香港旅行では「両替」をどうするかは誰もが悩むポイントです。

1香港ドル=約18円(2025年現在)という為替レートを念頭に、なるべくお得に香港ドルを手に入れたいですよね!
空港で全部両替すべきか、市内の両替所を探すべきか、それともATMで引き出す方が得なのか、日本で事前に用意しておくべきか──初心者には判断が難しいところです。



本記事では「香港 両替」に関するあらゆる情報を網羅し、空港・市内・ATM・日本それぞれの両替方法を徹底比較します!!
加えて、両替レートの見方や重慶大厦(チョンキンマンション)での両替、初心者向けのコツも詳しく解説!これ一つで香港両替の完全ガイドとなっていますので、ぜひ旅行前にチェックしてください。



最初に結論を言っておくと、日本国内(空港)で3万円くらいの少額両替、さらに大きい金額を両替する場合はチョンキンマンションで両替。この二刀流で決定だにゃ。他のことは考える時間すら無駄にゃ。香港空港での両替だけはやめるにゃ。
キャッシュレスがかなり進んでるので、Visa、マスターカードを活用、タクシーはできればUberで乗る(空港からのタクシーだけは現金)、ローカルはアリペイで80%はカバーできるにゃ。
これで完璧にゃ。
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香港ドルの基本と最新為替レート(2025年版)



まずは香港の通貨について基本知識を押さえておこうにゃ。
香港の通貨単位は香港ドル(HKD)で、記号は「HK$」と表記されます。紙幣はHK$10、20、50、100、500、1000があり、硬貨は10ドル以下($10、$5、$2、$1、50¢、20¢、10¢)が流通しています。


香港ドルは米ドルにペッグ(連動)しており、1 USドル≒7.8 HKドルの範囲で安定するよう管理されています。
そのため、日本円とのレートは主に米ドル/円相場の影響で変動します。





アメリカドルと連動してるんだ!!2021年は1HKD=14円だったのに2024年には一時20円まで上がって円換算すると香港の物価キツすぎて・・・泣
2025年現在、1香港ドル=約18円前後で推移しており、直近では円安傾向もあって以前よりやや高めです(例えば2010年代は1HK$=14~15円程度でしたが、2020年代は円安で16~19円台になることも)。
もっとも為替レートは日々変動するため、正確なレートは渡航前に最新情報を確認しましょう。



スマホで「HKD JPY レート」などと検索すれば当日のレートがすぐわかるにゃ。空港や両替所で掲示されるレートも日々更新されますので、「香港 空港 両替レート 今日はいくらかな?」と気になったら渡航当日にチェックすると安心にゃ。
両替方法の種類と比較【空港・市内・ATM・日本】
香港ドルへの両替方法は主に以下の4通りがあります。



それぞれレートや手数料の有利さ・手軽さが異なるため、まず全体像を比較しましょう!おすすめは香港市内の両替所だけど、手間を考えると日本の空港で少額を替えちゃってもいいかも。時間の方が大事だからね!あと、香港はVISAとマスターカードはある程度の店で使えるし、アリペイがあればローカルの店でも結構使える!!
- 香港空港の両替所で両替 – 到着してすぐ空港内で日本円を香港ドルに換える方法。便利だがレートは割高になりやすい。
- 香港市内の両替所で両替 – 街中の両替商を利用する方法。場所によっては非常に有利なレートを提示しており、お得度は高い。
- ATMで香港ドルを引き出す – 日本で発行された銀行カードやクレジットカードで香港のATMから現地通貨を下ろす方法。レートは銀行間レートに近いが手数料に注意。
- 日本であらかじめ香港ドルに両替 – 渡航前に日本国内の銀行や両替所で香港ドル現金を用意しておく方法。安心感はあるがレートはやや劣る傾向。



