【夜の街】何時まで遊ぶ?香港夜遊び完全ガイド – 大人の男女ための高級バーから庶民派飲み屋街まで徹底解説

【夜の街】何時まで遊ぶ?香港夜遊び完全ガイド – 大人の男女ための高級バーから庶民派飲み屋街まで徹底解説

香港の夜は昼間とはまったく違う表情を見せ、旅行者にとって忘れられない体験となります。

Lisa

高層ビルのネオン輝く 香港 夜の街 は、夕暮れから深夜までエネルギッシュに動き出し、世界最高峰のルーフトップバーからローカルなナイトマーケットまで多彩な 香港夜遊び を楽しめます。

高級ホテル最上階のバーで夜景を満喫したり、屋台が立ち並ぶ市場でローカルフードを味わったり、さらには大人向けの刺激的なスポットものぞけたりと、その選択肢は実に豊富です。

ビクトリア・ピークから望む香港の夜景はまさに圧巻。摩天楼群のきらめきとビクトリアハーバーの光の競演が、香港のナイトライフの幕開けをドラマチックに演出します。どこまでも広がる香港の夜景は、大人の旅行者に高級感あふれる感動を与えてくれるでしょう。
ビクトリア・ピークから望む香港の夜景はまさに圧巻。摩天楼群のきらめきとビクトリアハーバーの光の競演が、香港のナイトライフの幕開けをドラマチックに演出します。どこまでも広がる香港の夜景は、大人の旅行者に高級感あふれる感動を与えてくれるでしょう。
スノーベル

本記事では、特に人気の尖沙咀(チムサーチョイ)、中環(セントラル)、旺角(モンコック)の3エリアに注目し、旅行者が安心して楽しめるおすすめナイトライフスポットをご紹介するにゃ。

それぞれのスポットの営業時間やサービス内容、価格帯、雰囲気なども表で整理するので、初めて訪れる方でもイメージしやすいはずです。

高級感のあるバーやクラブから、地元の人々で賑わう飲み屋街、ナイトマーケットまで網羅していますので、「香港で夜遊びしたい!どこに行けばいい?」「香港の夜は何時まで遊べる?」といった疑問にもお答えします。大人向けの上質な夜遊び情報を詰め込みましたので、ぜひ旅の計画の参考にしてください。

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目次

香港ナイトライフの特徴と楽しみ方

香港のナイトライフは週末になると特に活気づき、「東洋の不夜城」の異名にふさわしく夜何時まででも楽しめる勢いがあります。一般的にバーは深夜2時前後、クラブは翌朝3~4時頃まで営業しており、中には夜明け近くまでオープンしているお店もあります。

終電(MTR地下鉄)はだいたい0時半頃なので、深夜の移動にはタクシーを利用するのが便利です。香港のタクシーは比較的安価で安全性も高く、深夜帯でも街中で拾うことができます。またUber等の配車サービスも利用可能です。

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夜遅くまで遊んでも治安面で比較的安心できるのは香港の魅力です。繁華街では警察のパトロールもあり、人通りも遅くまで多いです。ただしどんなに安全と言われる都市でも最低限の注意は必要。

ナイトスポットでのスリや置き引き防止のため、貴重品は身につけて管理しましょう。特に混雑するバーのダンスフロアやナイトマーケットではバッグは前に抱えるなどの配慮を。

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飲酒に関する法律では18歳未満の飲酒・購入が禁止されていますが、大人であれば公共の場での飲酒も合法です。週末のランカイフォン(後述)では道端まで人があふれ、手にドリンクを持って談笑する光景も普通に見られます。

また室内は法律で全面禁煙のため、バーやクラブでは指定の喫煙エリアを利用してください。

初心者も押さえておきたいポイント

ドレスコードの確認

高級バーやナイトクラブの中にはドレスコードを設定している所があります。短パンやサンダルでの入店がお断りされるケースもあるため、特に男性はスマートカジュアル(襟付きシャツに長ズボン、つま先の隠れた靴)を意識しましょう。

香港夜遊びのドレスコード
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女性もカジュアルすぎないお洒落をしていくと、大人の香港ナイトをより楽しめます。

支払いとチップ

多くのバーやクラブはクレジットカードが使えますが、屋台やローカルな小店では現金のみの場合があります。香港ドル現金も用意しておきましょう。

基本的にサービス料が料金に含まれている店が多いので、個別にチップを支払う必要はありません(特別によくしてもらった場合や大型テーブルを予約した場合などは渡すこともあります)。

