物のポイントを押さえておきましょう。

飲食・カフェスポット

アベニュー・オブ・スターズ周辺で食事や休憩をするなら、選択肢は豊富です。遊歩道沿いにはスターバックス(星巴克)の店舗があり、ビクトリアハーバーを眺めながらコーヒータイムを楽しめます。

アベニュー・オブ・スターズ/スターバックス(星巴克)
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このスターバックスは景色の良さから香港でも特に人気の店舗となっており、夕方以降は混雑することもあるので、時間帯によっては席取りに注意しましょう。軽食やドリンクをテイクアウトしてベンチで飲むのも良いですね。

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しっかり食事をとりたい場合は、遊歩道のすぐ裏手にある大型商業施設K11 MUSEA(ケイイレブン・ミュゼア)がおすすめですにゃ。

館内にはフードコートや各国料理のレストランが多数入っており、ファストフードから高級ダイニングまで幅広く揃っています。

特に家族連れならフードコート形式で各自好きなものを選べるので便利です。K11 MUSEAの上層階や屋上庭園「K11 Sky Garden」からはハーバーの眺望も楽しめるので、時間があれば立ち寄ってみてください。

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また、少し歩きますが1881ヘリテージ(旧香港水上警察署)まで足を伸ばすのも良いでしょう。歴史的建造物を改装したショッピング&ダイニングスポットで、雰囲気のあるレストランやカフェがあります。

特に夜はライトアップが美しく、ここで食事をしてからシンフォニー・オブ・ライツに向かうプランも人気です。ファミリーフレンドリーなカジュアルレストランも入居しているので、子連れでも入りやすいですよ。

トイレ・休憩施設

観光中にトイレに行きたくなった場合もご安心ください。アベニュー・オブ・スターズ自体には常設の公衆トイレはありませんが、周辺にいくつか利用可能な施設があります。

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香港文化センターや香港藝術館(ホンコン・アート・ミュージアム)など公共施設の館内トイレは清潔で利用しやすいです。いずれもアベニュー・オブ・スターズから徒歩数分圏内に位置しています。

ただし夜遅い時間は閉館している可能性があるため、早めに済ませておくと安心でしょう。営業時間外や急な場合は、K11 MUSEAなど近隣のショッピングモールのトイレも利用できます。

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ショッピングモールは基本的に21~22時頃まで営業しており、館内のトイレは観光客も自由に使えます。

休憩したいときは、アベニュー・オブ・スターズのベンチや先述のスターバックス以外にも、尖沙咀プロムナード沿いに公共ベンチが多数設置されています。海風に当たりながら子どもと一緒に座って一息つけるでしょう。

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夏場は日差しが強いので、適宜屋内に避難してクールダウンすることも大切です。K11 MUSEA内には授乳室やおむつ替えシートもあり、赤ちゃん連れでも安心ですよ!

ショッピング&周辺観光スポット

アベニュー・オブ・スターズ周辺はショッピング天国でもあります。

すぐ近くのK11 MUSEAはアートと融合した高級志向のショッピングモールで、ファッションから雑貨、お土産まで洗練された店舗が揃います。

K11 MUSEAはアートと融合した高級志向のショッピングモール

特にお子様向けには大きな玩具店や書店も入っているので、観光途中に立ち寄ってみるのも良いでしょう。モール内を歩くだけでもユニークなインスタレーションやアート展示が楽しめます。

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もう少し西側に進めば、Harbour City(ハーバーシティ)という香港最大級のショッピングモール群もあるにゃ。

こちらは尖沙咀フェリーターミナルに直結し、無印良品やユニクロなど日本にも馴染みの深い店から高級ブランドまで約450もの店舗が軒を連ねる巨大ショッピングエリアです。

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時間に余裕があれば散策してみてもいいでしょう。ただしあまり広範囲に移動するとシンフォニー・オブ・ライツの時間に戻って来られなくなるので、計画的に。