では、それぞれの方法について詳細に見ていきましょう。レートの目安やメリット・デメリット、おすすめ度を解説します。
両替レート比較表
まず、上記4パターンについて1香港ドルあたりの円レートと日本円1万円を両替した場合に受け取れる香港ドルの一例を比較表にまとめます。(※レート数値は説明のための仮例です。実際のレートは日々変動します。)
両替方法 | レート例(1HK$→円) | 日本円1万円を両替した場合の受取額(HK$) | 特徴・備考 |
---|---|---|---|
香港空港の両替所 | 1HK$=19円 | 約526 HK$ | 利便性抜群だがレートは悪い傾向 |
市内の両替所(重慶大厦等) | 1HK$=17.8円 | 約562 HK$ | 最もお得なレート。競争が激しい分有利 |
香港のATM引き出し | 1HK$=18円 + ATM手数料 | 約555 HK$(手数料別途) | レート良好だが利用手数料に注意 |
日本国内で両替 | 1HK$=18.5円 | 約540 HK$ | 手軽だがマージンありレート劣勢 |



こう見ると香港空港の両替所だけは使わないのが得策にゃ。高すぎにゃ、頭沸いてるとしか。香港のATMはなんかうまくいかなそうという不安もあるにゃ。
手間を一気に削減するなら日本国内で両替してしまうのがいいにゃ。尖沙咀(チムシャーツイ)に観光で行く予定なら市内の両替所はGoodにゃ。重慶大厦(チョンキンマンション)でサクッと両替できるにゃ。超簡単にゃ。
香港空港で両替だけは絶対ダメにゃ。



香港空港のぼったくりワロタ。それでは、一応それぞれの方法について個別に詳しく見ていきましょう。
香港空港での両替:利便性は高いがレートは低め
香港に到着して真っ先に香港ドルを手に入れられるのが香港国際空港の両替所です。



空港の到着ロビーには銀行系や両替専門業者のカウンターが複数あり、24時間営業のブースもあるため、深夜便で着いてもその場で日本円を香港ドル現金に交換可能です。
まぁレート悪いんでこの章は読まなくてもいいくらいですけど。
場所も分かりやすく、「Bureau de Change」「Currency Exchange」などの表示に従えばすぐ見つかります。
空港両替のレートと手数料
便利な反面、空港の両替所はレートが市中より悪いことが多いです。例えば日本円から香港ドルへの交換では、空港では1HK$あたりの円レートに大きめの上乗せ(もしくは下取り時の控除)がされています。
これは空港の高い運営コストや旅行者の利便性に対するプレミアムとも言えます。一般に「手数料無料!」と書かれていても、その分レートに手数料相当額が含まれている(スプレッドが広い)ため、結果的に市内の専門両替所より不利になります。



ほんまくそやな



語尾ににゃつけるの忘れてて草



空港のレートは便利さと引き換えに割高になっているんだにゃ。空港で全部両替するのは初心者には手軽だけど、お財布的にはちょっと損かもしれないにゃ。まぁ便利でもないんだけどにゃ。



辛辣(笑)
旅行早々あまり損はしたくないかも… 空港は最低限だけにして、あとは後で替えた方が良さそうですね!
空港で両替すべきか?おすすめの利用法
それでは空港での両替はおすすめかという疑問ですが、結論として「必要最小限に留める」のがおすすめです。



具体的には、空港から市内への移動に必要な分だけ(例えばHK$200~300程度)をまず空港で両替し、残りの大部分は市内に出てからレートの良い両替所やATMで入手するのが賢い方法です。
日本で両替しなかった場合ですが。最後の砦的存在として空港の両替所は捉えて良いです。
空港から市内への交通手段として、エアポートエクスプレスやタクシー、バスがありますが、それらの支払いに使う現金さえ持っていればひとまず困りません。
エアポートエクスプレスのチケットはクレジットカードでも購入できますし、タクシーも香港ドル現金が必要ですが空港で数百ドル両替しておけば足ります。