深夜の過ごし方

クラブで踊り明かす以外にも、夜景鑑賞やナイトクルーズ、屋台での宵夜(夜食)など多彩な過ごし方があります。例えば毎晩20時にはシンフォニー・オブ・ライツ(Victoria Harbour上の光と音のショー)が開催されるので、尖沙咀プロムナードやスターフェリー上から鑑賞するのもおすすめです。

また水上レストラン船やオープントップバスのナイトツアーなどユニークな体験も豊富なので、「夜景をゆったり楽しみたい」「ロマンチックな夜を過ごしたい」派の旅行者もしっかり楽しめます。

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それでは、エリア別に香港ナイトライフの魅力スポットを見ていきましょう。それぞれ中環(Central)尖沙咀(Tsim Sha Tsui)、旺角(Mong Kok)の順に、高級バーやクラブからローカルな飲み屋街、夜市まで幅広くご紹介します。

中環(Central)エリア – 洗練されたバーとクラブの宝庫

香港島の中環(セントラル)は、香港随一のビジネス街であると同時に、夜になるとお洒落なバーやナイトクラブが軒を連ねる香港ナイトライフの中心地です。

中環には欧米系の駐在員や観光客が多く集まり、国際色豊かな雰囲気。特に有名なのが蘭桂坊(Lan Kwai Fong) 周辺で、狭い通り沿いにバーやパブがひしめき合うパーティーエリアとして知られています。夜遅くなるほど路上まで人で溢れ、まさに「見るも遊ぶも自己次第」の盛り上がりを見せます。

中環(Central)エリア – 洗練されたバーとクラブの宝庫
香港随一のパーティースポット蘭桂坊(ランカイフォン)。週末ともなればこのエリアは外国人を含む若者で埋め尽くされ、バーの看板や街路の照明がカラフルに輝きます。道端でドリンク片手に談笑する人々も多く、香港のナイトカルチャーを象徴する光景です。

また中環には高級ホテル内のラグジュアリーバーや会員制クラブ、有名シェフのレストランバーなど大人向けの洗練スポットも点在しています。

例えばDragon-i(ドラゴン・アイ)は2002年創業の老舗クラブで、世界中のセレブや著名人も訪れることで有名です。

Dragon-i(ドラゴン・アイ)は2002年創業の老舗クラブ

中国風の内装と最新音楽が融合した独特の雰囲気で、VIPエリアも完備されています。近年はBar Leone(バー・レオーネ)というカクテルバーが話題で、2024年の「アジアのベストバー50」で香港勢最高位を獲得し世界的な注目を浴びました。

Bar Leone(バー・レオーネ)
Bar Leone(バー・レオーネ)

その他、屋上テラスで夜景を満喫できる複合型ナイトスポットThe Trilogy(トリロジー)など、新しいお店も次々オープンしています。

以下に中環エリアで特におすすめのスポットをまとめます。営業時間や予算感、雰囲気を参考にして、自分のスタイルに合った夜遊びプランを立ててみてください。

中環エリアのおすすめナイトスポット一覧

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スポット名営業時間 (定休日)サービス内容価格帯雰囲気・特徴
Lan Kwai Fong(蘭桂坊)エリア (中環)夕方〜深夜(店により異なる)バーやパブが20軒以上集まる飲み屋街。路上飲みも可。店により異なる (ビール1杯HK$50〜など)欧米風で賑やか。週末は路上まで熱気で溢れるパーティー空間。カジュアルな服装OK。
Dragon-i (ドラゴン・アイ)クラブ:月〜木 18:00〜翌3:00 金・土 18:00〜翌4:00 (日曜定休)高級ナイトクラブ&レストラン。22時以降クラブ営業、著名DJ招致。カクテルHK$90〜120 エントランス基本無料 (VIP席要予約)中国伝統×モダンな内装でVIP御用達。国際的でエネルギッシュ。ドレスコード厳しめ(男性は襟付きシャツ必須)。
Bar Leone (バー・レオーネ)火〜日 17:00〜Late (月曜定休)イタリア風カクテルバー。受賞歴多数の創作カクテルを提供。カクテルHK$120前後 チャージ無料ローマ下町風の洒落た雰囲気で、席数少なめの隠れ家的バー。落ち着いて会話とお酒を楽しめる。
The Trilogy (トリロジー)Keyzクラブ:木 22:00〜翌2:00金・土 22:00〜翌4:00 Wavバー:火〜日 17:00〜深夜 Ellaジャズ:水〜土 20:30〜24:002024年開業の音楽エンタメ複合施設。クラブ+屋上バー+ジャズバーが一度に楽しめる。カクテルHK$130〜 (クラブ入場料無料)2フロアに3会場併設。屋上バーはリゾート風で夜景◎。多彩な音楽イベント開催。スマートカジュアル推奨。