観光スポットとしては、香港スペースミュージアム(香港太空館)もアベニュー・オブ・スターズの近くにあります。

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宇宙や科学に関する体験型の展示があり、館内プラネタリウムでの全天周シアターはお子さんにも人気です。

日中に訪れて知的好奇心を刺激するのも良いでしょう。同じエリアには時計台(旧九廣鉄路時計塔)やスターフェリー乗り場もありますので、散策がてら香港の歴史を感じられるスポットもチェックしてみてください。

フォトスポットとしてのおすすめ構図・時間帯

アベニュー・オブ・スターズとシンフォニー・オブ・ライツは、写真好きにもたまらない撮影スポットです。

ここでは旅の思い出を美しく残すためのおすすめフォトスポットと撮影のコツを紹介します。時間帯によって変わる表情を上手に捉えてみましょう。

ブルース・リー像+夜景

先述のブルース・リー銅像は、背後に香港島の超高層ビル群を収められる最高の撮影ポイントです。特に夜はビルの光が輝くので、像をシルエット気味に入れて撮ると雰囲気満点の一枚に。

三日月や星が出ていれば一緒に構図に入れてみるのも面白いでしょう。撮影はショー開始前の薄明かりの時間(いわゆるブルーアワー)が狙い目です。空が紺色に染まりはじめる19時台後半には、像と背景の両方が綺麗に写り、ライトアップも映える写真が撮れます。

アベニュー・オブ・スターズの手形プレート

昼間であれば、お気に入りのスターの手形プレートと一緒に撮るのも記念になります。手のひらを重ねたり、サインと一緒に写るようアップで撮ったりしてみましょう。

アベニュー・オブ・スターズの手形プレート
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背景にビクトリアハーバーの青い海や香港島のビル群が入るよう角度を工夫すると、香港らしさが伝わる写真になります。

日中は光量が多いのでスマホでも鮮明に撮れますが、反射でプレートが光りすぎる場合は少し斜めから撮ると刻まれた手形が見やすくなります。

香港の摩天楼パノラマ

尖沙咀プロムナードから見る香港島のパノラマ夜景はぜひ写真にも収めたいところです。

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シンフォニー・オブ・ライツ開催中はビルの照明が刻々と変化するので、ショー開始直後のタイミングで動画や連写をして光の移り変わりを捉えるのも手です。

香港の摩天楼パノラマ

写真にする場合は20時の開始直前にビル群の全景を撮影しておき、ショー中は肉眼で楽しむ、という風にメリハリをつけるのもおすすめ。

ショー終了後の20:10頃にはビルの常時ライトアップが引き続き美しいですから、レーザーなしの落ち着いた夜景写真も撮れます。三脚があればベストですが、手すりにカメラやスマホを固定して夜景モードで撮影すると手ブレを防げます。

家族写真スポット

家族で訪れたなら、星形のオブジェや看板前での記念撮影も忘れずに。アベニュー・オブ・スターズ入口付近にある映画フィルムを模したデザイン壁や、「Avenue of Stars」と書かれた表示板は定番です。

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昼間なら顔がはっきり写りますし、夜は表示板がライトアップされるのでまた違った雰囲気に。

セルフィーの場合は広角で撮って後ろの景色も入れるとダイナミックになります。通行人が多い時はタイミングを見計らって撮りましょう。早朝など人が少ない時間帯を狙えば貸切のような写真も撮れますよ。

家族連れにおすすめ!モデルコース(半日プラン)

初めて香港を訪れる家族連れに向けて、アベニュー・オブ・スターズとシンフォニー・オブ・ライツを効率よく楽しむモデルコースをご提案します。

午後から夜にかけて無理なく回れるプランなので、ぜひ旅程作りの参考にしてください。

STEP

15:00 尖沙咀エリアに到着

昼間は他の観光をしていた方も、この時間までに尖沙咀へ移動しておきましょう。まずはK11 MUSEAやハーバーシティでショッピングを楽しんだり、お茶休憩を取ったりして、夜に備えて体力を整えます。子どもが退屈していれば香港スペースミュージアムで遊ばせるのもアリ。