手を挙げて拾うタクシーは現金のみにゃ・・・できれば香港に来る前にUberをダウンロードしておくのをおすすめするにゃ。一番便利にゃ。ただ空港からタクシーに乗る場合はやっぱり現金が必要にゃ。日本の空港で3万円くらいは両替しとくといいにゃ。


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また、香港の公共交通で便利なオクトパスカード(八達通)は空港でも購入可能ですが、その購入やチャージにも現金がいりますので、その分も考慮しておきましょう。
ポイント:空港で両替する際は両替カウンターによるレート差がないか一応見比べても良いでしょう。



香港空港では複数業者(例:TravelexやGlobal Exchangeなど)が入っている場合があります。とはいえ大差ないことも多いので、深追いする必要はありません。
どこで替えても空港内では似たようなレート水準なので、「多少損してもいいから早く済ませたい!」という場合はサクッと両替して市内に向かいましょう。
香港市内の両替所:重慶大厦などレートの良いおすすめスポット
重慶大厦(チョンキンマンション)正面入口。尖沙咀にあり、多くの両替商が集まるスポットとして有名。レートの良さを求めて世界中の旅行者が訪れる。





俺たちの聖地!!チョンキンマンション!!!
香港市街には大小さまざまな両替所(Money Exchanger)が点在しており、その多くは空港よりも有利なレートを提示しています。
とりわけ有名なのが尖沙咀(チムサアチョイ)地区の重慶大厦(重慶マンション、Chungking Mansions)です。
重慶大厦は安宿が密集する雑居ビルですが、1階・2階には各国料理店や雑貨店と並んで数多くの両替商が軒を連ねており、そのディープな雰囲気と激安レートで知られています。



香港旅行リピーターやバックパッカーからは「両替するならチョンキンが一番お得!」との声も多く、事実としてレート面では重慶大厦内の業者が最狭スプレッド(売買差)であることが多いです。
市内両替所のレート傾向
市内の両替所は、場所や運営母体によってレートが微妙に異なります。



一般に観光客エリアの小規模両替商の方が、大手銀行の窓口よりレートが良い傾向があります。
重慶大厦のように競合がひしめく場所では、各店が客を呼び込むために可能な限りレートを良くしているからです。



一方で香港の銀行(HSBCや中国銀行など)でも外国通貨両替サービスがありますが、銀行は手数料を別途とったりレートにもマージンが含まれたりするため、銀行窓口での両替は手堅い反面レートは中程度という位置付けにゃ。
重慶大厦以外でも、尖沙咀エリアにはネイザンロード沿いを中心に両替所が点在しています。
また、モンコック(旺角)やコーズウェイベイ(銅鑼湾)、中環(セントラル)界隈にも旅行者向けの両替商があります。



例えば重慶大厦が少し怖いと感じる初心者であれば、尖沙咀近辺の通り沿いにあるもう少し開放的な店舗(ネオン看板が出ていて店頭にレート表を掲示しているような両替所)を利用するのも良いでしょう。
それでもレートは空港よりかなりマシです。
重慶大厦で両替する際のコツ・注意点


香港両替でおすすめスポットNo.1は重慶大厦で間違いありません。ただし、その独特な環境ゆえ初心者が訪れる際はいくつか注意も必要です。
- 複数店舗のレートを比較:重慶大厦内には本当にたくさんの両替商があります。入口付近から奥まった場所まで大小様々なので、いきなり目についた1店で全額両替せず、ぜひ何店かレート表示を見比べてみましょう。微妙な差ですが、より良いレートの店を選べます。大抵は店頭にデジタル表示板があり主要通貨のレートが出ています。
- 手数料の有無:基本的に香港の両替商は手数料無料(No Commission)を掲げている店がほとんどです。実際、手数料を別途取るケースは稀ですが、念のため「手数料は要らないか?」(No commission?)と確認しても良いでしょう。表示レートが適用され、そのままの計算で交換してくれます。
- 大金を出す前に計算確認:どの店でも両替前に計算書きを提示してくれます。例えば「10000 JPY → 555 HKD」などと書いた紙や電卓の画面を客に見せて確認を求めてきます。その金額に納得してから日本円紙幣を渡すようにしましょう。万一こちらの計算と乖離していたらレートの見間違いかもしれません。納得できなければ「やっぱりやめます」と断ってOKです。
- 治安と安全:重慶大厦は人種も様々な人々で賑わうディープスポットですが、基本的には昼間であれば観光客が普通に行き来する安全な場所です。ただし、ビル内は雑多なのでスリや詐欺に合わないよう最低限の注意は払いましょう。両替商自体は正式に営業許可を持った店がほとんどで、交換レートも明朗です。店頭で声をかけてくる客引きについて行って店頭表示のない個人と両替するのは避けるのが無難です。必ず店頭店舗を利用してください。