中環エリアでは上記以外にも、会員制バーのStockton(ストックトン)や隠れ家バーIron Fairies(アイアンフェアリーズ)など個性的なスポットが多数あります。

香港会員制バーのStockton(ストックトン)
香港会員制バーのStockton(ストックトン)
香港隠れ家バーIron Fairies(アイアンフェアリーズ)
香港隠れ家バーIron Fairies(アイアンフェアリーズ)

バー巡りをするだけでも一晩では足りないほど充実しています。どこに行くか迷ったら、まずは蘭桂坊の通りを歩いてみましょう。

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気になる店にふらりと入ってもよし、人気クラブに狙いを定めて訪れるもよし。思い思いのスタイルで香港島の夜遊びを満喫してください。

尖沙咀(Tsim Sha Tsui)エリア – 夜景と高級バーを堪能

九龍半島側の尖沙咀(チムサーチョイ)は、ビクトリアハーバー越しに香港島の摩天楼を望む絶好の夜景スポットとして有名です。このエリアには高級ホテルが林立し、その上層階には眺望抜群のバーやレストランが数多くあります。

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香港夜景をバックにお酒を楽しみたいなら尖沙咀は外せません。例えばリッツ・カールトン香港118階のOzone(オゾン)は、“世界で最も高い場所にあるバー”として知られ、近未来的な内装と天空から見下ろすような夜景で人気を集めています。

世界で最も高い場所にあるバー、香港のOZONE

一方で尖沙咀には親しみやすい飲み屋街もあります。ナッツフォード・テラス(諾士佛台 ノッツフォード・テラス)は各国料理のレストランやバーが軒を連ねる欧風ストリートで、観光客にも地元客にも賑わうエリアです。

尖沙咀駅近くの小道亜士厘道(Ashley Road)にもバーやパブが集まっており、こちらは比較的カジュアルでリーズナブルに飲めるスポットです。高級ホテルのバーから路地裏のパブまで、一晩で多様な雰囲気を味わえるのが尖沙咀の魅力でしょう。

尖沙咀駅近くの小道亜士厘道(Ashley Road)にもバーやパブ
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さらに尖沙咀の海沿いプロムナード(海浜長廊)は、夜の散策コースとしてカップルや観光客に人気にゃ

尖沙咀の海沿いプロムナード(海浜長廊)

20時のシンフォニー・オブ・ライツ鑑賞スポットでもあり、ライトアップされた香港島の摩天楼や有名な香港文化中心(文化センター)時計台などを眺めながらロマンチックに過ごせます。

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プロムナード沿いにはバーガーなど軽食を提供する屋台や音楽パフォーマンスもあり、喧騒を離れてゆったり夜景を楽しみたい人におすすめです。

それでは尖沙咀エリアでおすすめのナイトスポットをまとめます。バー中心のラインナップですが、価格帯や雰囲気は様々ですので目的に合わせて選んでみてください。

尖沙咀エリアのおすすめナイトスポット一覧

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スポット名営業時間 (定休日)サービス内容価格帯雰囲気・特徴
Ozone (オゾン)月〜金 16:00〜翌1:00 土曜 14:00〜翌1:00 日曜 12:00〜24:00リッツ・カールトン118階のルーフトップバー。世界最高所のバーからの夜景とDJ音楽。カクテルHK$180〜200程度 (高級ホテル価格)近未来的でラグジュアリー。天空に浮かぶような眺望は圧巻。ドレスコードあり(短パン・サンダル不可)。
Eyebar (アイバー)毎日 15:00〜24:00 (ラストオーダー23:30)iSquareビル30階の中華海賊船をテーマにした屋上バー。臨場感ある夜景望遠鏡も設置。カクテルHK$100〜150 チャージ無料ユニークな内装でカジュアル寄り。テラス席からの港景色◎。比較的入りやすい雰囲気だが週末は混雑。
ナッツフォード・テラス (諾士佛台)夕方〜深夜(店舗により異なる)各国グルメとバーが集結する屋外ダイニングバー街。欧米風パブ多し。店により異なる (ビールHK$60~、食事HK$100~程度)石畳の細道にレストランとバーが立ち並ぶ。国際的でフレンドリーな雰囲気。週末は野外テラスで飲食する人々で賑やか。
DarkSide (ダークサイド)日〜木 17:00〜24:00 金・土 17:00〜25:00ローズウッド香港ホテル内の高級バー。ヴィンテージ酒とジャズ生演奏が売り。カクテルHK$150前後 +サービス料1930年代の上海を思わせる妖艶なインテリア。静かにジャズを楽しみたい大人向け。世界50BestBars常連でサービスも一流。
Ashley Roadバー街 (亜士厘道)夕方〜深夜パブやアイリッシュバー、スポーツバーが数軒集まる通り。ドリンクHK$50〜100程度観光客と地元客が混じるカジュアルな飲み屋街。試合放映のスポーツバーもあり。気軽にハシゴ酒が楽しめる。