STEP

17:00 早めの夕食

夕方になったら少し早めの夕食をとります。K11 MUSEAのフードコートで各自好きなものを食べたり、眺めの良いレストランでゆっくり食事をしたり、家族の好みに合わせて選びましょう。食後のトイレも忘れずに済ませておきます。

STEP

18:30 アベニュー・オブ・スターズ散策

日が沈む頃、いよいよアベニュー・オブ・スターズへ向かいます。まずは遊歩道を端から端までゆったり歩きながら、手形プレートを探したり写真を撮ったり楽しみましょう。まだ明るいうちにブルース・リー像などで記念撮影を済ませておくと、夜は混雑を避けられます。夕焼け空と香港島のビル群が綺麗なので、この時間帯の景色も満喫してください。

STEP

19:30 シンフォニー・オブ・ライツ鑑賞準備

ショー開始30分前になったら、プロムナード沿いで観賞場所を確保します。アベニュー・オブ・スターズの中央あたりや文化センター付近がおすすめです。ベンチが空いていれば座って待ちましょう。子どもが飽きないよう、周囲の夜景を見ながらクイズを出したり(「一番高いビルはどれかな?」など)して待ち時間も楽しんで。

STEP

20:00 シンフォニー・オブ・ライツ鑑賞

いよいよ光と音のショーがスタート!音楽に合わせて次々と光るビル群に、家族みんなで歓声を上げましょう。10分間あっという間ですが、写真や動画も数枚撮っておくと後で見返せます。お子さんと一緒にカウントダウンしながら見ると盛り上がりますよ。

STEP

20:15 ショー終了~余韻を楽しむ

ショーが終わったら、急いで帰路につかずにもうしばらく夜景の余韻を楽しみましょう。ライトアップが続く香港島の街並みはそれだけでも綺麗なので、家族で「良かったね」と話しながら散策します。時間に余裕があれば、尖沙咀のアイスクリーム屋台でデザートを買って食べ歩きするのも子どもが喜びます。

STEP

20:30 帰宅(ホテルへ)

ホテルが九龍側にある場合は尖沙咀駅からMTRで戻ります。香港島側なら、せっかくなのでスターフェリーで夜の船旅を体験しましょう。夜風に当たりながら見る対岸の夜景は格別で、一日の締めくくりにぴったりです。フェリーは頻繁に出ているので、待ち時間もほとんどありません。乗船後、ホテル最寄り駅まで移動したら解散です。お疲れ様でした!

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このモデルコースはゆとりを持ったスケジュールなので、小さなお子さん連れでも比較的ゆっくり楽しめます。

昼間の観光予定に合わせて開始時間を前後させたり、夕食場所を変更したり、柔軟にアレンジしてみてください。ポイントは夜8時に尖沙咀の海沿いに居ることです。

それさえ押さえれば、香港の夜景とショーをばっちり堪能できます。

雨の日や混雑時の対処法

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旅行中の天気や人出はコントロールできないもの。

ここでは雨天時混雑時でも上手に楽しむコツをご紹介します。臨機応変に対応して、せっかくの機会を無駄にしないようにしましょう。

雨の日の楽しみ方

もし訪問日がになってしまった場合でも、落胆する必要はありません。まずシンフォニー・オブ・ライツは小雨程度なら決行されますが、豪雨や雷雨、台風時には安全のため中止となることがあります(公式発表をチェック)。

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小雨の場合は傘やレインコートを着用して観賞に臨みましょう。

尖沙咀プロムナード沿いには所々に屋根のある場所もあります。例えば香港文化センターの建物の庇下や、星光大道付近の木陰、フェリー乗り場の待合エリアなどは多少の雨宿りが可能です。折り畳み傘は荷物に忍ばせておくと安心です。