重慶大厦には本当にたくさんの両替屋さんがあるんだにゃ〜。看板のレートをちゃんと見比べて、一番良いところを選ぶと良いにゃ。
ただし、あんまりにも他より良すぎるレートを出してる人がいたら用心してにゃ。普通はみんな似たり寄ったりだからにゃ。



確かにチョンキンって聞くと怖そうだけど…ちゃんとお店選べばお得に両替できそうですね!スノーベル、連れてって〜💕
その他の市内おすすめ両替スポット
重慶大厦以外にも、市内で両替するとお得な場所はいくつかあります。



たとえば中環(セントラル)のビル内には海外出稼ぎ労働者向けの送金サービス兼両替商があり、レートが良いことがあります(休日にフィリピン人メイドさん達が列をなすような有名店など)。



フィリピン人のメイドさんが並ぶような場所は間違いないが、これは足で見つけるしかないし移り変わりも早い。特定しようとしてもなかなか見つからない。
また、銅鑼湾(コーズウェイベイ)や旺角(モンコック)といった繁華街にも、小さな両替所が点在しています。
尖沙咀ほどの激戦区でなくとも、街中の独立系両替所は総じて空港よりレート優位なので、観光の途中で見かけたらレート表示をチェックしてみましょう。
ATMで香港ドルを引き出す:レートは良いが手数料に注意
香港では市中の銀行ATMから、日本で発行したキャッシュカードやクレジットカードを使って直接香港ドルを引き出すこともできます。



この方法は広義には「現地での両替」と同じ意味になりますが、実際には日本の銀行口座から引き出したお金をその時点の為替レートで香港ドルに換算して受け取る形です。



レートはクレジットカード会社または銀行の為替レート(インターバンクレートに近い)なので、空港や街中の両替所よりも有利なケースも多いです。
ただしATM利用手数料やカード会社の海外事務手数料が別途かかるため、トータルで考える必要があります。



一応、市内でVISAやMASTERは普通に使えるんにゃが、外貨手数料として1.5%〜かかるのは理解しておいて欲しいにゃ。ちなみにアメックスは今後外貨手数料に3.5%と暴利にゃ。そもそも2%で高すぎにゃ。


ATM利用のメリット
- 手軽さ:街中の至る所にATMがあり、24時間好きな時に現金を引き出せます。両替所の営業時間を気にする必要がありません。主要観光地にはHSBCやスタンダードチャータード銀行などのATMがあり、画面表示は英語切替可能です。
- レートの良さ:ATMで引き出す場合、その時点の銀行間為替レート(リアルタイムレート)で自動換算されます。例えば1HK$=18.00円の市場レートの日であれば、ほぼそのレートが適用されます。両替商のような上乗せ幅が小さいため純粋なレートは最も良いことが多いです。
- 大量の現金を持ち歩かなくて済む:日本から大量の円現金を持参しなくても、必要な都度引き出せるので安全面でも安心です。盗難リスクの軽減になります。