尖沙咀エリアでは、この他にPeninsulaホテルの「Felixバーや、K11 Musea内の話題のバーArtisan Lounge」など注目スポットが多数あります。

高級ホテルのバーはどれも個性的で、ドレスアップして訪れれば特別な夜になること間違いなしです。一方で路地裏には庶民的なローカルバーも残っており、多面的な夜の楽しみ方ができるのも尖沙咀の魅力です。

Tips: 尖沙咀中心部(ネイザンロード付近)を夜歩いていると、客引きが「ディスコいかが?」「安いバーあるよ」と声をかけてくることがあります。中には法外な料金を請求する悪質店へ誘導するケースも報告されています。知らない客引きにはついて行かないのが賢明です。信頼できるお店は本記事で紹介したような有名店か、ホテル直営バーなどに限定し、初めての人は特に注意しましょう。

旺角(Mong Kok)エリア – ローカルナイトマーケットと裏スポット

旺角(モンコック)は下町情緒あふれるエリアで、香港らしい雑踏のナイトライフを体験するのにぴったりです。高級バーはほとんどありませんが、その代わりナイトマーケット(夜市)やストリートフード、ローカル向けの娯楽が充実しています。

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代表的なのが女人街(Ladies Market ラディーズマーケット)で、旺角の通り沿いに約1kmにわたり露店がずらりと並ぶ夜市です。夕方から夜11時頃まで営業し、女性向け衣料品やアクセサリー、雑貨からスマホケース、お土産まで何でも揃います。

値札がない商品も多く交渉次第では安く買えるため、観光客にも人気のスポットです。

旺角エリアの廟街(Temple Street)夜市は、地元の活気が感じられるナイトマーケットとして有名です。色とりどりの提灯が吊るされた通りに占い師や屋台が並び、観光客だけでなく多くの香港市民も訪れます。

旺角エリアの廟街(Temple Street)夜市
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庶民的な熱気とエネルギーに満ちた光景は、香港の夜遊びのもう一つの顔と言えるでしょう。

女人街の他にも、旺角~油麻地エリアには廟街(Temple Street)ナイトマーケットがあります(MTR油麻地駅徒歩圏)。こちらは男性向け衣料や雑貨が多く、通称「男人街」とも呼ばれますが、実際には占い横丁や海鮮料理の屋台、大排檔(露天食堂)などが所狭しと並び、観光客にも人気のディープスポットです。

夜になるとテーブルが道路脇にずらっと並んでビールや熱気騰るローカル料理が提供され、香港映画のワンシーンのような雰囲気を味わえます。香港B級グルメの煲仔飯(ボウジャイファン)や串焼きなども楽しめるので、バーで飲むより屋台で乾杯したい派にはもってこいでしょう。

煲仔飯(ボウジャイファン)
煲仔飯(ボウジャイファン)