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雨で視界が悪いと夜景が綺麗に見えにくいですが、その代わりビルのライトが雲や雨粒に反射して幻想的な雰囲気になります。

人出も少なめになる傾向があるので、思い切って屋外で鑑賞するのもアリです。ただお子さんが風邪を引かないよう、防水の上着やタオルを用意して冷えに注意してください。

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どうしても屋外が難しいと判断したら、周辺の屋内施設から夜景を見る方法もあります。

尖沙咀の高層ホテルのラウンジやレストラン、K11 MUSEAの海に面した窓際席などからなら雨でも夜景を楽しめます。例えばインターコンチネンタルホテル(現リージェントホテル)のロビーラウンジは有名な夜景スポットでした(※リニューアル状況にご注意ください)。

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あるいは、いっそこの日は無理せず別の屋内観光に切り替え、翌日以降に再挑戦するのも良いでしょう。

アベニュー・オブ・スターズ自体は24時間オープンで入場無料なので、スケジュールが許すなら天気のいい日に改めて訪れても損はありません。

混雑時の対処法

人気スポットだけに、週末や観光ハイシーズンの夜はかなりの混雑が予想されます。人混みが苦手な方や小さなお子さん連れの場合、以下の対策で快適性をアップさせましょう。

  • 平日を狙う
    可能であれば土日祝日よりも平日の訪問がおすすめです。地元の人も仕事帰りに鑑賞に訪れるため平日でもそれなりに人はいますが、週末よりはゆとりがあります。特に旧正月やクリスマスなど大イベント時期は避けた方が無難です。
  • 早めに場所取り
    混雑が予想される日は、シンフォニー・オブ・ライツ開始の20~30分前には観賞エリアに到着しておきましょう。良いポジション(最前列の手すり際など)はすぐ埋まってしまうので、時間に余裕を持って移動します。待っている間に交代でトイレに行ったり飲み物を買いに行ったりすれば、ずっと立ちっぱなしでも負担が軽減されます。
  • 少し離れた穴場へ
    先述の通り、尖沙咀プロムナード沿いでも少し離れた東側エリアは比較的空いています。具体的にはアベニュー・オブ・スターズ東端から繋がる尖沙咀東部海濱公園(Tsim Sha Tsui East Waterfront Podium Garden)の高台テラスです。ここは遊歩道から歩道橋で直結しており、上からハーバーを見下ろせる穴場スポットです。メイン会場より距離はありますが、その分人も少なくベンチもあります。混雑に疲れたらこちらに移動してゆったり鑑賞するのもよいでしょう。
  • 防犯と迷子対策
    混雑時はスリなどに注意しつつ、お子さんとはぐれないよう手をつなぐなど対策を。待ち時間に遊歩道付近を走り回ると危険なので、なるべく目を離さないようにしましょう。万一迷子になった場合に備え、集合場所を決めておくか、子どもに親の連絡先を書いたカードを持たせておくと安心です。

混雑していても、ショーが始まれば皆上を向いて鑑賞するので圧迫感はそれほどではありません。

むしろ大勢でカウントダウンを楽しむ一体感も味わえるでしょう。規模の大きなイベントだからこそ、多少の人混みも含めて香港らしい体験と捉えて楽しんでくださいね。

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香港のアベニュー・オブ・スターズシンフォニー・オブ・ライツは、映画と夜景という二大魅力を満喫できる欲張りスポットです。

昼は世界的映画スターの軌跡に触れ、夜は街全体が織りなす光のショーに感動する——そんな贅沢な時間を、初めての香港旅行でぜひ体験してみてください。

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家族みんなで過ごす海辺のひとときは、きっと心に残る思い出になるはずです。事前にアクセスやスケジュールを押さえておけば、当日は存分に楽しむだけ。香港のきらめく夜景とともに、素敵な旅の一ページを刻んでください。✨

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