とはいえあんまりおすすめしないにゃ。日本国内の両替とチョンキンマンション以外は考えないで良いと思うにゃ。為替レートや手数料、両替所までの移動などを考える時間すらもったいないにゃ。ATMは却下でいいにゃ。
ATM利用のデメリット・注意点
- 手数料がかかる:日本の銀行カードで海外ATMを利用すると、1回あたり利用手数料(数百円程度)が発生する場合があります。またVisaやMastercardといったカードネットワークの海外事務手数料(通常1.5~3%程度)が為替レートに上乗せされます。そのため、細かく小分けに何度も引き出すと手数料が積み重なり割高になります。なるべくまとめて必要額を引き出す方が手数料の節約になります。
- カード対応:香港のATMでも日本のキャッシュカード(PLUSマークなど付いた国際キャッシュカード)やクレジットカードのキャッシングが使えますが、事前に海外利用の設定が必要な場合があります。旅立つ前に、自分のカードが海外ATM対応か、暗証番号は有効かを確認しましょう。
- 引き出し限度額:日本側の銀行が1日あたりの海外引き出し限度額を定めていることがあります。例えば1日あたり5万円まで等。高額の現金が必要な場合、一度に引き出せない可能性もあるので注意です(複数日に分けるか、日本からある程度現金を持って行くなどの対策を)。
- ATMの場所:香港では空港はもちろん、市街地にも銀行ATMが多数あります。おすすめはHSBC(香港上海銀行)や渣打銀行(スタンダードチャータード)など大手銀行のATMで、比較的操作が分かりやすいです。観光客エリアのショッピングモールやMTR駅構内にもATMコーナーがあります。



ATMで下ろす場合、為替レート自体はほぼ市場レートそのままだからお得なんだにゃ。ただ、銀行やカード会社に手数料を少し払うことになるから、トータルで見て市内両替所とどっちが得かは金額次第だにゃ。少額ならあんまり気にならないけど、大金を降ろすと手数料も馬鹿にならんにゃ。
まぁATMは事情がなければとにかく考えなくていいにゃ。深夜に現金引き出せる点だけは助かるかもしれないにゃ。



ふむふむ…。ATMなら深夜でも安心だし、私みたいに現金持ち歩くの怖い人にはいいかも! でも手数料が地味に痛いから、大金おろすならまとめて…ってことですね!
ATMと両替所はどちらがお得?
これはケースバイケースですが、少額の両替ならATM、大きな額なら両替所という意見もあります。例えば1万円分程度を両替するだけなら、ATM手数料を払っても為替レートの良さでほぼトントンでしょう。
一方、10万円分ともなると手数料が積むので、重慶大厦などでまとめて両替したほうがレート差益が大きくお得になることが多いです。
また最近では、日本の銀行でも海外ATM手数料無料キャンペーンや、手数料が安いデビットカード(例えばSony銀行や住信SBIネット銀行のカードなど)もあります。
頻繁に海外旅行する方はそういったカードを作っておくとATM利用がぐっと有利になります。初心者で1回限りの香港旅行なら無理に作る必要はありませんが、「これからも海外行くかも」と思うなら検討してみても良いでしょう。
日本で両替してから香港へ:安心だがレートは割高傾向
最後に、日本国内であらかじめ香港ドルに両替して持っていく方法です。



成田や羽田、関西空港などの国際空港には外貨両替所があり、香港ドルへの両替も可能です。
また都市部の大手銀行本店や外貨両替専門店(Travelexなど)でも香港ドル現金の取り扱いがあります。



この方法のメリットは、渡航前に日本語環境で準備できる安心感と、現地到着後にすぐ現金が使えることです。ただし、レート面では日本での両替はあまり有利ではない場合が多いです。
まぁ香港空港より全然マシなんですけど。
日本国内の両替レートと手数料
日本円→香港ドルのレートは、日本国内では銀行が提示するTTSレート+手数料となることが一般的です。
TTSとは銀行が外貨を売る際のレート(顧客から見ると買うレート)で、マーケットレートに数%上乗せされています。さらに両替手数料が1回数百円かかったり、レートに含まれていたりします。