旺角界隈はショッピング天国でもあり、深夜営業のショッピングモールやゲームセンター、カラオケなども点在しています。

例えば繁華街の先にある「先達廣場」周辺は24時頃まで開いているお店もあり、夜遅くまで街歩きが楽しめます。

先達廣場
先達廣場

ただし深夜になると店じまいする屋台も増えるため、ナイトマーケット目当てなら21~22時頃までに訪れるのがおすすめです。

旺角エリアのおすすめナイトスポット一覧

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スポット名営業時間サービス内容価格帯雰囲気・特徴
女人街 (Ladies Market) (旺角通菜街)16:00頃~23:00頃衣類・雑貨中心の露店市場(ナイトマーケット)掘り出し物多数 交渉次第で格安地元客と観光客で雑踏。活気満点だが狭い通路はスリに注意。ローカルフードの露店も周囲にあり。
廟街夜市 (Temple Street) (油麻地〜佐敦)18:00頃~24:00頃屋台料理・雑貨・占いなど何でもありの夜市食事は一品HK$30〜80 占いHK$50〜赤提灯が目印の庶民的市場。ローカルの男女が集う下町ナイトスポット。深夜0時過ぎると順次クローズ。
Sai Yeung Choi Street (西洋菜街)〜22:00頃 (歩行者天国は夜)繁華街ショッピングストリート。夜間歩行者天国で路上パフォーマー出現。若者文化の中心地。ストリートミュージシャンやダンスパフォーマンスが見られることも。ゲームセンターやカラオケも周辺に多い。
金魚街 (Goldfish Street) (通菜街北側)~22:00頃金魚やペット用品のショップ街。夜も営業。独特な金魚専門店が並ぶ観光スポット。ネオン看板が香港らしいフォトスポットとして人気。

以上のように旺角エリアでは、買い物や食べ歩きを中心としたローカル夜遊びが楽しめます。

Lisa

尖沙咀や中環のような高級バーこそありませんが、その分香港庶民の夜の楽しみ方を覗いてみたい人には格好のエリアです。

熱気あふれるナイトマーケットで活気を感じ、歩き疲れたら大衆食堂で冷たいビールを一杯…なんて過ごし方も香港ならではの醍醐味でしょう。

香港の大人向け裏スポットは?サウナ?ゴーゴーバー?専門用語を解説

旺角やその周辺には、実は観光客向けと言うより地元男性向けの大人の社交場も存在します。

ガイドブックには載らないこれらの裏スポットについて、初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、耳にする専門用語を会話形式で解説します。

Lisa

スノーベル、ネットで‘香港 夜遊び 女遊び’って検索したらサウナとかゴーゴーバーって出てきたけど、普通のと何か違うの?

スチュアート

女性からのその質問、答えにくくて草

スノーベル

ふむ・・・いい質問だにゃ。香港で言うサウナは日本のそれとは別物だ。リラックスするお風呂というより、“マッサージ付きの紳士向けスパ”とでも言おうかにゃ。

大浴場やサウナ室はあるけど、実際は美女たちがいて気に入ったコを選んで特別サービスを受けられる施設だ。

料金も内容もピンキリで、だいたいHK$300~1800くらいと幅広いんだにゃ。当然、日本の感覚で行くと面食らうし、英語が通じない店もあるから注意が必要にゃ。

スチュアート

(マッサージ付きの紳士向けスパ)

Lisa

そ、そうだったんだ…お風呂でゆっくりじゃなくて“大人の遊び”の場なのね。じゃあゴーゴーバーは?香港にもあるの?

スノーベル

香港にはタイのような本格的ゴーゴーバーは実は存在しにゃい。でも近い雰囲気を味わえる場所として、灣仔(ワンチャイ)地区のバーが挙げられるにゃ。

湾仔のロックハートロード沿いにはフィリピン人やタイ人の女性スタッフがいるバーがあって、ステージでダンスを披露したり、お客が女性にドリンクを奢ったりできる。

半分ゴーゴーバーみたいなものだにゃ。ただし、客引きに連れられて知らない店に入ると法外な“レディードリンク”代を請求されるケースもある。行くなら評判を調べて自己責任でだにゃ。

Lisa

なるほど~。ちょっとディープだけど話のタネに覗いてみるのもアリかな。でも怖いし慎重にしないとね…

スノーベル

無理は禁物だにゃ。ちなみに141(ワンフォーワン)とかピンポンマンションって言葉も見かけたかもしれないけど、これは香港独特の一人置屋システムの俗称だにゃ。

雑居ビルの一室一室に女性が待機していて、入口に付いたインターホン(ピンポン)を押して交渉→中でサービスを受けるという流れだにゃ。部屋のドアに“Welcome”札がかかっていれば営業中って合図なんだ。

かつて尖沙咀の重慶大厦(チョンキンマンション)や旺角のビルなどに有名な階があったけど、最近は取締りもあって減ったとも聞く。それでもネット掲示板なんかでは今でも情報交換されているディープな世界だにゃ。

Lisa

ひぇー、そんなシステムが…香港って煌びやかで上品な夜遊びのイメージだったけど、裏側ではそんなディープなこともあるのね。

スノーベル

香港は多面的な街だからにゃ。もちろん普通の旅行者は無理に踏み込む必要はない領域さ。興味本位で手を出すとトラブルに巻き込まれる危険もあるから、女遊び目的でも安全第一で動くことにゃ。信頼できるガイドや現地知人がいない限り、深入りしない方が無難だにゃ。

できるだけ駐在員とか現地の知り合いといった方がいいにゃ。

Lisa

了解…せっかくの旅行だし、怪しい場所より安心できる高級バーとか夜景スポットで十分楽しむことにするわ!スノーベル、ありがとう。

スチュアート

(どう考えても女性が行くところではないけど・・・)

このように旺角周辺にはディープなナイトスポットも存在しますが、初心者にはハードルが高いので無理に行く必要はありません。

香港の夜遊びは何も怪しい場所ばかりではなく、健全で楽しい娯楽が山ほどあります。女性旅行者や初心者の方は無理をせず、前半で紹介したような安全で魅力的なスポットを中心に巡れば十分満足できるでしょう。

ナイトライフを楽しむためのホテルエリアと安全アドバイス

香港で夜遊びを満喫するなら、宿泊エリア選びも重要です。夜遅くまで遊んだ後に長距離移動せず帰れると安心ですし、ナイトライフスポットへのアクセスが良い地区にホテルを取ると効率的です。

以下にナイトライフ重視の旅行者におすすめのエリアをご紹介します。

灣仔(Wan Chai)エリア

中環のすぐ隣に位置し、香港島側のナイトライフ拠点です。

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蘭桂坊のある中環へもタクシーで5分程度と近く、湾仔自体もバーやクラブが集まる繁華街です。高級ホテルから中級ホテルまで選択肢が多く、深夜まで人通りがあるため夜遅く女性が歩いても比較的安心なエリアと言えます。

なお湾仔の一部には前述のような少し怪しいバーもありますが、主要通り沿いの有名店やホテルのバーを利用する限り問題ありません。

尖沙咀(Tsim Sha Tsui)エリア

– 九龍サイドで夜景スポットや高級バーが集中するエリアだけあり、宿泊拠点としても人気です。

Lisa

尖沙咀なら夜景鑑賞やバー巡りを徒歩圏内で楽しめ、終電を気にせず行動できます。5つ星ホテルが多く予算は張りますが、深夜でもホテル周辺にタクシーが待機していることが多く移動も便利です。

繁華街ゆえに若干雑多な雰囲気もありますが、ホテル内のセキュリティはしっかりしています。

旺角(Mong Kok)エリア

– ローカル色の強い旺角周辺にもゲストハウスや中級ホテルが多数あります。

ナイトマーケットで夜更かししたいバックパッカーや、深夜のローカル食堂を楽しみたい人には便利です。尖沙咀ほど洗練されてはいませんが、宿泊費を抑えたい旅行者には良い選択肢でしょう。

ただし狭い路地などは夜遅くなると人通りが減るため、深夜の一人歩きは大通りを利用するなど気を付けてください。

宿選びのポイント: 香港の多くのホテルは門限がなく24時間出入り可能ですが、ごく一部の安宿では深夜に正面玄関が閉まる場合もあります。事前に深夜の出入り方法を確認しておくと安心です。また同伴者を宿泊させる場合、ホテルによっては追加料金が発生したり身分証の提示を求められたりします。トラブル防止のため、ホテルのゲストポリシーもチェックしておきましょう。

まとめ:香港の夜遊びを思い切り楽しもう

煌びやかな高層ビル群のライトアップ、美味しいお酒と共に臨む絶景、路地裏に息づく庶民的な活気――香港の夜遊びには、大人の心を掴んで離さない多様な魅力があります。

洗練された高級バーでラグジュアリーな時間を過ごすも良し、地元の人々に混じって屋台で乾杯するも良し。世界的に有名なナイトクラブで朝まで踊り明かすエネルギッシュな夜もあれば、ゆったり夜景クルーズでロマンチックに過ごす夜もあるでしょう。

初めて香港を訪れる方は、本記事で紹介した尖沙咀・中環・旺角のスポットを中心に計画すれば間違いありません。安全面のアドバイスを守りつつ行動すれば、香港の夜は基本的に安心して楽しめるはずです。

Lisa

光と喧騒に満ちた香港の夜の街は、きっとあなたにとって忘れられない旅のハイライトになるでしょう。ドレスアップして高級ラウンジで乾杯するもよし、カメラを片手に夜市を練り歩くもよし。ぜひ自分なりのスタイルで、香港ナイトライフを思い切り満喫してください。大人の遊び心を満たしてくれる香港の夜に乾杯!

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