そのため、空港の両替所ほどではないにせよ、香港現地の両替所と比べると見劣りするレートになりがちにゃ。
もっとも、日本国内での両替は安全で確実です。



言葉の不安もなく、日本円キャッシュを持って行って現地で両替する際の盗難リスクも無くせます。
特に初心者で現地で両替所を探すのが不安な方や、ツアー旅行で時間に余裕が無い場合などは、日本で全額を香港ドルに替えて持参するのも一つの選択肢です。
両替可能な場所(日本国内)
- 空港の両替カウンター:主要な国際空港には必ずあります。出発ロビーや搭乗後エリアなどにあり、出国前に香港ドル現金を調達可能です。営業時間も長めですが、深夜早朝はクローズの場合もあります。レートはその空港内で統一されていることが多いです。
- 銀行窓口:都市銀行や一部地方銀行では外貨両替サービスを行っています。ただし香港ドル紙幣の在庫が無い店舗もあるため、事前に問い合わせたほうが良いです。場合によっては取り寄せで日数がかかることもあります。
- 外貨両替専門店:都心部にある外貨両替ショップ(例:Travelexやエクスチェンジャーズなど)は、その場で香港ドルに両替できます。レートは店舗によりますが、やはり香港現地よりは劣ります。
- ネットで外貨宅配:銀行や専門業者の中には、オンラインで申し込んで指定住所に外貨を現金書留で送付してくれるサービスもあります。時間に余裕があれば利用可能ですが、手数料や配送料がかかるケースがあります。



私、英語も広東語も自信ないし…日本で全部替えて行った方が安心かなぁ?



確かに言葉の心配があるなら日本で用意しちゃうのも手だにゃ。でも日本で替えると1〜2割損する可能性もあるから、お金の余裕と安心料とのバランスだにゃ。旅行を安全・安心に楽しみたいなら多少の手数料は授業料と割り切るのもアリだにゃ。
(初心者向け)両替レートの見方とチェックポイント
実際に両替をする際、レート表示板の見方を理解しておくことはとても大切です。



香港の両替所では大抵、店頭や店内にデジタルの為替レートボードが掲示されており、主要通貨の交換レートが一覧になっています。
初心者にとっては数字が並んでいて混乱するかもしれませんが、ポイントを押さえれば簡単に読み取れます。
「We Buy」「We Sell」の意味
香港に限らず両替所では、店側から見た表記でレートが表示されます。



典型的には各通貨について”We Buy”(買入)と”We Sell”(売出)の2つのレートが記載されています。
- We Buy(私たちは買う):両替商がその通貨を買い取るレート。つまりお客さんがその通貨を売る場合のレートです。
- We Sell(私たちは売る):両替商がその通貨を売るレート。つまりお客さんがその通貨を買う場合のレートです。



日本円→香港ドルの両替をする場合、お客さん(私たち)は日本円を売って香港ドルを買うことになります。
逆に店は日本円を買って香港ドルを売る側です。
したがって、見るべきは「日本円」の欄の”We Buy”レートということになります。店が日本円を買ってくれるレート、つまりこちらにとっての換金レートです。



スノーベル〜!レート表にBuyとかSellとかいっぱい書いてあってややこしいんですけど~。どっちを見ればいいんですか?



落ち着いてにゃ、Lisa。こちらがお店に日本円を渡して香港ドルをもらうんだから、お店視点では日本円を‘買う’ことになるにゃ。
だから”We Buy”の数字を見ればいいんだにゃ。例えば‘We Buy: 0.056’なら100円で5.6香港ドルもらえる計算になるにゃ!



なるほど、お店がBuyって書いてるほうが自分のもらえるレートなんですね!バッチリです👍
レート表表示の単位に注意
表示方法は店によって多少異なります。上の例では「1円あたり何HKD」という形でしたが、「10,000 JPY -> 560 HKD」のように一定額ごとの対応表になっている場合もあります。
また「1 HKD = 〇〇 JPY」と香港ドル基準で表示している店もあります。



この場合、日本円で払う立場からすると数字が小さいほど有利です(1HKDに必要な円が少ない=円安=HKD高く買える)。
一方、前者の「1円あたり〇〇HKD」表示なら数字が大きいほど有利です(円1あたり多くのHKDがもらえる)。
紛らわしいですが、自分が日本円を差し出したときにいくらHKDが手に入るかを基準に考えれば間違いません。
多ければ多いほど得、少なければ損です。



店員に直接「If I give 10,000 yen, how many HKD?(1万円で何HK$になりますか?)」と聞いてしまうのも手っ取り早い確認方法です。
多くの店員は電卓で計算して見せてくれるでしょう。
レートの事前チェック方法
最近は便利なもので、スマートフォンで事前に両替レートを調べることもできます。



例えば両替比較サイトやアプリでは、主要都市の主要両替所のレート情報を共有していることがあります(香港の場合、旅行者のブログやSNSで最新情報が発信されていることも)。
また、Googleで「10000 JPY in HKD」などと検索すれば現在の銀行間レートでの換算結果が出ます。これを基準に、現地両替所のレートがどれくらいマージンを取っているかを推測するのも良いでしょう。



もっとも為替レートは常に変わるため、「今日のレートは今日確認」が基本にゃ。ぼったくられなければそれで良いので、ざっと一応確認すればいいにゃ。
香港空港 両替レート 今日のようなキーワードで検索すると、掲示板やSNSで実際に利用した人の書き込みが見つかることもあります。賢く情報収集して損のないようにしたいですね。
初心者向け香港両替のコツまとめ
最後に、初心者が香港で両替する際のコツや心得をまとめます。お得に、そして安全に香港ドルを手に入れるために押さえておきましょう。
複数の方法を組み合わせる:
一つに固執せず、空港では最低限、市内でメイン、ATMは緊急時など状況に応じて使い分けるのがベスト。例えば「空港で200だけゲット→ホテル近くの両替所で必要額を確保→足りなければATMで追加」という流れが安心です。
レート重視なら市内両替所へ:
少しでも多く香港ドルを得たいなら、市内の評判の良い両替所を利用しましょう。重慶大厦が筆頭ですが、無理に尖沙咀まで行かずとも街中でレート表示を見て判断すればOK。表示レートと手数料有無を確認して納得して両替すること。
安全重視なら日本で事前両替:
言葉の不安や初海外で怖いという場合、レートは犠牲になりますが日本で全額用意していくのも一つの方法です。損する額も知れている(旅費全体から見れば許容範囲)ので、安心料と割り切ってしまいましょう。
ATMはカードと手数料を要チェック:
海外ATM対応カードを忘れずに。暗証番号の登録ミスや限度額設定に注意。当日は高額紙幣がまとめて出てくることが多いので(HK$1000札など)、小額が必要な時は両替所で$100札などに崩してもらうと良いです。
両替のタイミング:
一度に大金を両替しすぎないことも大事です。香港ドルは使い残すと日本で再両替する際さらにレートが悪くなります。必要な分を小分けに両替し、余ったHK$は空港で日本円に戻すより、現地で使い切るか次回まで取っておくのがおすすめ(香港ドルは今後も価値が大きく変動しにくい通貨なので保管リスクも低いです)。
クレジットカードの活用:
現金両替とは少し離れますが、香港はクレジットカードが比較的普及しています。ホテルや大型店舗、レストランではカード払い可能なところも多いので、高額決済はカードで行い、細かい支払いを現金にすると持ち歩く現金を減らせます。カード払いは為替レート良好(手数料約1.6%〜3%程度上乗せ)なので、場合によっては両替より得なことも。
以上、香港での両替に関するポイントを徹底解説しました。



初めての香港でも、これだけ押さえておけば両替で大きく損をすることは避けられるでしょう。レートのチェックを怠らず、賢く両替してその分香港でのショッピングやグルメを思い切り楽しんできてくださいね!
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